2022.08.03

Joshin 試用レポート

ノイキャン・音質がさらに進化したコスパ最強イヤホン!Anker Soundcore Liberty 3 Pro

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Anker ウルトラノイズキャンセリング機能搭載 完全ワイヤレスイヤホン Soundcore Liberty 3 Pro

音質・機能性・使いやすさなど、様々なポイントに特化したイヤホンを使っていると、急に「全部盛り」の圧倒的コスパの良さを感じたくなった。
そこで今回は、個人的にコスパで右に出るものはいないと思っているAnker社から『Soundcore Liberty 3 Pro』をお借りしました。

進化したノイズキャンセリング機能の中で聴く迫力満点のサウンドは、ハデな音が好きな方にはたまりませんよ!ライター:もあ

Anker「Soundcore Liberty 3 Pro」特徴とスペック

  • Anker「Soundcore Liberty 3 Pro」
    Anker「Soundcore Liberty 3 Pro」
  • 機能盛りだくさんのコスパ最強イヤホン
    機能盛りだくさんのコスパ最強イヤホン

モバイルバッテリーなどのデジタル周辺機器で絶大な人気を誇る、Anker社から生まれたオーディオブランド「Soundcore」。

2021年に発売された『Soundcore Liberty 3 Pro』は、高音質コーデック「LDAC」に対応し、独自の「ウルトラノイズキャンセリング」は従来モデルからさらに進化。
4種類のイヤーウィングなど付属品も充実し、充電ケースを含めば最大32時間再生可能な大容量バッテリーなど、イヤホンに欲しい機能が全部盛り!
これだけ詰まって価格が2万円以下とリーズナブルなこともあり「コスパが良すぎる!」と今も愛用者が増え続けているモデルです。
※「LDAC」はAndroidアプリで設定。iPhoneなどのiOS端末は非対応です。

Liberty 3 Proは、高音域用のバランスドアーマチュアドライバーと、低音域用のダイナミックドライバーを同軸上に配置する、同軸音響構(A.C.A.A)を採用。
従来モデルの「Liberty Air 2 Pro」と「Liberty 2 Pro」の、迫力あるサウンドがとても好みだったので、高域と低域が調和して全ての音域を丁寧に表現するこの構造は、期待が膨らみます。

2台の端末に同時接続できる「マルチポイント」に対応し、左右に3つずつ搭載したマイクによってクリアな音声通話もできるので、リモートワークやオンライン授業でも活躍しますよ!

環境に合わせたウルトラノイズキャンセリング

  • 周囲の雑音を自動検知
    周囲の雑音を自動検知
  • 「HearIDテスト」でNC機能の効果を最適化
    「HearIDテスト」でNC機能の効果を最適化

Liberty Air 2 Proのウルトラノイズキャンセリング(以下:NC)機能は、専用アプリで環境に合わせた消音モード(交通機関・屋内・屋外)を切り替えていましたが、Liberty 3 Proは周囲のノイズを検知して、自動でモードが切り替わります。
NC機能のレベルも、駅など騒音が多い場所では「強モード」、屋外でもあまり音がないと「弱モード」と自動で切り替わるので、バッテリーの消費を抑えることに繋がります。

専用アプリ「Soundcore」にある「HearIDテスト」を行うことで、NC機能の効果を最適化できるみたいなので最初に済ませて、実際にNC機能を試してみます。
屋外では車や電車の音、周囲の声はかなり抑えられていますが、機械や電車のアナウンスは少し聞こえやすく感じました。
アプリを見ると場所によって自動でモードが切り替わっているようですが、強モードでもNC特有の圧迫感が少ないので「今強さが変わったな」と実感することはありませんでした。

屋外では気になりませんでしたが、静かな室内で音楽を再生せずにNC機能をオンにすると「サーッ」というホワイトノイズが結構あります。
音楽を聴いていると問題ありませんが、静かな部屋で集中するため耳栓代わりに使いたいという方にはあまり向かない印象です。

イヤホンをつけたまま周囲の音を確認できる「外音取り込み機能」は、全ての音を取り込むモードと音声にフォーカスをあてるモードがあり、アプリから手動で切り替えできます。

外観と付属品の確認

  • セット内容一覧
    セット内容一覧
  • 「Liberty 3 Pro」本体
    「Liberty 3 Pro」本体
  • ノズル部分はオシャレなゴールド
    ノズル部分はオシャレなゴールド
  • 本体同士は磁石でくっつきます
    本体同士は磁石でくっつきます
セット内容 本体、イヤーチップ・イヤーウィング(各4種類)、充電ケース、USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル
質量(約) 7g(片側)
対応コーデック SBC/AAC/LDAC
防水性能 IPX4
※いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない

カラーバリエーションは、ブラック/ホワイト/アイスブルー/ライトパープルの4色。
フェイスプレートは鏡のように光を反射する作りになっていて、ふとした時にキラリと光るのがオシャレです。
ノズル部分の、少しピンクの混ざったゴールドがすごく良い色で、装着すると見えなくなるのがもったいなく感じてしまいます。

本体同士は磁石でピッタリくっつきます。
筆者は出先でイヤホンを外す時、ついケースではなくそのままバッグに入れることが多いのですが、本体同士がバラバラにならないのはとても便利!
今すぐ全イヤホンがこの仕様になってほしいです。

  • イヤーチップとイヤーウィング
    イヤーチップとイヤーウィング
  • 独自構造のイヤーウィングで安定した付け心地
    独自構造のイヤーウィングで安定した付け心地
  • アプリで装着テストができます
    アプリで装着テストができます

イヤーチップと、耳のくぼみに入れて固定するイヤーウィングは、それぞれXS/S/M/Lの4サイズが付属しています(イヤーウィングMサイズは本体に装着済み)。
ノズルが短くあまり耳穴の奥まで差し込むタイプではなさそうなので、イヤーピースのサイズはピッタリ〜少し大きめを選べば安定しそうです。

イヤーピースとイヤーウィングの付け心地がしっくりこない時は、アプリで装着テストを行いましょう。

本体で8時間、ケース込みで最大32時間連続再生可能

  • 石鹸のような丸みのあるケース
    石鹸のような丸みのあるケース
  • 開閉はスライド式
    開閉はスライド式
  • 充電端子はUSB Type-C
    充電端子はUSB Type-C
  • 正面にインジケーターがあります
    正面にインジケーターがあります
ケース質量(約) 45g
充電時間(約) USBケーブル使用時:2時間
ワイヤレス充電器使用時:3.5時間
連続再生時間(約) 通常モード:最大8時間 (イヤホン本体) / 最大32時間 (充電ケース使用時)
NCモード:最大6時間 (イヤホン本体) / 最大24時間 (充電ケース使用時)
LDAC使用時 (通常):最大4時間 (イヤホン本体) / 最大16時間 (充電ケース使用時)
LDAC使用時 (NC):最大3時間 (イヤホン本体) / 最大12時間 (充電ケース使用時)
ワイヤレス充電 対応 ※ワイヤレス充電器が必要です

石鹸のような、高さがあまりなくて丸みを帯びた充電ケース。
フタを上にスライドして開くタイプで、片手で操作できます。
スライドの際にはフタを少し強めに握りますが、ケースは全面マットな質感なので、手垢が付きにくいのがうれしいです。

バッテリーはNC使用時でもケースを含めると最大約24時間と、とてもパワフル!
高音質コーデックのLDACを使えば短くなりますが、それでもケースを併用すれば1日音楽を聴くのには十分です。
ワイヤレス充電(別売)にも対応し、バッテリー面はとても充実している印象です。

音楽を聴いてみた

装着イメージと本体操作方法

  • 装着イメージ
    装着イメージ
  • スマホとペアリング
    スマホとペアリング
  • 本体操作はアプリでカスタマイズできます
    本体操作はアプリでカスタマイズできます

装着イメージ

イヤホンを耳に入れて、少し後ろに回すようにして装着します。
実際にMサイズのイヤーピースを装着し、イヤーフックを全サイズ試してみたところ、SかMサイズくらいの出っ張りはあった方が安定するかなと思いました。
出っ張りを耳のくぼみに差し込んで固定しますが、イヤーフック全体がすごく柔らかくて、蒸れる感じもなかったので、長時間快適に付けられそうです。

ペアリング方法

ケースを開くと自動で電源がオンになるので、スマホのBluetooth設定で「Soundcore Liberty 3 Pro」を選択して接続します。

本体操作方法

音楽の再生/一時停止 右側を2回タップ
曲送り 左側を2回タップ
NC機能/外音取り込み機能の切り替え 右または左側を2秒間長押し
受話/終話 右または左側を2回タップ

※上記の表はデフォルト設定の場合です。専用アプリで各項目の振り分けが可能です。

本体のロゴ部分がタッチセンサーになっていて、音楽の再生/停止などの操作が行えます。
デフォルト設定は上記の表の通りですが、アプリで1〜3回タップの操作が設定できるので、曲送り/戻しやボリューム調整、音声アシスタントの起動など、基本の操作は全て自由に振り分けできますよ。

筆者は曲送りや音量調整をすることが多く、タップするたびに短く鳴る音はなくてもいい派なので、タッチ音をオフに設定できるのは有難いです。

iPhoneで音楽を聴いた感想

  • メリハリの効いたパワフルなサウンド
    メリハリの効いたパワフルなサウンド
  • 「HearID機能」で自分に合った音を測定
    「HearID機能」で自分に合った音を測定

Android版の専用アプリでは、サウンドモードのオーディオ品質優先設定より、ハイレゾ相当の高音質コーデック「LDAC」に切り替えができますが、残念ながらiPhone等のiOS端末は非対応。
ウォークマンも対象外のようなので、今回はiPhoneのAACコーデックで音楽を聴いていきます。

まずは、従来モデルからのドンシャリ気味のハデなサウンドを期待して、相性が良さそうなバンドミュージックを試聴。
低域と高域がハッキリ分かれたようなサウンドは予想通りですが、想像以上に中音域がクリアで埋もれず前に出てきます。
従来モデルは迫力がありながらも少しカジュアルな印象があったのですが、Liberty 3 Proは音全体に厚みが増して音の粒がハッキリわかる、リッチなサウンドになっていると感じました。

「Wasted Nights/ONE OK ROCK」は特にドンシャリ気味のサウンドの中で際立つ中音域の透明感を感じやすく、終盤のこもりやすい高域もキレイに伸びています。
音のバランスは取れていますがまとまりすぎている印象はなく、低域が強めの少し癖があるサウンドで、バンドミュージックやロック、EDMなどハデなサウンドが好きな方にはハマりそうです。
ライブ音源を迫力たっぷりで楽しむのもいいですね!

曲によってはパワフルになりすぎてイメージと違うなと思うこともありましたが、専用アプリに用意されているイコライザー設定で好みの音を作れました。
アプリには自分の音の聴き取りやすさを測定して、適切なイコライザーを作ってくれる「HearID機能」もあるので、音にこだわりのある方は測定をおすすめします。

アプリでイコライザーを設定

  • 豊富なイコライザー設定
    豊富なイコライザー設定
  • 専用アプリにはイコライザープリセットが豊富に用意されていて、曲によって使い分けできるものが22種類、音楽グラミー賞を受賞した方がカスタムしたものが14種類あります。

    デフォルトの音は、家で落ち着いて聴く時には少し向かないかなという印象でしたが、イコライザーで「アコースティック」に設定すると、高低域の差が少なくなってフラット気味の落ち着いたサウンドを楽しめました。
    イコライザーは自身で自由に設定することもできるので、好みの音を追求するのも楽しそうです。

まとめ

完全ワイヤレスイヤホンを選ぶときに注目することが多い、音質・NC機能・バッテリーが全て申し分ない高レベルの『Soundcore Liberty 3 Pro』。
さらに多くの方が快適に装着できるであろう工夫や、自分好みの設定にできる専用アプリもあって金額が2万円を切るとあれば、これはもう「コスパ最強!」というほかありません。

音源そのままではなく、少しパワフルなサウンドにするという癖がありますが、ハデな楽器の音が好きな方は、他のイヤホンでは満足できなくなるくらいドンピシャだと思います。

完全ワイヤレスイヤホンデビューの方、今持っているものより少しランクを上げたいと思っている方におすすめですよ!
2022.08.03 (もあ)

スタッフが使ってみました

この商品は、弊社自社サイト「Joshin webショップ」にて販売中です。(※外部サイトへリンクします。)

今回使用した音源 ※別カートです

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