2021.08.25

Joshin 試用レポート

女性のためのスマートウォッチ「Garmin Lily Sport/Classic」

メイン画像
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ガーミン スマートウォッチ Lily Sport/Classic

女性のためのスマートウォッチ『Garmin Lily(リリー)』を買いました。
購入の決め手は、今までのスマートウォッチで中々なかった、やや小ぶりのアナログ時計のようなフェイスサイズ!
高級感のあるデザインに憧れていた別のスタッフも愛用しはじめ、社内でプチブームがおこっています。

アクティブなシーンで使いやすいシリコンバンドの「Sport」と、高級感が漂うレザーバンドの「Classic」の2種類があり、どちらもファッション性の高いデザイン。
スマートウォッチはカジュアルすぎるイメージ・・・と思っている方におすすめのエレガントな雰囲気です。

オシャレな見た目に惹かれて購入したら、心拍数や睡眠モニタリングだけでなく、女性特有の生理周期・妊娠経過のトラッキングまで出来て、機能もすごかった!
そんな声が広まり、身近で愛用者が増えつつあるLilyをレビューしていきます。 ライター:もあ

女性の健康をサポートする「Garmin Lily」

  • 「Garmin Lily Sport」パッケージ
    「Garmin Lily Sport」パッケージ
  • シリコンバンドとレザーバンドがあります
    シリコンバンドとレザーバンドがあります

「スマートウォッチ」と聞くと、モニター画面が大きく、機械っぽさが強いものが多いイメージ。
デジタルらしいものやアナログ時計らしいものなど、デザインの幅が広がるわりには「フェイスサイズ、ちょっと大きいんだよね」という点は平行線のまま。

そう思っていたら、小柄なスタイルと、ディスプレイにうっすらと入った幾何学模様が目を惹く『Garmin Lily』が登場 。
数多くのスマートウォッチを手掛けるガーミンが、女性ユーザーに向けて作ったLilyは、アクセサリーのように付けられるコンパクトサイズが特徴。

消費カロリー・水分補給・睡眠モニタリング・体のエネルギー状態を数値化するガーミン独自の指標「Body Battery」機能に加え、女性特有の生理周期や妊娠経過のトラッキングが確認できます。
さらにアップロードによって、睡眠中や今の状態の血中酸素も測定できるようになり、日常的にログを取りたい方や、ジョギングやサイクリングといった体を適度に動かす方をサポートする機能がしっかり搭載されています。

Lilyは、ネクタイが入っていそうな高級感のあるデザインの、縦長のパッケージに入っているので、女性へのプレゼントにもちょうどよさそうです。

  • セット内容一覧
    セット内容一覧
  • 女性の腕になじむ小さなケース
    女性の腕になじむ小さなケース
  • 背面
    背面

セット内容:本体、チャージングケーブル、クイックスタートマニュアル
サイズ(約):幅34.5 × 高さ34.5 × 奥行10.15mm
質量(約) :24g
防水機能 :5ATM(50m防水)
※5ATM:水深50mに相当する圧力に対応

本体は女性の細い腕になじむコンパクトサイズで、ガーミンの丸形ケースのスマートウォッチの中では最小・最軽量です。
ケースサイズは直径約3.4cmと、小さいけれど画面を見るには充分な大きさで、レンズにはうっすらと幾何学模様が入っています。
画面表示の邪魔をせず、主張もしすぎないこの模様が、もう本当にかわいい!
操作はすべてタッチセンサーなので、ケースの周りにボタンが1つもなく、スッキリとしているのもGOOD!

5ATMの防水性能を搭載しているので、雨の日でも故障の心配はなく、本体をつけたまま洗い物もできます。

シリコンバンドの「Sport」と、レザーバンドの「Classic」

  • シリコンバンドとレザーバンドの2タイプで展開
    シリコンバンドとレザーバンドの2タイプで展開
  • 装着イメージ
    装着イメージ
  • ベルト穴が多くてサイズを合わせやすい
    ベルト穴が多くてサイズを合わせやすい

Lilyは、シリコンバンドとアルミベゼルを使用した「Sport」と、レザーバンドとステンレスベゼルの「Classic」の2タイプで展開しています。
カラーバリエーションも豊富で「Sport」はWhite / Light Sand / Deep Orchid。
「Classic」はPaloma / Black / Whiteの各3色ずつがあります。
ディスプレイは6種類すべて異なる柄の入ったパターンレンズになっていて、自分に合うデザインを選ぶのが楽しいです。

  • スポーツシーンにもピッタリな「Garmin Lily Sport」
    スポーツシーンにもピッタリな「Garmin Lily Sport」
  • オフィススタイルにも合う「Garmin Lily Classic」
    オフィススタイルにも合う「Garmin Lily Classic」

筆者は、しなやかで軽やかに装着できるシリコンバンドが好みで、ちょっと個性的なバイオレットカラーの「Deep Orchid」をチョイス。
肌がブルーベースで、ブルーやモノトーンを好む筆者のファッションと相性ピッタリです。

一方、以前レポートした「VIVOMOVE-LUXE」を見てから、高級感のあるスマートウォッチに憧れていたスタッフはレザーバンドを選択。
カラーは大人っぽい「Black」にして、オフィススタイルや黒のレザーバッグと合わせています。
アナログの時計針がある「VIVOMOVE-LUXE」と比べるとデジタル感はあるけれど、重量が半分以下で、ずっと付けていても負担にならないのがとてもいい!と大満足の様子。

バンドは取り替え可能で、それぞれ別売であるので(Joshin webでも取り扱いがあります)、汚れたりデザインに飽きてしまっても長く愛用できますよ。

ディスプレイの確認

  • 中央の〇をタップしてメニューを選択
    中央の〇をタップしてメニューを選択
  • 【動画】「Garmin Lily」操作方法
    【動画】「Garmin Lily」操作方法

腕を傾けるかディスプレイをタッチすると、時刻のあるメイン画面が表示されます。
ディスプレイサイズは小さめですが、明るい白文字の表示がとても見やすいです。

メイン画面のまま左右にスライドすると1日の運動量や健康状態、カレンダー、水分量などを確認。
下にスライドすると、着信や通知、音楽の再生などスマホと連携して使える項目がならんでいます。

ディスプレイ下部の中央には小さな〇印があり、メイン画面の状態でここをタップすると、アクティビティ/ウォッチフェイス/血中酸素/アラーム&タイマー/設定の確認ができます。

バッテリーは最大約5日間

  • チャージングケーブル
    チャージングケーブル
  • 本体左端を挟んで充電
    本体左端を挟んで充電

使用可能時間:約5日間持続

充電は付属のチャージングケーブルを使い、フェイス裏面の充電端子部分にクリップで挟むようにして充電を行います。

使用可能時間は約5日間と記載されていますが、あまり運動をしない筆者が数ヶ月使用している印象では3〜4日で充電を行っています。
稼働時間は光学式心拍計の設定やスマホの通知量など、環境によって異なることがあるので充電はこまめに行った方がよさそう。
充電スピードが速いので、お風呂に入るタイミングで充電すれば、次の日1日充分に使えますよ(烏の行水でなければ…)。

アプリで管理できるヘルス&フィットネストラッキング機能

  • スマホ専用アプリと接続
    スマホ専用アプリと接続
  • 日々の活動ログが管理できます
    日々の活動ログが管理できます

スマートウォッチはスマホと接続してこそ実力を発揮するので、開封したら真っ先にスマホアプリ「Garmin Connect」をダウンロードして本体とBluetooth接続しましょう。
本体のバッテリー残量が少ないと上手く同期できなかったので、充電してから接続した方がよさそうです。

アプリのメイン画面には現在の心拍数やBody Battery、ストレスレベルなどがリアルタイムで表示されています。
画面下のカレンダーをタップすると1ヶ月分の活動ログが一覧で表示されて、過去のデータが振り返りやすい!

  • 毎日のステップ数を細かく見る
    毎日のステップ数を細かく見る
  • 健康状態もしっかり管理
    健康状態もしっかり管理

アプリでは1日の目標歩数を決められ、達成すると「〇日連続達成」とディスプレイに表示されるのでモチベーションも上がります。
上がるけれど・・・1ヶ月のステップ数を一覧で見ると、これ家から一歩も出てないなという日がちらほら・・・。
外出自粛のため、家でおとなしくしていたといっておきます。

水分量の管理は、水分をとるたびにアプリを開くよりも、忘れないように本体から飲んだ分を追加していました。
脱水や熱中症対策のためにも、しっかりと管理しておきましょう。

どのぐらいのストレスを感じているかを数値化する「ストレスレベル」や「Body Battery」も、1日ずつ細かく確認できます。
Body Batteryは、心拍数やストレスレベル、睡眠の状態から身体的エネルギーの残量を測定するガーミン独自機能で、数が大きいほどエネルギーが充分にある状態を表します。
ハードな運動を長時間すると、Body Batteryレベルが極端に下がることもあるので、無理をしすぎないための指数になります。
スタッフが体調が悪い日にBody Batteryを確認すると16%しか残っていなかったりと、目安として「結構正確!」と喜んでいました。

2021年4月よりガーミンのウェアラブルデバイスに追加された「血中酸素トラッキング」機能にも対応し、血液内の酸素量を数値化することで、肺などに異常がないかなど健康状態をチェックできます。
24時間、睡眠中も計測するのでアプリをみれば体調の変化がすぐに確認できますよ。
睡眠時に無呼吸症候群になっていないか心配でしたが、問題なさそうです!よかった!

まとめ

エレガントで女性らしいデザインが魅力的なスマートウォッチ「Lily」。
一般的なスマートウォッチよりも小ぶりで、アクセサリーのように重さを気にせず付けられます。

Suicaなどの支払いや本体でのGPS機能は非搭載ですが、日々の健康状態や活動ログを管理するには充分な機能が備わっていて、アプリでの管理もしやすいです。
GPSはアプリのGPSトラッキング機能を使えば管理でき、実際に自転車で少し走ってみたところ、位置は正確でした。

個人的には、大きな衝撃を受けた時や操作によって、登録してある緊急連絡先に通知が届く「緊急時のセーフティ機能」が搭載されているのもうれしいポイントです。
突然の事故など「いざ」という時のため、あると安心します。

カジュアルすぎない、オシャレなスマートウォッチがほしい方にピッタリです!
パッケージから高級感があるので、プレゼントにも喜んでもらえますよ。

2021.08.25 (もあ)

スタッフが使ってみました

Garmin Lily Sport

Garmin Lily Classic

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