初心者でも大丈夫！奏でる楽しさを味わえるカシオ『61鍵 光ナビゲーションキーボードLK-530 / LK-330』

カシオの『光ナビゲーションキーボード(以下：光ナビ)』は、鍵盤が光って弾くところを教えてくれるキーボード「Casiotone」。
指1本から奏でる楽しさを味わえる「らくらくモード」や、3つのステップで練習ができる「ステップアップレッスン」など、ピアノ初心者の方をサポートする機能が搭載されているので、初心者をはじめ幅広い層に人気を誇っています。
ピアノ経験者だけど楽譜を読むのが大の苦手だよという筆者のような方にもピッタリ！

今回は光ナビより、J-POPのヒット曲やなつかしの名曲、アニメやクラシックまで200曲を内蔵した『LK-530』と、「ドラえもん」や「ミッキーマウス・マーチ」など子どもに人気の曲を含む120曲を内蔵した『LK-330』をレポートしていきます！

『LK-530』は、「新時代」や「ミックスナッツ」などのJ-POPのヒット曲やなつかしの名曲まで、バラエティに富んだ200曲を内蔵。
一度は耳にしたことのある曲が沢山入っているので、弾いてみたかった曲にも出会えそう。
光る鍵盤を追いかけてレッスンができたり、付属のマイクでカラオケもできたりと、とにかく幅広く楽しむことができます。

光ナビはピアノを始める子ども向けというイメージを持たれている方もいると思いますが、近年では趣味としてピアノを始めたいという大人の方にも人気が高まっているんです。
フロントパネル部には、ここ数年大人世代でトレンドになっているグリーンを採用し、世代問わず使いやすい落ち着いたデザインです。

鍵盤数は61鍵と、一般的に採用されている88鍵よりは少ないものの、内蔵曲のラインナップを見てみるとたいていの曲は61鍵盤で弾くことができるんだなという印象。
鍵盤が少ない分、サイズもコンパクトに抑えられているので、場所を取らずに使えます。

鍵盤のタッチは軽めなので、初心者の方も気軽な感覚で演奏を楽しめます。
背面には端子類がズラリと配置し、ACアダプターを使用する際は電源端子(DC 9.5V)に差し込んで使用します。
近くにコンセントがない場所で使用する際は、単3形乾電池6本(別売)を本体の裏側にある電池ケースに入れて使用することも可能です。
PHONE/OUTPUT端子にヘッドホン(別売)を接続すると、夜間でも周囲に気兼ねなく演奏が楽しめますよ。

フロントパネル部がより見やすくなりました

前モデル(LK-520)とフロントパネルを見比べると、⾊⾯が増えてエリア分けがハッキリし、視認性もアップしています。
1曲をマスターするのに3段階に分けて練習を行う「ステップアップレッスン」ボタンは、1→2→3と順番にレッスンを行うという流れが分かりやすい！
ダイヤルを回して曲を選べる使いやすさは、前モデルを踏襲しています。

※鍵盤を光らないようにするには
「機能/設定」ボタンを押して「セッテイ」ボタンを選択、キーライトをオフにしたらOK！

ゲーム感覚で楽しく弾ける「ソングバンクプラス」アプリ

LK-530をスマホやタブレット等と接続して、専用アプリ「ソングバンクプラス」を使うと、本体に内蔵する200曲以外にもダウンロード購入して曲を転送することが可能です。
接続方法は、ケーブル接続とBluetooth接続がありますが、専用のワイヤレスMIDI＆AUDIOアダプター「WU-BT10（別売）」を装着すればケーブルいらずで転送できます。
※「LK-530内蔵曲」はソングバンクプラスからキーボード本体に転送できません。

アプリ内の「メロディーマスター」では、スマホ画面の上から落ちてくるピアノロール(子ども向けに設定すると★)に合わせてゲーム感覚で演奏することができます。
自分の演奏が聴ける録音機能や採点機能もあるので、上達を実感しやすいです！
ちなみに筆者も「アラベスク」という曲でチャレンジしてみたのですが、10回以上挑戦してようやく100点をとることができました！
片手のみや、テンポをゆっくりに設定することもできます(筆者はテンポを10ほど下げました)。

『LK-330』は、子どもに人気のアニメ曲や世界の童謡など120曲を内蔵し、歌ったり弾いたりして楽しめます。
もちろん、光る鍵盤を追いかけて演奏する「光ナビゲーション」機能や「らくらくモード」「ステップアップレッスン」も搭載しているので、初めてピアノを触る子どもでも安心！
LK-530と同じ61鍵なので、横幅の大きさは変わらないですが、奥行は約2mm・高さは約11mm小さく、重さは約1.2kg軽いです。
角がより丸みを帯びたデザインなので、実際はもっと小さいのでは…？と思うほどコンパクトに感じます。

フロントパネル部の差し色として採用しているカラーは、2023年女子人気カラーNO.1のパープル！
王道のピンクじゃないの！？と驚きましたが、最近はラベンダーカラーのランドセルを背負っている子も増えているよなぁと納得しました。

フロントパネル部は、LK-530よりもボタンの数が少なく、シンプルにまとまっています。
パネルの上部には譜面立てを差し込む溝があります。
この溝になっている部分は、グリップとしても活躍するので移動もラクチンです。
小さな子どもにも扱いやすいかと思います。

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• スタッフ：もあ
  ピアノ歴：なし(楽譜読めない)　　挑戦曲：きらきら星

  ひたすら1と2を繰り返し練習して弾けるように！

  楽譜が読めず鍵盤の「ド」がどれかも分からない、これ以上ないピアノ初心者です。
  今回は小学生の時に弾いた記憶がなくもない「きらきら星」に挑戦したところ、数回の練習でレッスン1と2の光る鍵盤を追うことはできるように。
  光ナビゲーションのないレッスン3はかなり苦戦しましたが、押す鍵盤を覚えて何とか形になりました！

  ひたすら1と2を繰り返し特訓できるのが良かったです。
  「きらきら星」は使う鍵盤がド〜ラと少なく、同じメロディーの繰り返しが多かったので弾けるようになるまで早かったですが、もっとたくさんの音を使う曲は難しいだろうなと思います。
  内蔵されている流行りの曲はどれもかなりレベルが高いですが、レッスン1や2の光ナビゲーションで少しずつ練習したら弾けるようになるかなあ。

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• 楽譜が読めなくても「演奏する楽しさ」を味わえるカシオの「光ナビゲーションキーボード」。
  鍵盤が光って弾く場所を教えてくれたり、自分のペースで繰り返し練習ができる「ステップアップレッスン」など、初心者の方でも演奏できるようになる機能がバッチリ搭載しています。
  単に演奏するだけでなく、アプリを使ってゲーム感覚で練習できる「メロディマスター」や、付属のマイクでカラオケができたりと、とにかく幅広く楽しめます。

  1点惜しいポイントを挙げるなら、弾き語りをしたいときなどにマイクホルダーの高さ調整と角度調整ができないこと。
  机とイスの高さにもよりますが、マイクの位置が低くて声をあまり拾っていない…！？と感じることがありました。
  ただ、ケーブルの長さは十分にあるので、カラオケとして楽しむことができましたよ！
  2023.11.13 (くれあ)