2022.12.18

Joshin 試用レポート

映画館やスタジアムをリビングに!サウンドバー不要で立体音響を楽しめるビエラLZ2000!

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パナソニック 55型 有機ELパネル 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵テレビ TH-55LZ2000

スポーツ大会や、年末年始の歌祭、お笑い番組、好きなアイドルグループのライブ動画、今年こそは大画面で楽しみたい!!
ただ、テレビの買い替えを真剣に検討しだすと、メーカーや機能もさまざまでベストの1台を選ぶのがとても難しいという壁にぶつかる。
そんな時「フラッグシップのテレビなら間違いないでしょ!」とお声掛けをいただいたので、パナソニックのオフィスに『ビエラ LZ2000』を見にいってきました。 ライター:ジョニ

パナソニック 55型 有機ELパネル 地上・BS・110度CSデジタル 4Kチューナー内蔵テレビ TH-55LZ2000

  • 繰り返される動画コンテンツに食らいつく買い替え検討者
    繰り返される動画コンテンツに食らいつく買い替え検討者
  • 音の跳ね返りで爆音に包まれる花火大会の再現デモ
    音の跳ね返りで爆音に包まれる花火大会の再現デモ
セット内容 本体、リモコン、乾電池、スタンド(スイーベル式)、転倒防止部品など
サイズ(約) 幅122.7 × 高さ79.2 × 奥行34.8cm(スタンド含む)
質量(約) 24.5kg(スタンド含む)

パナソニックの事務所で見せていただいたのは、自発光ディスプレイと立体音響技術にこだわったという『TH-55LZ2000』。

まずは花火大会の映像で画質をじっくりとチェックすると、夜空と花火、街灯の明暗がしっかりと再現されていた。
闇夜も黒つぶれせずよりリアルに感じ、スポーツの映像では動画性能もボケがなく、色もくっきりキレイ。
さすがはフラッグシップ有機EL。このテレビで映画やドラマを楽しめるなんてどんなに幸せか妄想を膨らませる。

最初はキレイな映像に見入ってしまうが、実は音のインパクトの方が大きかった。
花火がテレビの上付近で鳴り響くのだが、それが反響して音に包まれる感じ・・・まるで実際に花火大会の会場にいる感覚になるのだ。

  • 進化したというリモコンをよく見ると
    進化したというリモコンをよく見ると
  • 人気のネット動画アプリがずらり
    人気のネット動画アプリがずらり
  • 横顔と端子部分
    横顔と端子部分

リモコンの下部に「ネット動画アプリダイレクトボタン」が8個もついているのはとても便利。
さらによく見てみると、上部には「マイアプリボタン」を発見。
これはお気に入りのアプリをひとつだけ登録し、テレビのチャンネルを変えるのと同じ感覚でアプリに切り替えができる、非常にありがたいボタンだ。
内蔵アプリも豊富で、人気のアプリはどれもおさえているのでお気に入りのアプリがきっとあるはず!

揺さぶっても動かない!転倒防止スタンド

  • 背面にある転倒防止スタンド
    背面にある転倒防止スタンド
  • ボタンをカチッとして固定
    ボタンをカチッとして固定
  • 懸命に台を揺さぶるおじさん2人
    懸命に台を揺さぶるおじさん2人

スタンド底面の吸盤吸着構造による、転倒防止スタンド機能をチェック!
固定方法は、中央にあるボタンスイッチをスライドさせるだけととても簡単。
「これだけで本当に大丈夫?」と不安になり、大人2人でこれでもかと台を揺さぶってみたが、倒れない。本当に大丈夫のようだ。
これなら、そこそこの地震やこどもの力ではびくともしないだろう。
テレビ台にピタッと吸着することで、テレビ台から滑り落ちる心配もないので安心する。
スタンドは首振りタイプなので、吸着固定後も角度を気軽に変えることができる構造となっている。
首振り構造はテレビ裏の掃除や端子の接続などしやすく、こだわり派にはうれしいポイント。

  • テレビ下側にはクリアな音を実現する前向きのスピーカー
    テレビ下側にはクリアな音を実現する前向きのスピーカー
  • これがラインアレイスピーカーの正体
    これがラインアレイスピーカーの正体
  • 横方向に音を広げるワイドスピーカー
    横方向に音を広げるワイドスピーカー
  • おなじみになった上向きのイネーブルドスピーカー
    おなじみになった上向きのイネーブルドスピーカー

「いいテレビ」の条件とは、画質にこだわるのはもちろん、それに負けないくらいの高音質を持ったテレビではないだろうか。
各メーカー、フラッグシップのテレビになると画と音のどちらもいいものをと開発に励むんだけど、薄型テレビで実現できる音質には構造上限界がある。
薄い板1枚から、いかに工夫していい音を出すか、他機種と違う音を実現するか。音質面は各メーカーのがんばりどころでもある。

「いいテレビ」勝負の分け目に注目するべく、1番音にこだわったテレビというLZ2000の音の作り方に目を向けてみよう。
画面の下にラインアレイスピーカーを前向きに配列、その数がなんと55型タイプで14個!
普段はカバーで隠れているけど、今回は特別に実際に内蔵されているユニットを見せてもらった。
ラインアレイスピーカーは音同士の干渉を抑え遠くまで強い音を鳴らすことができ、映画館などでも使われている。
部屋の中を劇場に見立てると、座席(視聴位置)がどこであっても、いい音を届けることができるシステムになっているようだ。

その他、パナソニックのフラッグシップテレビではおなじみになった上向きのイネーブルドスピーカー、さらに横向きのワイドスピーカー、ウーハーなどを合わせると、なんと55型で19個ものスピーカーを搭載! 65型以上のサイズなら、20個以上を搭載することになる。
さすがにスピーカーの数勝負でLZ2000に勝てるテレビはそうはないだろう。
もちろん無駄にスピーカーを増やしたわけではなく、立体音響をテレビ単体で実現するために工夫した結果とのこと。

映画館で見るような臨場感をテレビ単体で実現できるならまさに「いいテレビ」と言えるのだが、実力に関しては聴いてみないとわからない。
そこで、実際に立体音響を体験試聴してみようと思う。

立体音響を実感できるサウンド技術に注目

  • お部屋にあわせた最適な音質に自動調整
    お部屋にあわせた最適な音質に自動調整
  • 視聴する場所までピンポイントで音をとどける
    視聴する場所までピンポイントで音をとどける

聴く位置や状況に合わせて様々な音の聴こえ方を楽しめるようになっている「サウンドフォーカス」機能を試してみた。
ラインアレイスピーカーの特長を使って、狙った場所に音をピンポイントで届けることができるようだ。

  • 【動画】利き耳合戦!?音に包まれているのは誰でしょう
    【動画】利き耳合戦!?音に包まれているのは誰でしょう
  • ピンポイントモードで視聴者の席にダイレクトに音を届けてみよう。
    画面はポイントを操作して音のビームで狙い撃ちしているように見え、ポイントで狙われた人は音に包まれることになる。

    これは実際の生活シーンにあてはめると、ソファやキッチンなど、個別の場所を狙い撃ちできるということだ。
    そして狙えるということは、勉強中や就寝中の人を避けることもできるということ。
    耳に不安があり大きい音が欲しい人だけ音量を大きくする「スポットモード」などもあり、様々なシーンに合わせたモードが搭載されている。

筆者的に気に入ったのが、カフェのように部屋中を音で満たす「アンビエントモード」だ。
部屋から1度退室してアンビエントモードに変更、大音量でジャズライブの映像を流した状態で入室してみると、部屋中に音が満ちていて、目の前にあるテレビから出ている音とは思えない、何とも不思議な体験をした。
これはBGMとしてテレビを鳴らしたいときに使えそうだ。

以上のことから、LZ2000がスピーカーとしても十分機能しているということと、立体音響の効果をさまざまなモードで実感できた。
最近はテレビと一緒にサウンドバーの追加購入をすすめる口コミなどを多く見かける。
実際、テレビ単体の音に期待するよりは、サウンドバーを使用したほうが手軽にホームシアターを実現できるのは事実だが、追加購入費を含めるとテレビの買い替えのハードルは一層跳ね上がってしまう・・・。
「LZ2000はテレビにサウンドバーが合体しているようなものなので、その辺の追加費用の心配がないですよ」
セールスさんの上手いささやきに心が揺らぐ。

まとめ

テレビよりネット、スマホがあれば十分!という声をよく聞くようになって久しい。
テレビ離れ問題は深刻で「テレビなんてほとんど見ない」「平日は30分見れるかどうか」実際にこんな状態の人は多いのではないだろか。自分もまさにそうだった。

でも本音は冒頭で言ったように、大画面のテレビがリビングにあって、好きな音楽バンドのライブや野球、サッカーの試合を見れたらいいなと思っているし、スマホで見ている動画もテレビだと迫力が増してもっと楽しめることもわかっている。
しかし「忙しくて視聴時間が短いから」「テレビがなくても問題ないから」という理由で、テレビの買い替えをスルーしてしまうのだ。

考え方を変えてみると、貴重な時間だからこそ、最高のテレビで充実のテレビライフにしたい!
わずかな視聴時間をリッチな体験に変えることができるなら、暮らしが豊かになるのは間違いないだろう。
「LZ2000はリビングに家族を集める最強の娯楽装置!家族みんなの自分時間をより充実させてくれるに違いない!」

そうLZ2000に染まりきって帰宅。
さっそく奥さんに話した結果、我が家の財務担当の力が強すぎる現実の壁にぶつかった。
理想と現実は別だけど、買い替えを検討している方におすすめできるテレビの最右翼になっているのは間違いない。 2022.12.18 (ジョニ)

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