2021.09.13
Joshin 試用レポート
手のひらサイズのミニチュアジオラマ!みにちゅあーとキットの「アーヤと魔女」を作ってみたよ
さんけい ノンスケール みにちゅあーとキット スタジオジブリmini アーヤと魔女 シリーズ
お店で見かけて挑戦してみたいと思っていた、さんけいのミニチュアジオラマ『ノンスケール みにちゅあーとキット』。
パーツが全て紙で出来ていて、パーツを重ねて立体的にしながら、小さな世界を作っていきます。
色々なシリーズがありますが、今回はスタジオジブリの「アーヤと魔女」シリーズをスタッフが作ってみました!
ライター:ぴよこ
さんけい みにちゅあーとキットは、手のひらサイズの小さな箱!
さんけいの『みにちゅあーとキット』はかわいい小さなパッケージで、最後は箱のフタの上に小さなジオラマが完成します。
ジオラマパーツは全て箱の中!さっそく開けると、厚手の紙にレーザーの切り込みが入ったパーツなどがいっぱい出てきた!当たり前だけどパーツが小さい!
レーザーシートにはキャラクターや小物の形の切り込みが入っており、英数字も掘られています。
使うパーツは、説明書に図と英数字で表記されているので、しっかり確認しながら作業を進めていきましょう。
作るのに必要な道具は、カッター、ピンセット、接着剤、カラーペン(色を塗るパーツがあります)、あればカットする時の下敷きを用意してください。
説明書に記載の道具以外でオススメなのが“つまようじ”。
筆者は手放せない道具でしたので、あると便利ですよ!
筆者がみにちゅあーとキットを作る様子
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ということで、実際に筆者が『ミミズを隠すアーヤ』を作る様子を、間違えた様子も含めて動画に収めました。
パーツをカットする→接着する、が基本ですが、しっかり説明書を見ないとパーツを貼り忘れたり、パーツの裏表を間違えたりします。このセットで特に小さい!と思ったところは、壁から出るミミズと、ミミズを持つアーヤの指、熊の口、時計、タンスの引き出しの取っ手です。
これらのパーツに接着剤を貼る際に(それ以外でも)、筆者はつまようじに接着剤をのせてから、パーツにつけていました。
じゃないと、パーツが接着剤まみれになる、なんてこともありそうな小ささなのです。
そうして苦労して完成させたジオラマがこちら。
イイカンジですね!フタの上の世界というのがまたいい!
フタの裏側にジオラマを貼るので、裏返せば箱の中にジオラマがすっぽり戻っていきますよ。
このセットは特に色合いが明るいので、とってもかわいい雰囲気が出ています。
タンスの上に小さな小物をいっぱい乗せましたが、めっちゃ可愛いですね!
「くまの口の部分までいる!?」と思っていましたが、いりますね!満足です!
動画をご覧になった方は分かるかと思いますが、何の違和感も醸していない壁紙は…ジオラマの裏を見ると「アレ!?」な仕上がりになっております。
筆者の失敗その1『アーヤに服を着せ忘れる』
お客様が失敗されないように、筆者の失敗を晒しておきますね。
作業を進めるとパーツを抜いたシートが手元に残りますが、いつまでたっても切り抜く事がないパーツがあるシートが、ある。
ずっと「いつ使うのかな…」「まだかな…」「でも説明書にあのシートの英数字もう出てこないのよね…」「…これ服じゃね?」「服やん!」
アーヤ、服、着忘れていました。
服のパーツを貼った後に腕のパーツを貼るはずでしたが、もう腕パーツはしっかり密着!
しかないので、腕パーツの接着面をカッターで切って外し、服パーツを接着させました。なんの問題もございません。
その後、足の黒いパーツも貼り忘れている事が発覚し、慌てて差し込み、向きを間違え、貼りなおした結果、なんだかモケモケした足が完成。味です。
何か1つでもシートにパーツが残っていたら、使い忘れですのでご注意を。
筆者の失敗その2『壁紙を貼る面を間違える』
筆者は、過去にもミニチュアのパーツを作り間違えて壁紙を剥がしてしまい、家を不良物件にしたことがありますが、今回も壁紙でやらかしました。筆者がクロス職人だったらと思うとゾッとします。
パーツの凹凸のみに注目して壁パーツに壁紙シートを貼ったのですが、パーツには裏表があり、筆者は気づかず裏面に壁紙シートを貼ってしまいました。
2枚の壁を組み合わせる時にどうにも合わず「なんでだ?」と壁を回転させ続けた時に判明し、そのころには壁紙がしっかり密着!
希望を捨てずに剥がした結果、不良物件の完成です。
アカーン!と絶望した後、頭をフル回転させて壁紙を貼った壁ごとコピー機にかけ、コピーしたものをカットして、壁紙を複製させました。完成したジオラマの裏を見なければ全然問題ありません。
他のシリーズもスタッフたちで作りました
他のスタッフたちも『パーツの裏表を間違えて貼る』の過ちはしていたようで、スタッフの中ではみにちゅあーとキットの失敗あるあるでした。
筆者は制作に撮影しながら2時間30分で作り、他のスタッフたちは約2時間ほどで作り上げていましたよ。
先にパーツを切っておくと、裏表が分からなくなる場合があるので要注意です!
小さいので失敗してもパッと見では分かりにくいですが「完璧な仕上がり」を目指す方は、しっかり説明書を見て、パーツの裏表を間違えずに注意深く作ってみてください。
ミニチュアに挑戦してみたいな…という方にも作りやすいサイズですし、筆者もスタッフも「1個作ると、もっと作りたくなる…」というほど夢中になれました。
まずは1つ!制作するのに挑戦してみてはいかがでしょうか。
2021.09.13 (ぴよこ)