2022.05.10
Joshin 試用レポート
さりげなく筋トレ!?"マルチ"なトレーニンググッズで全身の筋肉を喜ばせよう!
カワセ 鉄人倶楽部 曲がるウエイト&マルチコンパクトトレーニング
筆者の肉体に何度も悲鳴をあげさせた、カワセのフィットネス・トレーニング器具ブランド「鉄人倶楽部(アイアンマンクラブ)」。
まだアイアンマンになれていないからか、今回は腕や脚に巻いてトレーニングが出来る「曲がるウエイト」と、腹筋、上半身、下半身、etc.……全身を鍛えられる「マルチコンパクトトレーニング」が事務所に送られてきた。
いいだろう、全身の筋肉を喜ばせようじゃないか。
ライター:ガッくん
"マルチ"なトレーニンググッズ!
人は何かと効率を求めるものである。
一挙両得、一石二鳥、という言葉があるくらい、人は少ない回数でより多くのものを得たい生き物なのだ。
それはトレーニングにも同じことが言える。
限られた時間の中でより多くの部位を鍛えたいし、より少ない回数で最大の効果を得られるのがトレーニングの理想だ。
だが、なかなかどうしてそれが難しい。
何か良いものはないかなあ、ながらトレーニングとかできたら最高なのになあ。(チラッチラッ)
そんな想いを抱く方にオススメなのがこのアイテム!
「曲がるウエイト」と「マルチコンパクトトレーニング」!
今回レポートするこの2点は、ながらトレーニングに最適な"マルチ"な使用方法が特徴的!
ここからはその"マルチ"な使い方を実例を交えながらレポートしていくぞ!
日常の何気ない動作が筋トレになる「曲がるウエイト」
直径(約) | 2cm |
---|---|
長さ(約) | 【0.3kg】 45cm |
【0.5kg】 70cm | |
【0.75kg】80cm |
従来のダンベルは重さがある代わりにある程度のサイズもあり、かつ使用するためには必ず手に持つ必要があった。だが、この「曲がるウエイト」は一味違う。
それがこのアイテムの最大の特徴である「自由自在に曲がる」というポイントだ。
腕や足はもちろん、少し変わったところではラケットに装着することで負荷をかけることができるのだ。
各色2個で1セットになっており、本体がピンクの0.3kg、グリーンの0.5kg、ブルーの0.75kgが用意されている。
1番重いブルーでも片側1kg未満というところで「そんな重さで大丈夫か?」という声が聞こえてきそうだが、そこは大丈夫だ、問題ない。
さりげないトレーニングを演出
これは筆者がオフィスで働くシーン。
せっせと社内を歩いたり、電話対応したり、パソコンカタカタしたり……一般的な会社員の日常ですね。
おや?何やら変わったものを身に着けているぞ?なんだ、これは。
筆者「あ、これ、ウエイトなんですよ(ドヤァ)」
え、え〜!?働きながらもトレーニングしてた、ってコト?!(茶番)
その通り。この「曲がるウエイト」をちょい足しすることで些細な日常の動作が筋トレに早変わりするのである。
さっき1kgもないとか言ってたし、そんな重りを付けたところで大して変わんないでしょ、と思ったそこのあなた!
想像してほしい。1リットルの水(約1kg)の容器を持ち上げてほしいと言われれば簡単に出来る動作かと思う。
だが、それを上下左右に1時間、2時間、半日動かし続けろと言われれば、どうだろう?
何も持たずに動くより遥かに体に負荷がかかることは明らかだ。
これと同じなのである。片側1kgにも満たない重りとはいえ、それを着けて日常の動作をすれば、いつも以上に負荷がかかり、筋肉が刺激される。
ようは小さな負荷でも積み重ねることで確かな効果が得られるというわけです。
ながらトレーニングにも!「マルチコンパクトトレーニング」
名は体を表すと言うが、この「マルチコンパクトトレーニング」を使ってみて改めてその言葉を実感した。
"マルチ"なトレーニングができる上に"コンパクト"に収納可能なのだ!
いつものようにさっそく取り出し&組み立てに移ろうと思ったが、取り出した時点で7割くらい出来上がっていた。嬉しい誤算である。
あとは負荷のかけ具合を3段階から調整するだけのようだ。
ピンを抜き差ししたり、ゴムバンドをお好みの位置で固定したりすれば……完成!
ゴムの強度がすごい(調整可能)
サイズ(約) | 展開時:58×46×31cm 収納時:46×58×13.5cm |
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質量(約) | 4kg |
耐荷重(約) | 80kg |
黒と白を基調としながらもライムグリーンのパーツがアクセントを効かせたボディ。
派手過ぎず、地味過ぎない絶妙なデザインがグッド。
控えめながらも主張を忘れないブランドロゴも可愛げがあって、個人的にはポイントが高い。
まずは座面の座り心地……適度にソフトでヨシっ!
硬すぎると臀部がつらくなるので重要なポイントだが、さすがは鉄人俱楽部のアイテムである。
次に、肝心要の使用者をサポートすると同時に負荷も増加させるゴムの張り具合。
レバーを押してその強さを確かめる。
これが簡単に伸びすぎてもいけないし、逆に全然伸びないのもダメ。
丁度、グッと力を込めて伸びるくらいの強度がベストなのだ。
筆者、レバーを押し込む。うーん、適度な反発。力に抗わんとするゴムの力を感じる。調整はばっちグー。
確認も済んだところで、いざ使用。
こういうのは初手腹筋ですよね
お〜!使ってみると不思議な感じ!
普段の腹筋は起き上がりがツライが、マルチコンパクトトレーニングを使った腹筋はゴムとレバーが起き上がりをサポートしてくれるので、負荷が軽減されている。
腹筋を鍛える時は正しい姿勢で、正しい呼吸をしながら、ゆっくり行う方が効果が高い、とは言うが、最初は難しい。
その初心者には難しいことを手助けしてくれるのがマルチコンパクトトレーニングの本質だと筆者は感じた。
起き上がりをサポートしてくれるので筆者はサクサク腹筋ができたが、腹筋が弱い方だと「やってみたい!」と挑んだくれあのようになることも。
くれあ「あ、これ結構しんどいかも……!(ゴムの高さ)がキツイ!強い!ウゥ…(プルプル)」
小慣れてきたらこんなやり方も
ゴムの助けを借り、無事生還したくれあを尻目に筆者は次なるステージへ。
マルチコンパクトトレーニングは腹筋だけでなく、色々な鍛え方が説明書に書いてあるので実践。
まずは腕から。レバーを押し込む動きが腕回りや肩に効いている……ような気がする。
続いては脚。ふくらはぎでレバーを押し込む。
水泳の時のような脚の動きが太もも、さらには股関節辺りにも効いているのではないだろうか。
最後に自転車を漕ぐような動作で締めていこう、と思ったのだが……どうやら椅子に座ってやる必要があるらしい。
周りに椅子が無いため諦めるしかないようだ……。
「…あきらめんなよ!」
俺の筋肉がそう呼びかけてきた。
そうだ、俺は何のためにさっき腕回りを鍛えたのだ。椅子がなければ自力でそれっぽい形にすればいいだけの話!
腕で体を支えて脚でレバーを踏めばいい。腕で体を支えることでさらなる負荷に繋がるっていう話よ!
筋肉のことは筋肉で解決すればいいのだ。
ちなみにこの動きは(自力で浮いていたのもあり)結構しんどかった。
本来は椅子に座ってやることを考えると、デスクワーク中など、本来脚を動かさない場面でこういう使い方をすると良さそうだ。
水鳥が水面下で懸命に脚を動かしているように、机の下の見えないところで脚を動かそうではないか。
まとめ
今回はさりげなさや効率という観点から、オススメできるエクササイズグッズをレポートしました。
忙しい時でも着実にトレーニングをしたい、運動をしたいという方にオススメですし、そんなにしっかりじゃなくてながらトレーニングくらいで十分という方にもオススメできます!
特に「マルチコンパクトトレーニング」は様々な体勢で使えるし、万人にオススメできる良品だと感じました。
暑さや寒さ、雨といった季節や天候に左右のされない、室内で使えるトレーニンググッズをお探しの方はぜひ一度使ってみてください!それでは!
2022.05.10 (ガッくん)