2022.02.01

Joshin 試用レポート

ノドがイガイガする時に。携帯できるハンディサイズの吸入器 NE-S20でのどをいつでも潤せる!

メイン画像
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オムロン ハンディ吸入器 NE-S20

冬の乾燥した空気はのどにイガイガをもたらす。
電車の中や会議で急にのどがイガイガすると咳払いをしたくなるが、静かな環境で「ヴヴヴン!ウヴォン!」と言うのは筆者は恥ずかしいので我慢をしている。
のどのイガイガや鼻づまりといった症状は、のどや鼻の粘膜が乾燥し、細菌やウイルスに働きかける力も弱まっている状態だ。
常に潤す必要がある粘膜を守るため、オムロンが携帯できる小さなハンディ吸入器『NE-S20』を登場させた。
見た目の小ささとは裏腹に、大量の霧を噴霧させる威力をご覧ください。 ライター:ぴよこ

オムロン ハンディ吸入器 NE-S20

  • 他にメッシュも30個付属
    他にメッシュも30個付属
  • 持ちやすい小さな吸入器
    持ちやすい小さな吸入器
  • 名刺入れやスマホとサイズ比較
    名刺入れやスマホとサイズ比較
セット内容給水ボトル、ハンディ吸入器用ディスポメッシュ(30個)、お試し用電池(単3形アルカリ乾電池×2)
サイズ(約)幅4.5×奥行7.0×高さ12.5cm
質量(約)110g(電池含まず)

筆者は『吸入器』と聞くと、病院の、四角い筐体に付いた長いノズルから霧が出る機械を思い浮かべるが、オムロンのハンディ吸入器 NE-S20は、まさしくハンディサイズ。
名刺入れや6.3インチスマホと同じようなサイズ感なので、鞄に入れて持ち出して手軽に使えそうだ。

噴霧に必要な部品「メッシュ」は使い捨てで30個付属。
本体はアルカリ乾電池2本で駆動し、電池も付属しているので「使用前の洗浄・消毒」を行えばすぐに使える。

  • 操作ボタンは電源のみ
    操作ボタンは電源のみ
  • 給水ボトル部分
    給水ボトル部分
  • フタを外すと振動子部とタンクがある
    フタを外すと振動子部とタンクがある
  • 付属のディスポメッシュ
    付属のディスポメッシュ
噴霧発生量(約)0.5〜2.0mL/min
噴霧粒子径(約)10〜22μm
噴霧方式メッシュ式
給水ボトル量10mL
医療機器認証番号:303AHBZX00008000

使い方はとても簡単で、本体上部の給水ボトルに水を入れ、内側にメッシュを装着し、ボトルをフックで閉めればセット完了。
あとは電源ボタンを押すだけ。水の量5mlで約5分間の噴霧が可能。

噴霧のしくみは振動子の超音波振動エネルギーを給水ボトル内の水に伝え、水がメッシュ(微細孔)の作用で霧状になり、外部に噴霧する。
メッシュの裏(振動子に触れる面)は、1枚の薄いラップのようなシートが貼られているが、穴が細かすぎて開いているようには見えなかった。
※衛生的に使うため、メッシュの底部分には触れないようにご注意ください

使用前に必ず洗浄・消毒を行う

  • 給水ボトルは取り外し
    給水ボトルは取り外し
  • 煮沸消毒を行う
    煮沸消毒を行う
  • 振動子とその付近も消毒液につける
    振動子とその付近も消毒液につける

NE-S20の使用前や長期間使用しなかったときは、給水ボトルと本体の振動子を必ず洗浄・消毒を行ってから使用する。
給水ボトルは本体のボタンの面を正面にし、ボトルを反時計まわりにひねればロックが外れるので、ボトルを持ち上げて取り外す。

給水ボトルは消毒液に部品全体を浸すか、煮沸消毒を15〜20分行い、余分な水分をガーゼで拭き取り乾燥させる。
振動子とその周辺は、消毒液に浸す。

  • 底部に単4アルカリ乾電池2本をセット
    底部に単4アルカリ乾電池2本をセット
  • 給水ラインまで水を入れる(5ml)
    給水ラインまで水を入れる(5ml)
  • 噴霧部にメッシュをかぶせる
    噴霧部にメッシュをかぶせる

洗浄・消毒が出来たら本体底部の電池カバーを外して付属の電池をセットする。
給水ボトルの給水ラインまで水を入れて、噴霧部にメッシュをかぶせ、蓋を閉じる。

給水ボトルの給水量は10mlまで入るが、水はラインの5mlが推奨。
それ以上入れるとこぼれる恐れがあるので、推奨を守るのが吉。

小さいのにこの噴霧量

  • 【動画】メッシュや水をセットし、噴霧する様子
    【動画】メッシュや水をセットし、噴霧する様子
  • 凄い噴霧量!
    凄い噴霧量!
  • 顔と噴霧部の間は約10cm開ける
    顔と噴霧部の間は約10cm開ける

セットが出来たら本体を傾け、振動子を水に浸す。
水に浸るとどの角度でも噴霧ができ、電源を入れるとすぐに噴霧する。
顔と噴霧部の間は約10cm離して吸引する。
さっそく使ってみたのだが、噴霧量が想像以上に多くて吸引した瞬間にむせてしまった。

フェイススチーマーかと思うほどの霧の量。
むせないように顔から離して良い距離を探すのに手こずり、筆者は2〜3回むせた。
説明書には「口を大きく開いて吸ったり、噴霧部と口の距離が近いとむせる事がある」と記載があるので、使い始めや慣れるまでは少し遠い距離から試して顔を近づけると良さそう。

良い距離で口を開けすぎず、吸引をするとのどが潤ってきた。
のどや鼻の粘膜にかなり直接的に霧を送る事が出来るので、のどがとても爽快だ!

まとめ

症状が出ている=粘膜が弱まっているという事だけれど、空気が乾燥する冬はとくにのどがイガイガしたり風邪で鼻の調子が悪くなる。
それだけ冬の乾燥は粘膜にとって強敵なのだ。
部屋は加湿して乾燥対策をしていても、屋外は乾燥しているしフロアの大きな商業施設や事務所などは、加湿が間に合っていない事もある。

NE-S20はどこでも使いやすい小さなサイズだから、いつでもどこでもケアができる。
粘膜にうるおいが無くなる前に手軽にサッと潤せれば、不快な症状から解放されて毎日が少し元気になれそう。
喉や鼻に敏感な方は1台あると便利ですし、メッシュは毎回交換するので家族が困っている時にも活躍するのではないでしょうか。
2022.02.01 (ぴよこ)

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