2022.08.11
Joshin 試用レポート
英語が苦手でも楽しい!音声認識で英会話が学べる「ペラペラ英語アドベンチャー」
【Switch】でらゲー ベティア ペラペラ英語アドベンチャー
英語が苦手だ。でも英語を話せたら海外旅行がもっと楽しくなるだろうしカッコイイと思う。
そこで今回は英会話体験型ロールプレイングゲーム『ベティア ペラペラ英語アドベンチャー』で遊びながら学ぶ事にした。
「聴く」「喋る」「書く」といったコミュニケーション、バトル、アイテム集めなどで、遊びながら正しい発音で日常英会話が身につくらしい。
ストーリーの9割が英語のみといった、英語漬けのこのゲームに、英語が苦手なスタッフずーまーとぴよこが挑んでみました。
ライター:ぴよこ
でらゲー ベティア ペラペラ英語アドベンチャー
※本ソフトを遊ぶためには、USB マイクもしくはヘッドセットが必要となります。 |
『ベティア ペラペラ英語アドベンチャー』は、正しい発音で英語を学ぶ、Nintendo Switch初の音声認識対応となる英会話体験型ロールプレイングゲーム。
遊ぶにはUSB マイクもしくはヘッドセットが必要になるので、今回はホリ社の「カラオケマイク for Nintendo Switch」も用意した。
マイクを使う時間が長いのでマイクスタンドがあると楽です。
英語レベルは、英検 5級〜3級程度、TOEIC® LISTENING TEST 110 未満 / TOEIC® READING TEST 115未満、TOEIC® SPEAKING TEST 90未満 / TOEIC® WRITING TEST 30未満。
もちろんそれ以上の方でも楽しく遊べるし、それ以下の英語レベルである筆者とずーまーのように本気で勉強してやろうという人にもおすすめ。
(筆者たちはボロボロ英語アドベンチャーを繰り広げてましたけれども)
英会話の旅をする主人公を選ぼう
さっそくプレイ。ずーまーがストーリーを進めていきます。
まずは主人公となるキャラクターを、男の子と女の子の2人から選び、名前を選択肢から選ぶ。
ずーまー「女の子にして、名前は…るーしー…?読み方はるーしーで合ってますか?」
ぴよこ「ラッキーですかね」
ずーまー「わぁ〜自信ないわぁ。ジュリアにしよっと」
異世界転生されて魔法少女に変身!?
キャラクターを選ぶと物語が始まり、就寝中の主人公が鏡の世界に突然吸い込まれるところから物語がスタート。
チュートリアルに従い鏡の世界で謎のキューブを拾うと主人公が魔法少女っぽい姿に変身!
しかも目の前には…
はじめて戦うにはあまりにも強そうなラスボス感漂うキャラクター「デビルモン」が。
攻撃をするもののアッサリと玉砕し、気を失ってしまった。ストーリーの展開がはやいよ!
「Hey,kid,Are you okay?」
目を覚ますと元の世界なんだけれども、目の前には英語で話しかけてくるトカゲらしき生物!
ここから本格的に英語・英会話を使った物語が始まりそうな予感!
英会話で異世界へといざなわれる
その正体は、主人公が先ほど迷い込んだ異世界「ベティア」の住人「ディノ」。
ディノによると、ベティアは楽しい英会話から生まれるエネルギーで出来た平和な異世界で、人々から英語を取り上げる「デビルモン」たちが現れた事で、ベティアの世界がエネルギー不足になりつつあるらしい。
やっぱりデビルモンはラスボスでした。勝てるわけがない。
ディノは世界に英語を取り戻すため「リンカー」に変身して戦ってくれる人を探しているみたい。
この時のディノとの会話が全部英会話で、筆者とずーまーはディノの話をなんとなくで理解しながら進行中。
ディノに返す言葉の英文が分からなくても大丈夫。
英文は画面に表示されるので、マイクを使って話していけばオッケー。
ずーまー「ワッツ ハッペ…パプネド?」
話すと音声認識が始まり、発音に対する得点が画面左下に表示される。
クリア得点(初期設定は55点)に達しない場合は再度英文を言い直す必要があり、クリアするまでストーリーは進まない(難しい場合はスキップもできます)。
単語の発音が分からない場合は、Xボタンを押すとお手本の発音が確認できる。
ずーまー「なるほど。ワッツ ハプンド?…クリア!」
-
英語の発音のクリア点数は設定画面で変更可能。
やさしい判定の40点以上、ふつうのクリア点数55点以上、より精度の高い発音を目指す人は70点以上のむずかしいに設定したりと、自身の英語スキルに合わせて調整ができる。ずーまー「仕事ですし、むずかしいで挑戦しましょう」
ぴよこ「意識が高い。さすがです」
ベティアでリンカーの生徒になり、英会話でストーリーを進める
まずはベティアでリンカーの学校の生徒になるため、ミセスミラーに挨拶し、ベティアの歴史について学ぶために『ヒストリー オブ ベティア』の本を読んできなさいと、新しいエリア「メモリアルパーク」へ移動しつつ、みんなと英会話をする。
発音がダメだと英単語が赤になるので、赤い英単語を意識しながら正しく言い直そう。
ずーまー「おー、オッケー(45点)」
ずーまー「マイネームイズジュリア、アイアムニューヒア(45点)」
ずーまー「イレブン エー?(多分45点)」
ぴよこ「簡単そうな単語でもふつうレベルのクリア点数 (55点)にも達しなくなってきた。ずーまーは特に"I"でNGをもらいますね」
ずーまー「"I"もやけど、"A"の発音がダメと言われるのはショックですね」
英単語もミニゲームのように学べる
エリアを探索していると「!」と表示されている場所がある。
ここでは山盛りの土に「!」と表示されており、穴掘りすることになった。
すると英単語の三択問題が突然表示!
にほんごが意味する英単語を選ぶということらしい。
-
ずーまー「…たぁ⤵ ぅん⤴ ごぉ⤵…??」
ぴよこ「今まで英文だけでプレイしてたから、突然の日本語に脳がパニック起こしてますね。「単語」です。発音はた→ん→ご→」
ずーまー「…え?…あっ、あ…ああっ!単語!?」
ぴよこ「デビルモンに日本語取られたやん思いました」
無事に正解。
その後、ベティアの歴史の本を読み、デビルモンの襲来によりベティアの人々が争いを始めたけれども、英雄ヘクターによって平和に戻ったという話を学んだ。
リンカーとして困っている人たちを助けよう
ベティアの歴史も学んだ所で、リンカーとして街で困っている人を助けていく。
困っている人たちと英語でコミュニケーションをとることで、ベティアの世界の万能エネルギーである「LUEエナジー」が発生。
このLUEエナジーはデビルモンたちと戦うには必須になるので沢山集めておきたいところ。
街の人と親密度があがるとなぜかお金ももらえるので、どんどん街の人と仲良くなって、お店で着せ替えアイテムなどを購入しよう。
ちなみにこの「LUEエナジー」という発音がめちゃくちゃ難しく、ずーまーが大苦戦。
ずーまー「全然言われへん! 日本人が苦手と言われているLとRの発音ってこれか!これがLとRの壁か!?」
ぴよこ「わたしもがんばる。(28点)」
ずーまー「下回るやん。僕でも45点とかやのに」
英語の復習になるブラックメール
なんかメールが届いてたので開けてみると、デビルモンが生み出した言葉を盗む「チャンクモン」というキャラクターからのブラックメールが。いわゆる迷惑メールだ。
ブラックメールでは今までの会話を復習するような内容なのですが、今までと違うのは、単語が穴抜きのようになっていること。
意味を理解していないと答えられないやつ!
一定時間たつと穴抜きされていた所の単語が表示されるけれど、持ち時間があるのでサクサク答えたいところ。
ブラックメールでは英会話以外に単語を選んで英文を完成させたり、単語の綴りを並べるなどの学習もある。
今まで学んだ英語の事を覚えていれば、ちゃんと回答ができるようになっている。
LUEエナジーがいっぱい溜められるLUEキューブをゲット!
人助けを頑張ったら先生からLUEエナジーをいっぱい溜められるマイLUEキューブをもらった!
さっそくベティアの世界でもっと街の人とコミュニケーションをとってLUEエナジーをためていこう!と思って部屋を出たら、秒で問題が発生。
英語バトルでチャンクモンから言葉を取りかえそう!
生徒のエイミーと会話をしているところに「チャンクモン」が現れて、男の子の「Hello there.」を奪ったぞ!
これでは「Hello there.」で一生挨拶が出来ない!これは不便!
ということで早速LUEキューブの力で変身し、チャンクモンに攻撃だ!
攻撃方法も英語の問題!今回は英文を正しく発音すれば攻撃だ。
上手く発音ができて攻撃成功!「Hello there.」を取り戻せて、ふたたび会話が出来るようになった!
チャンクモンやデビルモンはリンカーの姿にならないと攻撃ができないので、知らない間に言葉が奪われるのは怖すぎる。
日本語しか話せないのに英語圏に突然置いていかれたような不安な気持ちになるに違いない。
まとめ
今回プレイしたのは異世界ベティアへ行き、リンカーへの第一歩を踏み出し、チャンクモンとはじめてのバトルまで。
ここまででプレイ時間は約2時間半ほどでしたが、英語が分からないのでめちゃくちゃ頭を使いました。
日本語だと話を聴いた瞬間に意味も理解できますが、英語だと聴きながら英文を読み、単語の意味を1つずつ理解しながら文法を組み立てるので、短い英文ながら熟読しているかのような時間が続きました。
今回は町の人たちとの挨拶を反復練習したような印象でした。
何度も繰り返すので、頭に刷り込まれていくのがわかりますし、コンピューターが相手ですので自分のペースで学べます。
英文を読んでいると漠然と意味はわかるけど、ハッキリとした意味が分からず、でも何度もコレ出てくるぞ?となると単語の意味が気になって仕方がないので自ら調べたりと、英語が苦手なスタッフでも楽しくプレイができましたし、英語力も多分上がったはずです。
絵柄もかわいく、楽しく英語が学べますのでお子さまの英語学習はもちろん、大人の方でも英語の勉強におすすめできるソフトです。
ぜひ英語がペラペラになるまで遊んでみてください!
2022.08.11 (ぴよこ)
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