2021.06.10
Joshin 試用レポート
プラモ向上委員会で快適なプラモライフを手に入れよう!
プラモ向上委員会
プラモデルを作ろう! と、箱からランナーを取り出し、ニッパーでパーツを外して…と作業をすれば、机の上はもうグチャグチャ。
「もっと作業効率の良い環境にしたい!」
「プラモデルを作りたいけど、どういう道具があれば便利なの?」
今回は、そんな声に『こんなの待ってた!』で答えてくれる、プラモ向上委員会のアイテムたちをまとめてレポート!
これで快適なプラモライフが手に入るよ!
ライター:みにとまる
作業効率UP!プラモ向上委員会のアイテム
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筆者のプラモ製作現場は戦場である。
パーツが多いプラモを作ろうものなら、ランナーを箱から出しただけでもうカオス状態。この中から必要なランナーを探して、パーツを切り取るわけですが、探すたびにランナーが散乱するし「Dランナー…、A…、H…、あったD」と探すのにも時間がかかって大変!
これだとパーツをなくしそうだし、切りくずや道具もいっぱい出てきて、机の上がどえらいこっちゃ!
まずはランナーをまとめてわかりやすく!
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まずはランナーをどうにかしたい。
そんな時に便利なのが『ランナー in ドック』と『ランナータグClip』!
ランナー in ドックは、プラモ1箱分のランナーを、プレートの上に並べて収納できるドッグスペース!
ランナー同士で重なりがないので取り出しやすく、合わせてランナータグClipを使えば、一目で「A」「B」「C」のランナーだと見分けが付きます!
1/144スケールのキットならおまかせ!『ランナー in ドック』
折りたたんだ状態だと本棚に入りそうな大きさですが、固定してあるツメをはずして広げていくと、およそプラモ1箱分のランナーが収納できるドックスペースが出現。
1/144スケールのキットはほとんどの種類に対応しており、大きいサイズでパーツの多いプラモの場合は『ランナー in ドック』を2つ用意すれば、ほぼすべてのキットに対応するんだとか!
使い方は下から順に約1cm刻みに設計された仕切りプレート差込口に、プレートを挿しこんでランナーを乗せるだけ!
ランナーの高さに合わせてプレートの高さが調節できるので、ランナー同士が重なることもなく、サッとスライドして取り出せます。
使わないプレートは収納できるので、プレートが散らかる心配もなく、お片付けもカンタン。
なくしやすい小さなパーツやランナーを収納することもできますよ。
挟むだけでわかりやすい!『ランナータグClip』
ランナーをすぐに見つけられるよう、クリップに付属のシールを貼って、ランナーに挟む!
ナンバータグの認識がしやすくなって作業効率もアップです!
収納ケースに保管して、何度でもお使いください。
かゆいところに手が届く、地味〜に便利なアイテムです。
ただし、1セットに付属するクリップは10個なので、ランナーの多いプラモデルを作るなら、もう1〜2セット用意するのがオススメ!
作業スペースを汚さない『ワークステーション PRO』
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これでちょっと作業場所の効率化が進んだぞ。
パーツを切ったり、バリを処理するのにヤスリを使ったりするスペースもできた…って、気づけば机の上には切りくずなどがいっぱい!
ニッパーやヤスリなどの道具も気付けば鎮座してきた!…なーんてことも、プラモ製作ではよくある風景ですよね。そこでぜひ使っていただきたいのが、作業スペースを汚さない『ワークステーション PRO』!
開けばそこが作業スペースに早変わり、作業が終われば畳むだけで片づけもラクと、とっても便利な作業スペースなんです!
LEDで手元が見やすい!
背面にUSB充電端子と電源が付いており、付属のケーブルを使って充電を行うと、アームのLEDライトとLED内蔵ルーペに電気が送れて、手元をパッと明るく照らせます。
細かい作業も、ルーペで拡大しながらできてやりやすい!
フタは開くと説明書を立てかけられるスタンドになり、作業スペースは穴の開いた鉄のプレートになっていて、小さな切りくずなどが下に落ちて引き出しの中に入ります。
大きめのバリだと穴を通りませんが、収納スペースの手前に大きな隙間があるので、手で集めて落とせます。
小さいけれど、自分だけのスペース感が凄くあって、ヤル気が出る…!!
削りカスが少ない! 削りすぎも防ぐ『ヤスリカスZERO』
ニッパーやデザインナイフを使ってパーツを切り落とすと、ゲート跡が残って表面のガタガタが目立つことがあります。
これがあると塗装の邪魔になったり、繋げたパーツに隙間が出来たりと、仕上がりの良さが半減!
ゲート処理には金属ヤスリや紙ヤスリを用いて、表面を研磨していきましょう。
ここではちょっと珍しい、石タイプの『ヤスリカスZERO』を使って、ゲート処理を行っていきましょう。
金属ヤスリほどの切削力がないので、削るのには時間がかかりますが、削りすぎる事がないので、丁寧な仕事が出来ます。
スティックタイプなので持ちやすく、無駄なく使え、3種類の番手のヤスリがセットになっているので、ゲート処理〜仕上げまで、用途に合わせて使い分けられます。
名前の通り削りカスが少ないので、机もあまり汚れません。
削れたものはヤスリの方に付着して、下には落ちにくい印象ですので、ヤスリが削りにくくなったと感じたら、ガムテープなどをヤスリにくっつけて、詰まりを取り除いてあげてください。
あと、スティックは石素材で出来ており、衝撃を与えると折れる場合があります。
落としたり強く握ったりしないように気を付けてくださいね。
続きは明日!保管にピッタリな『仕分けトレイ for プラモ』
『続きは明日!』となった時は『仕分けトレイ for プラモ』で、パーツをきれいに仕分けして収納しましょう。
この仕分けトレイ1個で、1/144スケールのキット1つ分のパーツをほぼ仕分けることができますよ。
仕切り版を外せば、大きなパーツも入れられます。
道具はいつでも出せるようまとめておく!
工具箱Special
使用頻度の高い工具類は、まとめていつでも出せるように保管しておきましょう!
『工具箱Special』は、ニッパーやカッター、ヤスリ、接着剤などをまとめて収納できるアイテム。
収納スペースは傷などがついても目立ちにくく、内容物が滑りにくい加工がされています。
仕切りがないので、やや大きめの工具を収納するのにもオススメです。
手前の小さな四角いスペースは、接着剤ホルダー!
市販の模型用接着剤の角ビンに対応しており、収納部のサイズもピッタリなので、作業中にビンを倒してしまうをグっと軽減できて安全!
もちろん小物入れとして使うこともできますよ。
プラモ工具ポーチEVA
対してこちらは、マジックテープなどできっちり仕切りが設けられられているポーチタイプ。
外側は軽くて丈夫なEVA素材でできており、裏側は起毛素材と、大切な工具を守りながら収納できます。
ポーチなので持ち運びしやすく、どこでも作業ができますよ。
ポーチの右スペースはニッパーを最大2本収納でき、ネットポケットにはカッターの替刃などが収納可能。
左スペースにはカッターや棒ヤスリなどが収納でき、中央の大きなポケットには紙ヤスリや、スポンジヤスリなども収納できます。
1つあると作業場も片付いて、どこでも作業ができてと、便利なポーチです!
塗装の必需品が1セットに!『筆塗装セット All In One』
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プラモ初心者には「塗装してみたいけど、道具がたくさんありすぎて、どれを買えばいいのかわからない!」という方も多いハズ。
そんな方には、塗装に必要な必需品が1セットになった『筆塗装セット All In One』が便利です。
専用の使い捨てタイプの塗料皿(1シート3個入り)をセットするホルダー、筆起き、筆洗いがセットになっており、これがあれば他に必要なのは塗料と筆だけ!
ホルダーや筆置きはポリプロピレンでできており、汚れてもクリーナーを染み込ませたティッシュなどでカンタンに吹き取れます。
ホルダーには直径約4mmの差し込み穴がたくさんあり、筆の持ち手を維持できるほか、ランナーを挿し込み、持ち手として使うこともできます。
細かいパーツの塗装時に、手を汚さなくていいのはうれしい!
筆者は右利きなので、筆置きをホルダーの右側に取り付けていますが、利き手がどちらでも使いやすいよう、左右問わずに取り付けられます。
なかでも便利だと思ったのが、ブラシ洗浄ボトル。
塗料に対応したうすめ液を入れ、内部にある穴のあいた金属プレートに筆をこすりつけるようにすると、筆の汚れがみるみる落ちて、底に汚れが溜まります。
色にもよりますが、汚れが底にたまることで、上澄みのキレイな部分で筆が洗浄できますよ。
しつこい筆の汚れもスルッと落ちるので、とっても快適&爽快です…!
デカール貼り付けの時間を大幅カット!『デカーリング クイック トレイ』
やや上級者向け難易度の「水転写デカール」の貼り付け作業も『デカーリング クイック トレイ』なら、大幅に時短ができます。
付属のピンセットはデカールを掴むのに特化した仕様で、デカールを傷つける可能性を減らせます。
ハサミはコンパクトかつ小回りが利いて、小さなデカールを切り取るのにもピッタリです。
スポンジをセットし、複数のデカールを水に浸してから引き上げることで、スポンジの上にデカールを置いた状態でどんどんデカールを貼り付けられます。
スポンジに含まれた水分が乾燥を防ぎ、粘着力を保ってくれるので、失敗確率もダウン!
20〜30分は粘着力を保てるから、同時に数十枚と、一気に貼り付け作業ができて、とっても時短になりますよ。
まとめ
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プラモ製作作業を円滑にするために、こんなにたくさんのアイテムがあるなんて…と驚きました。
やっぱりプラモ作りは奥が深いですね。実際に道具に触れてみて、どの道具も作業効率をあげてくれるのですが、中でもランナー in ドック、ワークステーション PROは絶対欲しい…!と思ってしまいました。
机の上が片付いているだけで、こんなに時短になるのか!と改めて感じましたし、切りくずを散乱させたくない筆者にはとってもありがたい作業スペースでした。プラモ作り初心者の方はもちろん、玄人さんもぜひ「プラモ向上委員会」のアイテムを導入して、快適なプラモライフをお楽しみいただければと思います。
2021.06.10 (みにとまる)