2024.03.16
Joshin 試用レポート
テレビにつないで すぐに遊べる、電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EXをレビューします!
電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX
電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EXは、タイトーから2007年に発売された家庭用ゲーム「電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編」のデータを一部編集して収録されたソフト一体型のゲーム機です。
ゲーム機が無くても本商品1台さえあれば、テレビにつないですぐに「電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX」をプレイすることができます。
運転席から見える風景も再現されていて臨場感あふれるゲームですので、新幹線の運転士になりきってレポートしていきます。出発進行ーっ!
ライター:くっきー
電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX
本体サイズ(約) | W295.0 x D180.8 x H118.9 (mm) |
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付属品 | 取扱説明書、HDMIケーブル、電源用USBケーブル(USB Type-A to Type-C) |
対象年齢 | 6歳以上 |
パッケージには歴代新幹線車両のなかでも圧倒的に人気の高い「500系」がデザインされていて、長い鼻と円筒型の車体が非常に懐かしく感じます。
筆者も大好きな「500系」を早く運転したい〜。
このゲームでは「0系」「100系」「300系」「500系」「ひかりレールスター」「700系」と、本商品の発売当時に山陽新幹線を走っていた6種類の車両を運転することができます。
筆者は「500系」で当時最速の300km/h走行を実現するのが楽しみです。
鉄道模型のコントローラをイメージしていた筆者にとって、本体は想像以上に大きく感じました。
重さもあり安定性が高くしっかりしています。
HDMIケーブルと電源供給用USBケーブルは付属していますが、コンセントから直接電源を給電できるUSB給電機器(5V/2.0A/10W以上の出力のもの)は、別途用意する必要があります。
外観をチェック
大きく目立っている2つのレバーは、右側がマスコンレバーで左側がブレーキレバーです。
操作性が高く、レベルを変更するたびに「カチッ、カチッ、」という音と共に軽い引っ掛かりを感じることができます。
レバー横の小窓で操作中のマスコンレベルやブレーキレベルを確認することができますが、ゲームと連動してテレビの画面に表示されるのでプレイ中にこの窓を見ることはありません。
白い豆電球は「戸じめ灯」で、プレイ中に乗客が新幹線に乗り込みドアが閉まった合図として点灯します。
背面は電源スイッチとHDMI端子、USB端子が搭載されているだけのシンプルな設計です。
赤色の電源スイッチはつまみやすく、色も目立つので扱いやすいと感じました。
底面の四隅に滑り止め素材が使用されており、重みのある自重との組み合わせでしっかり平面台に固定されます。
テレビにつないでみた!
テレビへの接続は非常に簡単で、本体側には付属のHDMIケーブルとUSBケーブル(Type-C側)を差し込むだけ。
必要なケーブルが付属されているのはうれしいですね。
HDMIケーブルの反対側はテレビのHDMI入力端子へ、USBケーブルの反対側(Type-A側)は、USB給電機器を介してコンセントに差し込みます。
USB給電機器は別途用意する必要があるので、ご注意ください。
実際にプレイしてみた!
「電車でGO! PLUG&PLAY2 山陽新幹線編EX」はマスコンとブレーキの2つのレバーを操作して新幹線を運転し、運転規則を守って最終目的駅の停止位置に停車させるゲームです。
新幹線の運転士を体験できるゲームということでワクワク感が止まりませんので、早速メインメニューの「運転」から「500系のぞみ(新大阪〜広島)」を選択してプレイしていきます!
難易度が「★」なので筆者でも大丈夫でしょう。
「戸じめ灯」が点灯したら扉が閉まった合図ですので、ブレーキを解除してマスコンレベルを上げていきます。
徐々にスピードを上げて走り出すので、あとは駅に停車するまでATCの指定速度を超えないように注意して運転していきます。
基本、駅に停車するとき以外はブレーキを使わずマスコンレバーを操作して指示速度を超えないように調整するのですが、下り坂などで気を許すと速度オーバーになることも・・・。
自動ブレーキが作動して、警告と共にポイントも減点されます。
通過駅では「次駅到着時刻」と「現在時刻」を合わせるようにスピードを調整して通過します。
ホームの真ん中にある駅長室が計測ポイントですので定通(定刻に通過すること)を目指します。
停車駅が近付けばマスコンを解除し、ATCの指示に従ってブレーキでスピードを落としていきます。
30km/h以下になると指示が出ないのでブレーキを調整して停止位置に停車しなけらばならないのですが、指示がないとついつい不安になりブレーキを効かせすぎて停止位置手前で止まってしまうことがしばしばおこります。
停車すると前の停車駅からの運転が評価され、合格点に達していない場合は運転終了(ゲームオーバー)となります。
ゲームオーバーになった時点で総合評価が表示されるのですが・・・。
無事に広島まで到着できたものの、ダイヤの正確さが「1点」とは非常に情けない結果でした・・・。
ノーマルモードでプレイした後は、よりリアルな新幹線の運転を楽しめるリアルモードに挑戦!
メインメニューの「オプション」から「リアルモード設定」を選択して、リアルモードを「ON」にします。
運転席からの視点も「コックピットビュー」に切り替えて、より臨場感を楽しみましょう。
リアルモードでの駅間の減速は実際の運転と同様に自動でおこなわれますが、停車駅での減速については停車前にATC確認をおこなう必要があり、チャイムと共に「ATC30」が表示されたら速度が30km/hに落ちるまで「SELECTボタン」を押し続けなければなりません。
速度が30km/hに落ちると自動ブレーキが解除されるので「SELECTボタン」から指を離して、停止位置に手動で停車させます。
運転評価の基準はかなり厳しくなり、ノーマルモードの時と同じように走行できても30点しか取れませんでした。
もちろん、一発不合格です!
プレイしたスタッフの感想
テレビゲーム担当スタッフ
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ついつい時間を忘れて夢中になるゲームです!
初代PlayStationで「電車でGO!」をプレイして以来、20年以上ぶりにプレイしました。
コントローラのマスコンを動かすたびに『ガチャ、ガチャ、ガチャ!』と鳴る音と振動が気持ちよく、新幹線ならではのものすごいスピードで景色が流れていく高速走行と相まって、非常に爽快感のあるゲームです。
リアルモードをオンにすると難易度がグッと高くなるので、ついつい時間を忘れてのめり込んでしまいました!
鉄道模型担当スタッフ
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500系新幹線で新大阪から広島まで運転しました!
新大阪駅を出発すると左手に宮原の車両基地が見えますが、止まっている車両が485系や旧型客車など懐かしい顔ぶれの車両にほっこりしながら、100系やレールスターなどのすれ違う新幹線車両や駅の売店・ホーム上の反転フラップ(パタパタ)式の表示器など懐かしさを感じさせられます。
阪神間の見慣れた風景の後、姫路駅の手前で信号300のATC表示が出てフルノッチで加速して時速300キロに達した際の興奮はひとしおでした。
電車でGO!初心者のスタッフ
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パッケージ開封後、2分もかからずプレイすることが出来ました!
ソフト一体型のゲーム機で、配線は電源ケーブルとHDMIケーブルだけ。
本体背面に接続するだけなので難なく完了し、開封後は2分もかからずにプレイすることが出来ました!
プレイ中は指示速度を越えないように注意しながら運転しましたが、気を許すと速度が超過して警告音が鳴り響くのでパニックになってレバー操作が混乱するということが度々。
また停車駅に近付くと急にブレーキ操作が難しくなり緊張感が一気に高まりました。
まとめ
憧れの新幹線の運転士を体験することが出来るソフト一体型のゲーム機です。
ケーブル類は付属されており接続はとても簡単なので、開封後すぐにプレイすることができます。
※USB給電機器(5V/2.0A/10W以上の出力のもの)は、別途用意する必要があります。
レバー操作での運転は6歳以上のお子様から大人の方まで幅広い層に対応しています。
運転席からの風景やホーム内の売店など、ソフトが発売された2007年のものに忠実に再現されており、すごく懐かしさを感じましたので鉄道好きの方にはより楽しんでいただけることでしょう。
現行品としては新幹線の運転が体験できる唯一のゲーム機です。(※2024年2月現在)
この緊張感を味わいたい方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
2024.03.16 (くっきー)
JR東海承認済 JR西日本商品化許諾済
「電車でGO!」は株式会社タイトーの登録商標です。
「ZUIKI(ロゴ)」は株式会社瑞起の登録商標です。