2023.12.22
Joshin 試用レポート
このサイズで1台4役! シロカのサーキュレーター『ポカクール』が万能すぎた!
シロカ サーキュレーター HOT&COOL ポカクール SH-CD131 / 加湿機能付きセラミックファンヒーター ポカプラス SH-3D151
エアコンの空気を循環するのに便利なサーキュレーターに、ヒーターと扇風機と衣類乾燥機能をつけた1台4役の『ポカクール』。
家電をたくさん設置せずに、年中ポカクールだけでまかなえるって最高!
寒い季節にはヒーターと加湿器が一体型になった『ポカプラス』も便利。
2台置いても場所を取らず、好きな場所に運んで使いやすいシリーズですよ。
ライター:ぴよこ
シロカのサーキュレーター『ポカクール』と加湿機能付きヒーター『ポカプラス』
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シロカの『ポカクール』は扇風機、ヒーター、衣類乾燥、サーキュレーション機能を搭載した1台4役のサーキュレーター。
ポカクールなら部屋を家電で圧迫することなく、1年中1台だけで良くなるのだ!今回は、冬場に活躍する加湿器とセラミックファンヒーターが一体型になった『ポカプラス』も一緒にレポートしていく。
どちらもくすんだ白色を基調とした、スッキリしたデザイン。
主張しない家電が好みの方には特にグッとくるに違いない。
1台4役!シロカ サーキュレーター HOT&COOL ポカクール SH-CD131
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サイズ(約) 幅285×奥行265×高さ315mm 質量(約) 約4.3kg 安全機能 自動電源オフ(10時間経過)
点灯・振動検知
以上加熱検知『ポカクール』の見た目やサイズはまさにサーキュレーター。
多機能だからサイズはやや大きくなると思っていたけど、上部にある取っ手を使って片手で持てるほど、小さくまとまっている。
ただ、ちょっと重い。
一般的なサーキュレーターは1〜2kg台が多いけど、ポカクールは4.3kgと重さは倍ほどだ。
操作パネルと付属のリモコン
切タイマー | 2・4・6・8時間 |
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送風 | 7段階調整 |
温風 | 弱・中・強 |
本体の操作はスタンドの操作部と付属のリモコンでできる。
操作部はタッチボタンで操作中は「ピッ」と音が鳴る。
リモコンと操作部はほとんど同じ操作ができるが、リモコンでは「運転開始」はできない。
意図しない運転を防ぐための仕様なので、電源を入れるのは操作部から行う。
[動画] 本体・風の強さ・静音性
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ポカクールはシロカ独自の「ふわビューンUZU(うず)」 を搭載し、そよ風から力強い風まで細かく調整ができる。
風自体は温風は約3.5m、送風は約20m先まで風を届けることができるとの事だが、ここでは吹出口に3mのカラーテープを貼って、しっかりと「風」を体感できる距離を確かめてみた。筆者しらべで、吹き出し口からサーキュレーターで3m弱、送風で2m、温風で温かさを感じられたのは約1mだった。
温風にして近くにいるとしっかり暖が取れた。音は、温風の弱・中や送風の1〜4はとても小さく、窓の外の音の方が大きいと感じるほど静音だった。
これなら就寝中でも音は気にならないだろう。
3つの首振り機能
首振り機能は3種類で、上下に90°、左右に100°、上下+左右の首振りが行える。
左右の首振りでは台ごと回るため操作部も連動して動く。
回転自体はゆっくりなので操作ができないわけではないけど、安定して操作をするならリモコンがおすすめ。
ポカクールのある生活
エアコンの空気の循環や暖房として使う
サーキュレーションの送風は冬場だと肌寒く感じる事もあるが、ポカクールは温風で空気を循環できて部屋もすばやく温められる。
デスクやリビングで足元の温めだけに特化させたり、暖が取りにくいキッチンやパウダールームでも使いやすい。
生乾き臭を軽減する衣類乾燥
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画像は衣類に対して斜めの場所に設置しているが、真下から風を送って乾燥ができ、スピーディーに乾かせる。
すばやく乾燥することで生乾き臭も自然乾燥に比べて軽減するし、衣類乾燥時はマイナスイオンとオゾンを発生させるので、空気中のにおい成分やカビ菌、アレル物質を軽減する。
ニオイに対しても配慮されているので、室内での衣類乾燥もポカクールにおまかせできる。
加湿機能付きセラミックファンヒーター ポカプラス SH-3D151
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本体サイズ 幅210×奥行270×高さ350mm 本体質量(約) 4.1kg 安全機能 自動電源オフ(10時間経過)
点灯・振動検知
以上加熱検知加湿器とセラミックファンヒーターが一体型になった『ポカプラス SH-3D151』(以下:ポカプラス)。
加湿方式は、水を含ませた加湿フィルターに温風または送風を当てて、湿った空気を出す気化式。
そのため本体から蒸気は出てこないので、本体の上部に蒸気口もない。ヒーターは部屋全体を温めるものではなく、足元や自分のまわりを温めるのが主な用途となる。
操作パネルと付属のリモコン
切タイマー | 1h・2h・3h |
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入タイマー | 4h・6h・8h |
温風 | 弱・中・強 |
湿度設定 | 40%・50%・60%・連続 |
ポカプラスには「入・切」2つのタイマー機能が搭載。
運転開始後10時間経過すると自動電源オフ機能も搭載。
温風機能は3段階、湿度設定は40・50・60%と、連続加湿運転を行う「連続」が選べる。
加湿とヒーターは同時でも単独でも使用可能。
リモコンが付属し、ポカクールと同じように、操作部とほぼ同じ操作ができるが、本体の電源を入れる時だけは操作部のみとなる。
銀イオンカートリッジがついた水タンク
水タンクは本体上部のふたを開けて取り出す。
キャップには、水のぬめりとニオイの原因を抑える銀イオンカートリッジ付き。
タンクの口はとても広く、中に手を入れて奥までキレイに洗う事ができる。
ルーバーの下にある加湿トレーを引き出す時は、水タンクを抜いてから行う。
引き出すと手前側に加湿フィルターが配置。
フィルターは購入時、袋に包装された状態でケースに入っているので、まずはケースを開けてフィルターを袋から取り出し、ケースに戻してセットしてください。
[動画] 本体・風の強さ・3.5畳で1時間加湿してみた
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動画では本体や温風を感じる距離、約3.5畳の部屋を1時間加湿した様子を確かめている。
ポカプラスもポカクールと同じく3段階の温風機能で、吹出口から約1.0m程の距離なら温かさが感じられた。
こちらも静音設計なので、弱・中は静かで、強だと音はやや目立つ。対応畳数よりも小さな約3.5畳の部屋で、加湿を連続運転・ヒーターを強で1時間稼働させてみたところ、湿度も室温ともに上昇。
小空間ならポカプラスでも温められそうだった。
事務所で使ったら天国だった
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事務所で仕事をしていると、ひざ掛けをしても足先からふくらはぎが寒いので、ポカプラスを設置した。
壁際で狭いこともあり、ヒーターと加湿器が1台になっているポカプラスはまさにこの場所にピッタリだった。温風機能は、音が気になり強では使いにくく、中で運転。
加湿機能は連続運転以外だと定期的に「ピッ!」と音するし、フロアも広いので連続運転にしていた。
しばらくすると、筆者とその横のスタッフまわりの空間だけ明らかに暖かい。
どちらも寒がりだったので快適に過ごす事ができた。
まとめ
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筆者はマンション住まいだけど、納戸が小さいので扇風機などが入りきらず「何かを出して、何かをしまう」というサイクルになっている。
いや、全部入れたいんだよ…。
設置場所は収納場所を考えると、サーキュレーターや扇風機、ヒーターなどは、1台でまとまっているのは大助かりなご家庭も多いのではないでしょうか。
収納する頻度すらなくなりそうなほど年中使えるポカクールは1台で4役だし、ポカプラスは冬場には大活躍するかと思います。
自分のまわりだけをちょこっと暖めるのに便利だと思って使ってみると、意外と「これだけでいいかも」と思えるほど暖も取れるので、寒がりさんにもおすすめです。 2023.12.22 (ぴよこ)