2022.08.06
Joshin 試用レポート
便利アイテム発見!USB急速充電器とモバイルバッテリーが1つになった「Anker 511 Power Bank」
Anker USB急速充電器「Anker 511 Power Bank」
外出先で、気が付いたらモバイルバッテリーの充電がないことが頻繁にあります。
別で充電用のACアダプターを持ち歩くのも手間だし、なんとかモバイルバッテリー本体の充電を癖付けられないものか・・・。
そんな時に見つけた、スマホと本体を同時に充電できる「2in1モバイルバッテリー」。
便利そうだけどサイズが大きいよね・・・と思ったら、ポーチやバッグに入れやすそうなリップスティック型の『Anker 511 Power Bank』を発見したので、実際に使ってみます! ライター:もあ
シリーズ初のリップスティック型を採用した「Anker 511 Power Bank」
セット内容 | 本体、取扱説明書、18ヶ月保証、カスタマーサポート |
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サイズ(約) | 幅113 x 高さ30 x 奥行30mm (※プラグ部を除く) |
質量(約) | 170g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
スマホやタブレット端末、オーディオプレーヤー、ワイヤレスイヤホンなど、充電を必要とするものはとても多く、USB充電器とモバイルバッテリーは必需品です。
しかし筆者のように、スマホは毎日充電するけどモバイルバッテリーを充電する習慣がない、気が付いたら充電がなくなっている、という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、USB急速充電器とモバイルバッテリーが1つになった、Anker社の「PowerCore Fusionシリーズ」。
本体にコンセントプラグが内蔵しているからACアダプターが必要なく、家でスマホと一緒に充電をして、そのままモバイルバッテリーとして持ち歩ける、超便利アイテムです。
シリーズ最新モデルの『Anker 511 Power Bank』は、これまでのデザインを一新し、初めてリップスティック型を採用。
以前レポートした大人気モデル「PowerCore Fusion 5000」と同じく、スマホを約1回充電できる5000mAhのバッテリー容量を持ちながらも、小型・軽量化して、さらに持ち運びやすくなっています。
USBポートは、USB Type-C出力端子が1つで、iPhoneの最新モデル「iPhone13シリーズ」等、幅広い端末で通常より約3倍速い急速充電※が行えます。
(※ iPhone 13を0%から30分充電した場合との比較。Anker社調べ)
端末と繋ぐケーブルは付属していないので、USB Type-C対応のものを別途用意しましょう。
本体は黒1色ですが、メーカーロゴ側は光を反射する光沢仕上げで、ボタン側は艶消しされたマットな質感とツートンカラーのようになっていて、シンプルながらも高級感が漂うデザインです。
従来モデルと比べると「充電器感」がなく、持ち物をオシャレなもので統一したい方にはうれしいですね。
スリムな本体はポーチやバッグに収まりやすく、ストラップでバッグに引っ掛けるのもアリです。
ただ、形状から化粧品のリップスティックをイメージすると、思ったより大きいとギャップを感じるかもしれません。
厚みがしっかりある分、ポケットに入れてもゴツゴツしそうかなあ。
ストラップの反対側、右側面にコンセントプラグとUSB Type-C出力端子が配置しています。
従来モデルにあったUSB Type-Aポートはなくなり、接続できる端末は1つだけになりました。
コンセントプラグは折りたたみ式なので、バッグに入れたときに近くのものを傷つける心配はありませんよ。
電源ボタンには、残りバッテリーを4段階で表すインジケーターがあります。
USB-Cポートで、iPhone 13シリーズも急速充電!
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従来モデルでも採用している、Anker社の独自充電技術「PowerIQ」はさらにパワーアップし、iPhone 13シリーズなど最新のスマホの急速充電も可能です。
外出先でスマホの充電がピンチ!となったときに、急速充電ができるのはとても心強い!急速充電はiPhoneだけでなく、GalaxyシリーズなどのAndroidスマホや、iPadなどのタブレット端末、Apple Watchにも幅広く対応しています。
コンセントに直接差して、本体+スマホの充電
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AC入力 100-240 V〜0.5 A 50-60 Hz USB-C 出力 5V=3A / 9V=2.22A (最大20W) 本体フル充電 約2時間30分 「Anker 511 Power Bank」を直接コンセントに差して、スマホを接続した場合、まずスマホの充電が行われた後、モバイルバッテリー本体の充電が開始します。
ポートが1つなので充電する端末が渋滞しそうではありますが、モバイルバッテリー本体の充電を忘れる問題が解消されるのは有難いです。本来なら旅行先ではモバイルバッテリーを充電するACアダプターやケーブルも必需品ですが、Anker 511 Power Bankなら必要なく、手荷物を減らせるのもうれしいですね。
※ コンセントのタイプに注意しましょう!
スマホとモバイルバッテリー両方を充電できる、とても便利なAnker 511 Power Bankですが、残念ながら弱点もありました。
コンセントプラグとUSBポートが同じ右側面に配置しているため、縦に並ぶコンセントの場合、ケーブルで他のコンセント口をつぶしてしまいます。
デスクの奥(壁の近く)にコンセントを設置している場合も、画像1枚目のようにケーブルを曲げなくてはいけないので摩耗が心配です。
できればポートはストラップ側に欲しかったなと思うところ。
本体が縦向きになるように差し込めるコンセント口が横に並んでいるタイプ(画像1枚目)は、隣のコンセント口にも干渉せず、快適に使えます。
ポートが1つしかない分、他のコンセント口が使えなくなるのは結構ツライので、お手持ちのコンセントのタイプをチェックしておきましょう。
まとめ
筆者は外出先でモバイルバッテリーを使うことが多いですが、いつもバッグに入れっぱなしで、本体の充電切れに気が付くのは、実際に使いたい時です。
そこで就寝時のスマホの充電に『Anker 511 Power Bank』を使ってみたところ、朝になれば両方フル充電になっているので、バッテリー切れに悩まされることがなくなりました。
従来モデルのようにポートが複数あるともっと便利かなと思いますが、スリム形状がとても持ち運びやすいので、外出先でちょっとスマホを充電できたらいいという方は満足できそうです。
コンセプトプラグとUSBポートの配置だけ気になりますが、機能と携帯性のどちらも譲れない方におすすめですよ! 2022.08.06 (もあ)