2022.05.25

Joshin 試用レポート

カメラマンいらず!?キヤノンの自動撮影カメラ「PowerShot PICK」に撮影を全部おまかせ!

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Canon PowerShot PICK PS-PICK

友達と遊ぶ時や家族写真を撮る時にカメラマン係になると、気づいたらアルバムに自分の写真が全然ない…!なんてこと、ありませんか?
キヤノンの『PowerShot PICK』は人物の顔を認識し、ピントや構図を調整しながら自動で撮影してくれるカメラマンいらずのカメラ。
ほんとにカメラマンなしでOKなの?実際に撮影してきました! ライター:みにとまる

本体の確認

  • ボディはスベスベでマットな質感
    ボディはスベスベでマットな質感
  • 被写体を撮ることがカメラマンの仕事とはいえ、思い出に自分の姿がないのは寂しい…そんなお悩みを解消してくれるのが、キヤノンの自動撮影カメラ『PowerShot PICK』。
    電源を入れて置いておくだけで、キヤノン独自のアルゴリズムが被写体の様子を観察し、最適な画角に自動で調整して撮影してくれるという優れモノ。
    パン/チルト/ズーム機構が搭載されており、周囲を見回しながら顔や動きを認識し、人物の多いエリアなどを自動で探索・追尾。
    カメラを向けられると顔がこわばってしまうという方や、シャイなお子様の撮影にもピッタリで、自然な表情の写真が撮れますよ。

    本体は手乗りサイズでとっても小さくキュート!重さも軽いのでどこにでも持ち運べます。

  • 背面にmicro SDカードスロット
    背面にmicro SDカードスロット
  • 電源ボタンの横にワイヤレス通信ボタン
    電源ボタンの横にワイヤレス通信ボタン
  • USB Type-Cケーブルで充電します
    USB Type-Cケーブルで充電します
サイズ(約)Φ 56.4mm × 81.9mm(H)
重さ(カード含む)(約)170g
パン最大約-170°(左)~+170°(右)
チルト最大約-20°(下)~+90°(上)
倍率ズーム光学:3倍、電子:最大4倍

背面にはmicro SDカードスロットがありますが、カードスロットカバーがしっかり閉まらないときがあったので、撮影する際はちゃんと閉まっているか確認しましょう。
側面には電源ボタンとワイヤレス通信ボタン、もう反対側面にはUSB Type-Cのデジタル端子が配置。
使用する前にはあらかじめ充電を行ってください。

アクセサリでもっと撮影を楽しむ

  • ベルボン マルチトライポッド
    ベルボン マルチトライポッド
  • 底面のねじ穴と三脚を差し込む
    底面のねじ穴と三脚を差し込む
  • 高さは約44.5cm
    高さは約44.5cm
サイズ(収納時)(約)30×30×214mm
三脚最大高(約)445mm
質量(約)157g
段数3段

メーカーが推奨しているVelbon(ベルボン)の三脚『マルチトライポッド』を使えば、もっと撮影の幅が広がります。
三脚の天面を押さえながらPowerShot PICKのねじ穴に三脚ねじを差し込み、反時計回りに回すと取り付けられます。
三脚の高さは無段階に調節でき、最大高は約44.5cmと、地面や椅子に座って撮影する時にちょうどいい高さです。
折りたためばセルフィ―スティックにもなり、スマホのように自撮りもできちゃいます。

  • PowerShot PICK専用 シリコンジャケット
    PowerShot PICK専用 シリコンジャケット
  • PowerShot PICK専用 ソフトケース
    PowerShot PICK専用 ソフトケース

他にも着せ替え用のシリコンジャケットや、安全に持ち運ぶためのソフトケースがあり、専用アクセサリが充実しているのもうれしいポイント。
ピンクのジャケットを着てオシャレしたPICKちゃん、めっちゃカワイくて愛着がわいちゃう。

アプリ『Connect app for Mini PTZ Cam』で撮影しよう

  • アプリに従い、スマホと本体を接続しましょう
    アプリに従い、スマホと本体を接続しましょう
  • アプリでは細かい設定やリモート撮影が可能
    アプリでは細かい設定やリモート撮影が可能
  • 高さを合わせるためテーブルの上に三脚を設置
    高さを合わせるためテーブルの上に三脚を設置

PowerShot PICKで撮影するには専用アプリ『Connect app for Mini PTZ Cam』が必要です。
アプリをスマホにインストールし、本体の電源を入れてワイヤレス通信ボタンを押せば、あとはアプリ画面に従うだけでカンタンに接続できます。

PowerShot PICKは自動撮影した人物を最大12人まで自動で登録します。
アプリの優先設定をONにすれば登録した人物を優先的に撮影でき、逆にOFFにすればまんべんなく人物を認識して撮影してくれるので、人が集まる場所ではOFFにしておくほうがよさげ。

アプリ画面では画角を自分で調整できるリモート撮影も可能。
絶対に写真に残したいシーンやカメラ目線の写真が欲しい時は、リモート撮影に頼るのもいいでしょう。

事務所を抜け出し、サラリーマンたちがピクニックにやってきました!
画角を大人の座高に合わせるため、ローテーブルの上に三脚とカメラをセッティングし、準備はOKです!

PowerShot PICKでの撮影写真

  • カメラ目線じゃないからこそ自然な雰囲気ですね
    カメラ目線じゃないからこそ自然な雰囲気ですね
  • PICKに反応されやすいスタッフにガッくんが嫉妬
    PICKに反応されやすいスタッフにガッくんが嫉妬
  • マスクを外してようやく認識されたガッくん
    マスクを外してようやく認識されたガッくん
  • 「ハローピック!写真撮って!」
    「ハローピック!写真撮って!」
  • 三脚なしで下から撮ると足が長く写りますね
    三脚なしで下から撮ると足が長く写りますね
  • スマホみたいに自撮りもしちゃう
    スマホみたいに自撮りもしちゃう

どうでしょう、画角もちょうどイイ感じだし、スマホと同じくらいの画質で綺麗に撮れているのではないでしょうか!
撮影を始めてすぐはなかなか自動撮影されなかったのですが、その間もPowerShot PICKはボディをあらゆる方向にキョロキョロさせて、何とか被写体を追尾しようとしていました。
しばらくはリモート撮影や、後述する音声コマンドで楽しんでいましたが、撮影するうちに私たちに見慣れたからか、どんどん自動撮影するように!

なかなか認識されなかった要因として、マスクの有無も関係していると思います。
特にスタッフガッくんは輪郭を覆うプリーツ型のマスクをしていたのもあり、その場合人物を認識するのが難しくなるようです。
スタッフの中で1人だけ何度もPICKに無視されてしまい「俺はPICKに嫌われているのか…」とかなり落ち込んでいました(笑)
マスクを外せばガッくんもちゃんと撮影されましたよ!
ガッくん「なんや人見知りやったんかい…カワイイヤツめ…」

自動撮影時はパシャっと音がするので撮られたことにはすぐに気づきますが、音が気になる場合はアプリで消音設定にもできます。
顔をボカしているので少しわかりにくいかもしれませんが、カメラ目線じゃないからこそ自然な表情の写真が複数撮れました。

音声コマンドで写真・動画を撮影できる

  • 【動画】
    【動画】動作・撮影動画をご覧いただけます
  • アプリで撮った写真を確認
    アプリで撮った写真を確認
写真撮影ハローピック!写真撮って!
動画撮影ハローピック!ビデオ撮って!
自動撮影一時停止ハローピック!休んで!
他の被写体を撮影ハローピック!他も見て!

PowerShot PICKには現段階で4つの音声コマンドが用意されています。
使い方はとてもカンタン、PowerShot PICKに向かって「ハローピック!写真撮って!」などと呼びかけるだけ!
声の方向に合わせてカメラが動いて、ピピっと音を鳴らして反応してくれますが、動物の鳴き声みたいでカワイイです。
リモート撮影だとスマホを手元で操作する必要がありますが、音声コマンドだとハンズフリーで撮影できて便利です。

アプリでは撮影した写真の中からおすすめの写真を自動で厳選してくれる他、iOS端末限定の機能ですが、日付や人物を指定してハイライトを作成できます。

まとめ

約1時間半ほどの撮影でバッテリーが残り少なくなっていたので、電池持ちがいいとは言えないですが、モバイルバッテリーで充電しながら使えば長時間の撮影も可能です。
アプリを起動していると動画の自動撮影はされないので、動画を撮ってほしい方はアプリを閉じて使用してください。

改めて撮影した写真を見ていると、カメラマンなしでこれだけ綺麗に画角を調整してくれるのはすごいなと思いました。
知らないうちに撮られた画像を見返すのはいろんな発見があって面白いし、表情も自然体かつ楽しそうで、学生時代に修学旅行の写真が廊下に掲示されていた時の感覚を思い出しました(笑)
これならカメラで顔がこわばる方も使いやすいし、PICKを上から覗き込む構図は普段ではなかなか撮れないので貴重な体験でした。

何よりカメラマンも一緒に写れるのがポイント高し!
カメラマン係をやりがちだけど、自分も一緒に写りたい方、シャイで写真に写りたがらないお子様がいらっしゃる方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか? 2022.05.25 (みにとまる)

スタッフが使ってみました

この商品は、弊社自社サイト「Joshin webショップ」にて販売中です。(※外部サイトへリンクします。)

三脚

専用アクセサリ

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