2023.01.06
Joshin 試用レポート
360度のライトショー!JBLポータブルスピーカー『Pulse 5』で音と光をカスタマイズ!
JBL ポータブルBluetoothスピーカー Pulse 5
スマホの曲を手軽にいい音で楽しめるワイヤレススピーカー。
今回はサイズ機能ともに種類が豊富なJBLのスピーカーから、音楽に合わせてLEDのライティングが楽しめる「Pulse 5」をレポートします!
従来モデルよりパワーアップした鮮やかな光が、いつものお部屋の雰囲気を一気に変えてくれますよ。 ライター:もあ
光と音がさらにパワーアップした JBL『Pulse 5』
音楽を聴きながら視覚でも楽しめる、JBLの「光るポータブルスピーカー」Pulseシリーズ。
音楽に合わせて筒状の本体が360°全方位に光輝くのが特徴で、数多くのイルミネーションパターンを、盛り上がりたいパーティシーンやリラックスしたい時など、気分に合わせて選択できます。
今回発売したシリーズ第5弾目となる『Pulse 5』は、LEDライトの数を前モデル「Pulse 4」から15%も増加し、全部で149基搭載。
解像度の高い光が、50fpsの高速駆動によって滑らかに変化していきます。
また、LEDは本体側面だけでなく底面にも搭載され、接地面に反射するイルミネーションも楽しめるようになりました。
最近発売のスピーカーは、高音質や小型化に重点を置いたものが多い印象なので「光」という個性がさらにパワーアップしているのは嬉しいですね。
しかし光だけではなく、360°広がるパワフルなサウンドも忘れてはいけないポイントです!
Pulse 5は上向きに2ウェイスピーカー(46mmウーファーと16mmツイーターを同軸配置)を搭載し、底面のパッシブラジエーターの表面積は前モデルから15%拡大。
JBLサウンドらしい、伸びやかな高音と深みのある低音を部屋いっぱいに届けます。
外観と付属品
セット内容 | 本体、USB Type-C 充電ケーブル(長さ:約:1.2m)、クイックスタートガイド、安全シート、保証書 |
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サイズ(約) | 幅10.7 x 高さ21.6 x 奥行13.2cm |
質量(約) | 1.5kg |
外観はこれまでと同じ、オシャレなタンブラーのような筒状デザイン。
前モデルの上下にあったシリコン部分がかなり削られ、透過面が広くなっています。
ウーファーが大型化したためサイズもひと回り大きくなり、ズッシリとした印象です。
新モデルになると小型化するスピーカーは多いですが、Pulseシリーズのサイズアップはイルミネーションの迫力が増すので、個人的にはすごくアリです。
本体側面はツルツルとしていて、持ち運び時にうっかり落としてしまいそうと思ったのですが、Pulse 5からはストラップが直付けされています。
バッグに付けるには重さが気になりそうですが、手に引っかけると持ち運びやすく、本体に指紋が付きにくかったりと、ストラップがあってよかったと思うことは多かったです。
充電時間(約) | 4時間 |
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連続再生時間(約) | 12時間 |
底面には9基のLEDライトが搭載し、側面と同じく音楽に合わせてライトアップします。
底面全体ではなく中央にあるパッシブラジエーターだけが光るので、置くとあまり見えないのではと思いましたが、接地面に反射された光がとても美しい!(画像2枚目)
本体のサイズアップもあると思いますが、床面からも光が広がることで、ライトの迫力は間違いなくシリーズトップです。
背面には電源ボタンやペアリングボタンなどが並び、1番下には充電ポートがあります。
バッテリーは、フル充電時に最大約12時間再生可能。
ここは前モデルと変わらずですが、本体全体のライトが激しく動くのに、この頼もしいロングバッテリーは本当にスゴイです。
気分に合わせてイルミネーションを設定
電源をオンにすると光が下からグイッと上って、鮮やかなライトによるイルミネーションが始まります。
音楽を鳴らしていなくても光が様々なパターンと色に変化し続け、インテリアとして最高だなあ・・・としばらく眺めていました。
光のパターンは専用アプリ「JBL Portable」で自由に演出できるとのことなので、さっそく接続して見ていきます。
アプリのメイン画面にある「ライトショー」からパターンを選ぶのですが、種類がものすごく豊富!
ネイチャーやパーティなど1つ1つの項目の中に、5つ前後のパターンが用意されています。
さらにカラーも好きに変更できるので、自由度はものすごく高いです。
いくつかのパターンを動画撮影しました。
いろいろ試しましたが、筆者は「ウェザー」の項目にある「レイン」の、光が降り注ぐ幻想的な様子が特にお気に入りです。
光るスピーカーはみんなでワイワイ楽しむパーティシーンに最適という印象がありましたが、部屋で1人でゆっくり眺めたい光のパターンも多く、好みのパターンを探すのも楽しかったです。
IP67 防塵・防水性能を搭載
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部屋でゆったりイルミネーションを楽しむのもいいけど、友達と屋外で使っても絶対に盛り上がる!特にダンスの練習とか最高だと思う。
Pulse 5はIP67等級※の防塵・防水性能を搭載し、公園やキャンプなどの屋外はもちろん、プールサイドなどの水辺でも安心して音楽とライトショーを楽しめます。
水で丸洗いも可能なので、汚れを気にせずどこへでも持っていけますよ!
※IP67等級:粉塵が内部に侵入せず、規定の圧力や時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない。
音楽と環境音モードを聴いてみた
ライトアップに見惚れすぎて、Pulse 5がスピーカーであることを忘れそうになってしまったので、しっかりサウンドも聴いていきます。
音質は、JBLサウンドらしく音にキレがあってとてもパワフル。
音量を上げるとまるでライブ会場にいるかのような迫力と臨場感を味わえました。
曲にもよりそうですが、J-POPやEDM系の曲は少し明るさが増す印象で、中高域の伸び方がとてもキレイです。
音量が小さいと低域が少し弱く感じることもありましたが、アプリでイコライザー設定をすると満足のいく音になりました。
音が360°広がるので部屋のどこにいても聴こえにくいと感じることはなく、あまり広くない部屋だと壁に音が反射して、まるで音に包まれているようです。
アプリからはパーティにピッタリな「PartyBoost機能」の設定ができ、他のPulseシリーズのスピーカーと繋げて2台で同時再生が可能です。
今回は試しませんでしたが、Pulse 5だけで充分過ぎる迫力のサウンドが2倍というのはとても気になる・・・!イルミネーションの連携も絶対に美しいだろうなあ。
自然の音でリラックスできる環境音モード
癒される光のパターンがたくさんありましたが、Pulseシリーズは音でもリラックスできる「環境音モード」を搭載。
【波・虫の声・焚き火・森・せせらぎ】の5つの自然の音を、最長60分間再生することができます。
もちろん音に合わせたライトアップもあり、就寝前やちょっと心を落ち着かせたいときにおすすめです。
筆者は「焚き火」のゴーッと火が燃える中のパチッという音にめちゃくちゃ癒されて、ずっと聴いていました。
普段あまり聴けない音もあって面白いです。
まとめ
音楽に合わせてLEDライトが光るスピーカーはパーティ用のイメージが強く「パリピ」と呼ばれるタイプではない筆者には縁がないかもと思っていましたが、筆者にとってPulse 5は驚くほど「癒されるスピーカー」でした。
たしかにパーティにピッタリな光の動きも多くありますが、部屋で1人リラックスタイムを満喫できるような光も同じくらい豊富で、環境音モードにある自然の音も癒される。
Jazzミュージックなど落ち着いた音楽を再生したときの、部屋が最高の癒し空間に早変わりする感覚は1度ハマると抜け出せそうにありません。
気分にあったイルミネーションに包まれながら聴くパワフルな高音質を、ぜひ体験してみてください。 2023.01.06 (もあ)