大火力で炊き上げる！真空圧力で炊飯する東芝 炎匠炊きRC-10VXT・RC-10VSTのご飯を実食

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• 今回は東芝の真空圧力IHジャー炊飯器 炎匠炊き『RC-10VXT』と『RC-10VST』でご飯を炊いていきます。
  パッと見の外観はほとんど一緒！ 今回はRC-10VXTは黒、RC-10VSTは白をお借りしましたが、それぞれ白or黒の2色から選べます。

  2機種の違いは内釜にあり。
  RC-10VXTは釜のコーティングに備長炭釜を加え、厚さは約7mmとRC-10VST（釜の厚さ約5mm）よりも厚みがあります。
  よりふっくらとしたご飯にこだわる方はRC-10VXTにご注目ください。
  今回はRC-10VXTを中心にレポートしていきますよ。

RC-10VXTとRC-10VSTのスペックの違い

炎匠炊き RC-10VXTの外観

最近は汚れを拭き取りやすいようフラットな天面の炊飯器が増えましたが、形状自体は無くても天保山くらい高さの低い山形になっていたり、角が丸くなっていたりと柔らかな曲線を描くものが多いです。
RC-10VXTはフラットの中のフラット。角まで水平にピシーッとなっています（角はとがっていないのでご安心ください）。
ボタンもタッチパネルですので汚れを気持ちよく拭き取れます。
ただしオープンボタンは押しやすさを考慮して天面に配置し、この箇所のみ、くぼみがございます。

汚れが拭き取りやすいのは天面だけではありません。
庫内もツルッとしており、フレームは拭きたくなるミラー仕上げです。
RC-10VSTの庫内も同じ仕様ですよ。

内釜は鍛造かまど備長炭釜

遠赤効果の高い備長炭を含むコーティングを外側に施した「鍛造かまど備長炭釜」を採用しています。
底側1/3ほどがすぼんでいますが、この釜底と側面にある60度の角度が熱対流を効率的に起こし、ご飯のおいしさを高めます。
さらに釜底の厚みは約7mm！ RC-10VXTの高い加熱力（1420W）をしっかり蓄えて炊飯を行います。

内ふた部分

筆者は内ふたに凹凸などがあるとちょっと洗うのが面倒だなと思うタイプですので、ふたを開けてツルツルの内ふたが見えた瞬間、心の中で「グット…」とつぶやきました。
内側フレームに似た、ミラー仕上げに近い輝きで凹凸も少ない！
でも実は奥に装置があったりしますからね、外しましょう。

内ふたの裏側もフラット！ですが内ふたを外したその奥に、蒸気口キャップを発見しました。
炊飯後は取り外して分解し、お手入れを行ってください。
内ぶたと装置が一体型ではない分、お手入れはしやすい印象です。
RC-10VSTも同様の内ふたと蒸気口キャップがあります。

RC-10VXTで白米を炊いてみよう

内釜にご飯3合分をセットし、コースより「白米・甘み炊き」を選んで炊飯します。
標準的な炊飯メニュー（本かまど・おすすめ）は炊飯時間が35〜45分ほどですが、甘み炊きはお米の甘さを引き出す加熱を行うため、約63分の炊飯を行います。
炊飯目安時間はメニューを選択すると表示されます（上記画像とは表示が異なります）。

炎匠炊きは釜の中を真空にすることで、お米の芯まで吸水させます。
真空になるとモニターに「真空」アイコンが表示されます。
今回は東芝さんにご協力いただき、真空になってから数分で蓋を開けさせてもらいました^※が「プシュッ！」と音を立てて蓋が開きました。
疑っていたわけではないのですが、本当に釜の中の空気圧が下がっているのだと実感。
※安全にお使いいただくためにマネはしないでください

炊飯完了！ 炊いたご飯の味は？

時間通りに炊飯が完了したので、ふたオープン！
ほどよい艶があり、ひと粒ひと粒が大きなご飯が出来上がっています。
見た目はふんわりというよりも少しペタッとしている印象ですが、味・食感はどうでしょうか。

しゃもじですくうと、柔らかいというよりもシャッキリとした密度を感じます。
かためのご飯が好きな筆者には期待しかありません。
さっそくスタッフたちと実食！
見た目の艶以上にご飯はスルッとしていて舌触りがよく、弾力があってとても美味しいです。
粒立ちがしっかりしていて、口にいれるとハッキリと粒を感じます。
ご飯はあっさりめで噛むほどに甘みが引き出されます。
おかずと一緒に食べても美味しい、お腹が満足するご飯です！

RC-10VSTで炊き込みご飯を作る

次はRC-10VSTで炊き込みご飯を炊いていきます。
白米と市販の炊き込みご飯の元を入れて、軽くかき混ぜて炊飯器にセット。
コースより「白米・炊き込み」を選んで炊飯スタート。
炊き込みご飯は約45分で炊き上がります。こちらも炊飯時間が比較的速いです。

炊き込みご飯のお味は？

炊飯完了！ ふたオープン！
良い色〜！ 沸騰時の対流によってか、おかずが中央に寄せられています。
ご飯を釜底からすくってみると、おこげだけど硬くなりすぎていないような柔らかさのあるおこげができていました。
味はもちろん美味しくて、ペロリと何杯でも食べられそうです。

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• どちらもシャッキリとした食感のご飯にしあがり、弾力・噛み応えがあるご飯が好きな方は特においしいと感じられるのではないでしょうか。
  もちろんコースで食感などは選べますので、好みに合わせて炊き分けを行ってみてください。

  「真空で保温ができる」という従来からの特長も東芝の真空炊飯ジャーの人気のポイントです。
  長時間ご飯を保温するとかたくなったり、酸化して黄色くなったりもしますが、真空で保存をするから酸化を抑えて白いご飯を保ちます。
  もちろん食感なども損なわないので、おいしいが長持ちしますよ。
  炊き立てはもちろん、帰宅の遅い家族にもおいしいご飯を食べてもらいたいなら、今回試したRC-10VXTやRC-10VSTをぜひお試しください。2022.08.27 (ぴよこ)