2023.12.04

Joshin 試用レポート

世界よ、これが二刀流だ! ドライブレコーダーとレーダー探知機がひとつになったセルスター「RD-60」の実力をチェック!

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セルスター 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー RD-60

ドライブレコーダーとレーダー探知機で有名なセルスターから、その両方の特徴を併せ持った新商品「RD-60」が発売されました。
今や設置は当然?のドライブレコーダーと、安全運転をサポートするレーダー探知機機能がひとつに…それだけでワクワクが止まりません。
早速設置して、ドライブしてみました! ライター:モッツアレラ

セルスター 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー RD-60

  • RD-60 パッケージ
    RD-60 パッケージ
  • RD-60 セット内容
    RD-60 セット内容
セット内容 フロントカメラ本体、リアカメラ本体、カメラ接続コード(片側ストレート)※コード長9.0m、直結配線DCコード(3極コネクタ5V/2A)5.0m、両面テープ、64GB microSDカード クラス10(SDカード変換アダプタ・ケース付)、脱脂クリーナー一式、コードクリップ5個、取扱説明書

まずはパッケージをどんっ!…すごく大きいです。
従来のドライブレコーダーの倍はあるでしょうか、とにかく箱にギッシリ詰まった重量感があり、初動から所有欲が満たされます。
…いかんいかん、ここで満足してはっ、と中身をチェックしていくと、フロントカメラ本体、リアカメラ、リア接続コードと、配線コード等。
取り付けるにあたり充実した付属品となっております。

シガープラグコードは付属しておりません。
直結配線DCコードとなりますのでご注意ください。
microSDカードは、あらかじめ64GBが付属しております。
容量は多い方が良いですね!(最大128GBまで対応 [クラス10/SDXC規格準拠])

フロントカメラ

  • フロントカメラ 正面
    フロントカメラ 正面
  • 液晶は2.4インチタッチパネル
    液晶は2.4インチタッチパネル
サイズ(約) 幅109×奥行30.5×高さ92mm

フロントカメラはパッと見、サイズも特に大きくなく通常と変わらない風ですが、少し重めに感じられます。
決定的に違うのは、やはりレンズ左下にある「レーザー受信部」でしょうか。
この部分はセルスター独自の「フレデリックスレンズVer.2」を搭載しており、本商品の目玉であるレーザー式取締機から発せられるレーザー光を安定して受信するための、言わば真骨頂な部分。
かわいいシールなど貼って、塞がないでくださいね。

  • 「GPS」はフロントブラケット部に搭載、「CAM」はリアカメラケーブル差込口
    「GPS」はフロントブラケット部に搭載、「CAM」はリアカメラケーブル差込口
  • 底部にmicroSDカード挿入口
    底部にmicroSDカード挿入口

フロントカメラ上部から見てみます。
左からリアカメラ接続、フロントカメラブラケット取り付け、GPSユニット取り付け、本体電源コード取り付け部分となります。
この内、GPSユニットは、フロントカメラブラケット部に搭載されているので、フロントガラス天井裏まで配線するのは、電源コードと、リアカメラケーブルの2つです。
背面には「上下反転」「左右反転」の切り替えスイッチがあります。

リアカメラ

  • リアカメラ本体
    リアカメラ本体
  • 背面:「上下反転」「左右反転」の切り替えスイッチ
    背面:「上下反転」「左右反転」の切り替えスイッチ
  • 電源変換ユニット。電源接続時に使用
    電源変換ユニット。電源接続時に使用
サイズ(約) 幅34.5×奥行16.0×高さ67mm(突起部含まず)

続いてリアカメラを見てみます。
従来のセルスター2カメラモデルと特に変わらない形状ですね。

リアワイパー搭載車であれば、ワイパーの動線が届く位置に取り付ければ、悪天候の時でも後方視界が保てます。
リアカメラの両面テープは、リアガラスの電熱線を避けて取り付けてくださいね。

実際の走行動画

  • 【動画】フロント・リアの走行画像 ※画像は圧縮、一部処理を施してあります
    【動画】フロント・リアの走行画像
    ※画像は圧縮、一部処理を施してあります
  • それでは実際に走行してみましょう。
    撮影時はお天気にも恵まれた快晴。
    人間的には快適なのですが、ドライブレコーダーには直射日光や高温問題・車内ノイズなど、間接的な影響が懸念されます。
    しかも「RD-60」のウリであるレーダー・レーザー探知機能がしっかり働くのかも、チェック部分であります。

    「RD-60」は、本体・リアカメラ供に200万画素、STAVIS IMX307を搭載。
    特徴として暗がりに強く、高画質な録画が期待できます。
    録画はもちろん前後フルハイビジョン。
    またHDR搭載により、トンネル出口や西日などの急激な明るさの変化にも対応しているので安心です。

日中

  • 日差しの厳しい日中
    日差しの厳しい日中
  • リアカメラであおり運転も安心!
    リアカメラであおり運転も安心!

録画時の天気は快晴でした。青空や雲、遠くの山々まできれいに録画されています。
HDR処理の見どころですね。対向車のナンバーもはっきり見て取れます。
もし見逃したとしても、リアカメラでナンバーが確認できるのは、前後フルハイビジョン録画のおかげです。安心ですね。

トンネル走行中

  • トンネル出口付近は、HDR処理の見どころです
    トンネル出口付近は、HDR処理の見どころです
  • もちろんリアカメラも抜かり無くHDR処理♪
    もちろんリアカメラも抜かり無くHDR処理♪

トンネルが苦手なドライブレコーダーも多い中、「RD-60」は頑張っています。
トンネル出口でそのドライブレコーダーの善し悪しが出ると言っても過言ではありません。
「RD-60」はそんなトンネル前後の映像もしっかりと録画。安心感がありますね。

夕暮れ時

  • SAの照明や他車のライト処理にも注目
    SAの照明や他車のライト処理にも注目
  • リアの通行人もしっかりと録画します
    リアの通行人もしっかりと録画します

夕暮れのSAに寄ってみました。リアの夕暮れもきれいにHDR処理されています。
SAやPAは高速と違い、歩行者もいるので基本徐行ですが、こういった夕暮れでは、人も車も視界がはっきりとしない時間帯です。
万が一のトラブルにも、ドライブレコーダーが録画しているので証拠として自信をもって運転できますね。

夜間

  • 夜はSTAVISの真骨頂、遠くもはっきり映します
    夜はSTAVISの真骨頂、遠くもはっきり映します
  • リアは後続車のライトにも注目
    リアは後続車のライトにも注目

夜間は対向車のライトが眩しい!昨今の乗用車は、直線的な光のLEDライトが普及し、ドライバーにはキビシイ視界になりがちです。
夜間の道路は暗いため、ドライバーも不安な運転になってしまいますが「RD-60」はHDR処理やSTAVISで確認可能な映像に仕上がっています。
テールランプが映り込むのはご愛敬(笑)

まとめ

以上、セルスタードライブレコーダー『RD-60』の実走でした。
「ドライブレコーダー」部をメインとして取り上げました。
レーダー探知機機能もしっかり機能していましたが、今回走行したルートには、次世代取締りのレーザーオービスは設置されていない(?)様で、警報が鳴らなかったのが正直なところです。

レポート撮影後、ネズミ捕りで有名なポイントを走ってみましたが、しっかり警報してくれましたよ。
あえてネガティブなところを申し上げますと、レーザーとレーダーの受信には音声に違い(レーザーなら「レーザーです!等」)があるのですが、それ以外は同じ音、例えばGPSポイントの警報でも同じメロディで、「RD-60」本体の画面を見ないとネズミ捕り警報なのか、LHシステム警報なのか分かりにくかったです。
なので本体は、ドライバーから画面が見える場所に取り付けるのがベストだなぁと思いました。
また今回試せていませんでしたが、パーキングモードが使用できる「GDO-45」(別売)があれば、最大12時間の駐車監視録画が可能となります。

ドライブレコーダーとレーダー探知機が一体になったことで、今まで当たり前の様にダッシュボードへ2台取り付け(シガープラグも2個)していて、一般的にはマニアックな運転席になりがちでした。
ところがこの「RD-60」であれば、電源1本で片付くので、配線的にもスッキリしますよ。
個人的にはそれだけで推しポイントです。配線ごちゃごちゃは嫌ですもんね。
セルスター「RD-60」、良いですよ!オススメいたします! 2023.12.04 (モッツアレラ)

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