2023.05.24
Joshin 試用レポート
通勤時の不快な背中蒸れとサヨナラできた。リュックにつけるUSBファン「リュックール2」で
ロングフィールド リュックにつけるUSBファン RuCool 2(リュックール) LF2301-8NV
筆者は通勤時にビジネスリュックを使っているが、気温が高くなると暑くなってくるよね、背中が。
ネットの普及、AIの進化と、時代はどんどん進むのに、リュックで背中が暑くなる問題は一向に解決する気配がないじゃないか!!
…って思ってたけど、解決アイテムが、実はある。
リュックを背負って歩く方や、満員電車で背中(お腹も)の蒸れが不快な方は、ロングフィールドの『RuCool 2(リュックール)』を、マイリュックに取り付けてほしい。めちゃくちゃ快適になるから。
ライター:ぴよこ
バイバイ背中蒸れ!リュックに付けるUSBファン「リュックール2」
サイズ(約) | 幅240×奥行20×高さ390mm |
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質量(約) | 0.25kg |
リュック。それは春頃から背中にジワジワと蒸れを生み出し、夏になると背中で灼熱地獄を生み出す個性の持ち主だ。
荷物をハンズフリーで運べて最高に便利だけど、夏場の不快度が高すぎる!
そんな蒸れやすい背中にバイバイ!ロングフィールド『リュックール2』はお使いのマイリュックに取り付けて使えるUSBファンで、クラウドファンディングで1600人が応援した「リュックール」の改良版だ。
リュックに取り付けてかさばったら嫌だと思ったが、パッケージからかなり薄い。
薄くて軽い本体
中を取り出すと薄いシート状の本体が出てきた。
重さも250gと、めちゃくちゃ軽い。
背中に当たる面は通気性の良いメッシュ素材で、2つのファンが本体の下側に配置。
上部と下部の左右には、リュックに固定するためのバックルが付いている。
リュックール2の厚みは説明書では約2cmと記載があるので結構厚みがあると感じるが、この厚みはファンの部分によるもの。
シート自体は1cmほどなので、実際のリュックールを見るとめちゃくちゃ薄いと感じるかと思う。
シートの中には薄いプラスチック板らしきものがあり、この板によって真っすぐな形状が保たれているようだ。
板にも通気穴が設けられているので、熱気がこもらないように工夫がされている。
筆者のビジネスリュックでサイズ感の確認
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今回はA4 / 13.3インチPCが入る幅26cm、高さ35cmの筆者のビジネスリュックにリュックール2を重ねてサイズ感を見てみよう。
リュックール2の幅は24cmなので、リュックの幅をイイカンジに覆った。
高さは39cmとリュックよりも少し長くなったが、ショルダーの邪魔になる事もなく、背負った時にはみ出た部分が気になる事もない。筆者のリュックはコンパクトサイズなので下の部分がリュックよりもはみ出たが、14.0インチPC対応のビジネスリュックなどなら、リュックール2がリュックの背面をピッタリ覆う見た目になるはずだ。
装着は5秒くらいでできる
実際にリュックール2を装着して使ってみよう。
それぞれのバックルをショルダーの上下に通すようにして留めるだけなので、装着は5秒くらいで完了した。
固定感もしっかりしていて、「最初から背面にリュックール2が付いていましたけど?」というほどリュックにリュックール2が馴染んでいた。
装着後の重さの体感としては、装着前と変わらないレベル。
モバイルバッテリーを繋ぐ
リュックール2はUSBファンだ。
右手側のファンの横からUSBケーブルは伸びており、メッシュ生地の面は使わない時にケーブルが収納できるようポケット仕様になっている。
(開梱時はこのポケットにUSBケーブルは収納されているので取り出してください)
伸ばしたUSBケーブルに私物のモバイルバッテリーを接続した。
ケーブルには電源ボタンがあり、短押しすることでオン/オフができる。
風量は1種類のみ。
10,000mAhのモバイルバッテリーを使用した場合、約10時間の使用が可能。
リュックを背負っても存在感はほぼ無い
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リュックール2を装着したリュックを背負ってみた。
リュックール2は全く見えないし、背負ってもまるで違和感がない。
ファンが体に当たっていたいなんてこともない。
筆者はケーブルを繋いだ充電器をリュックのポケットに入れて使う事にしたが、ポケットから出ているケーブルの長さも程よく、電源ボタンもリュックを背負った状態で押せた。背中のムレも気になっているが、電車の中だとリュックを前にして背負う事もよくあるし、筆者はそのまま歩いている事も多いので、体の前側が暑いぃ〜!となっている事も多々ありだ。
リュックを前にするとお腹に風が当たりそうだが、お腹ヨワヨワ族の筆者でも大丈夫だろうか。
ファンの音は屋外や電車では気にならないレベル
ファンの音は、USBの卓上扇風機の弱風のような音と大きさ。
運転した状態でリュックを背負って近くのスタッフに筆者からファンの音が聞こえるか聞いてみたところ「何も聞こえない」と返ってきた。
他のスタッフ何人かにも聞いてみたが「音?しないよ?」と言われたので、スタッフにリュックを背負ってもらって筆者も音を聴く側に回ってみると、なるほど。音、全然気にならなかった。
事務所で試すと背負っている本人は音が聞こえるレベル。
外に出ると筆者でも音は分からないほど聞こえなくなった。
さて、リュックール2を装着したし、通勤で試してみようじゃないか。
結論:めちゃくちゃ快適だった。
筆者は1駅ほど歩いたりするので、歩いている間は特にリュックを背負う背中は暑い。
まずはリュックール2を使わずに使っていたのだが、筆者的にリュック本来の裏地がレザーだったので、リュックール2のメッシュ素材が背中に当たるだけでちょっと通気性が良くなっていた。
歩いたりして暑くなってきたらリュックール2の電源をオン。
風自体はそこまで強いわけではないのに、熱気が一気に背中から放出されるような爽快感がある!
扇風機のように体に直接風が当たるというより、リュックール2によって背中とリュックの間にすき間が出来て、そこにそよ風が入ってきて熱気を外に出しているような感じ。
熱気が放出されて風がどんどん循環されるので、背中がずっと涼しい。
電車内で冷房が効いていない時や、車内に人が多い時は暑いと感じる事もあるが、リュックール2を使うとかなり不快度数が軽減された。
本当に音は聞こえないだろうかとドキドキしながら電車で使ったが、隣の人にチラッと見られることもなく、音の事は気にしなくて大丈夫だろう。
前掛けで使っていると、最初は快適だったものの、お腹ヨワヨワ族の筆者はしばらくすると「お腹、さむい!」とやや冷えを感じたので、定期的にオフにしたりして使う事になりそうだったが、ここは使う人によって分かれる所なので参考程度にしていただければと思う。
薄くて軽くて存在感はほとんどないのに、リュックによる背中の不快感がかなり軽減された!
ビジネスバッグなどで同じように背中に不快感があってどうにかしたい!と思っている方は、ぜひリュックール2を試してください。
背中蒸れとバイバイできますよ!
2023.05.24 (ぴよこ)