コスパ最高！初めての完全ワイヤレスイヤホンはパナソニックの『RZ-S30W』がおすすめ！

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• 2020年、パナソニックは初の完全ワイヤレスイヤホンである『RZ-S50W』と『RZ-S30W』、オーディオブランド「テクニクス」から『EAH-AZ70W』を発表しました。

  『RZ-S30W』は、約4gの軽量設計で、手の届きやすいお手頃価格が特徴のモデル。
  ノイズキャンセリング機能は付いていませんが、周囲の音を取り込む「外音取り込み機能」や通話用の高性能マイク、音切れしにくい安定した接続性を備えています。

  専用アプリにはイコライザーがあり、好きな音に調整して音楽を楽しむことができますよ。

セット内容：本体、充電ケース、USB充電ケーブル（約0.5m）、イヤーピース（XS/S/M/L）、取扱説明書

カラーバリエーションは、ホワイト/ブラック/グリーンの3色。
グリーンは少しくすみがあって、大人っぽい印象の色です。
本体装着時にも目立つ金属のような縁がオシャレで、アクセサリー感覚で身に付けられます。

付属のシリコン製イヤーピースには1番小さなXSサイズがあり、耳の小さな女性でも圧迫感なく装着できます。

質量(約)：RZ-S30W：4g（片方）
対応コーデック：SBC / AAC
防水性能：IPX4相当（イヤホン部のみ）^※
※IPX4：いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない

本体の重さは片方約4gと、完全ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスの軽さです。
ツルツルとした肌触りのいい質感で、汚れが付いてもサッと拭き取れば落ちます

ノズルが短いので耳への負担が少なく、長時間付けていると、装着しているのを忘れることもありました。
凹凸がなく、ノズルが短いということは、あまり耳の奥に入れ込むタイプではないので、ポロッと落としてしまわないよう、イヤーピースの大きさは自分に合ったものを選びましょう。

IPX4の防水性能を搭載しているので、少量の雨や汗で濡れる分は問題ありません。
充電ケースは防水仕様ではないので、濡らさないよう気をつけてください。

長時間の外出でもずっと使えるバッテリー

充電時間：イヤホン+充電ケース（同時充電）約4時間
連続再生時間：約7.5時間（イヤホンのみ）、最大30時間（ケース込み）
クイック充電：15分充電で約90分再生可能

充電ケースはコンパクトで、カバンやポーチ、ポケットにもかさばらずに入れられます。
開けると本体がピッタリ収まっていますが、半分以上が飛び出しているので取り出しやすいです。

バッテリーは、ケースを含めると約30時間の連続再生が可能。
ノイズキャンセリング機能がない分、今回同時発売されたモデルの中で1番の長時間バッテリーを誇ります。
1〜2時間ほどの通勤・通学に使うくらいなら、1週間は充電しなくても大丈夫そうですし、もし急に充電がなくなった時でも、15分充電すると約90分使えるクイック充電に対応しているので安心ですよ。

安定の接続性と高い通話性能

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• 完全ワイヤレスイヤホンで心配なのが接続の安定性ですが、端末からの音を左右同時に受信する「左右独立受信方式」を採用しているため、音切れは少なく、動画視聴時にも映像と音声のズレがあまりないのでストレスフリー。
  実際に人通りの多い駅で使ってみましたが、音切れや音飛びはほとんどありませんでした。

  さらに、通話の声がクリアに聴こえる「高性能MEMSマイク」が搭載されているので、Web会議でも活躍します。
  風の音の影響を受けにくい「ラビリンス構造」を採用しているので、屋外での通話もスムーズにできますよ。

装着イメージ

小さくて軽いので装着感がとても快適です。
小さすぎて落ちないかなという不安がありましたが、耳に吸い付くようなフィット感で、イヤーピースのサイズがちゃんとあっていれば外れることはなさそうです。
デザインがスッキリとしているので、どんなファッションにも馴染むのがうれしい！

操作方法

音楽の再生/一時停止、ボリュームの調整や曲の変更は、本体中央のタッチセンサーで行います。
センサーの反応は非常によく、3回タップなどの細かな操作もスムーズにできました。
ただ、反応が良すぎるのと、本体の縁を触ってもタッチセンサーが反応するので、髪を触るときなどに触れて曲が止まってしまうことが多々ありました。

ペアリング方法

ケースから本体を取り出すと電源がオンになるので、端末のBluetooth設定で「RZ-S30W」を選べば接続完了です。
1度接続した端末は、次からは本体を取り出すだけで自動で接続されるので、スムーズに音楽を楽しめますよ。

音の感想

ボーカルの声がしっかりと前に出ているので、複数人で歌う曲でも歌詞が聴き取りやすいです。
少しポップに色付けされている印象で、明るめのJ-POPは特に楽しく聴けました。
クリアなボーカルの声を中心に中高音が強めですが、アプリのイコライザー設定を使えば、迫力の重低音を楽しむこともできます。

家でじっくりと音楽を楽しむには少し楽器の音が物足りないかもしれませんが、通勤・通学中などに手軽に音楽を楽しむには問題のない音だと思います。

専用アプリでイコライザー設定が可能

RZ-S30Wも、上位機種と同じ専用アプリ「Panasonic Audio Connect」に対応しています。

アプリでは本体のバッテリーの確認、外音取り込み機能の設定、イコライザー設定などが行えます。
サウンドモードから、低音を増やす「バスエンハイサー」と、ボーカルの声をさらに聴きやすくする「クリアボイス」を選んで曲の雰囲気を変えることができ、イコライザーを調整して自分好みの音にすることもできます。
イコライザー機能は「ハイエンドモデルに搭載する機能」というイメージだったので、この価格帯のイヤホンに搭載されているのには驚きです。

アプリを使っていてこれは便利！と思ったのが「ヘッドホンを探す」機能。
「位置を確認する」を選べばマップ上に現在イヤホンのある位置が表示されます。
実際に試してみましたが、確かに今いるところにピンが刺さっていて、マップの下には住所もハッキリと･･･！
失くしてしまったイヤホンのマップが自分のいる場所をさしていて、近くにあることが分かったときは、音を鳴らして探しましょう。
小さすぎる本体を見て、ふと紛失が頭をよぎったので、この機能はすごくありがたいです。

小型・軽量設計でタフネスバッテリー、防水性能や通話用の高性能マイクも備えた、コストパフォーマンス最強の『RZ-S30W』。
左右独立受信方式を採用しているため、どこで聴いていても音切れが全然なく「安価なイヤホンは接続性が不安」というイメージを崩してくれました。

完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方、できるだけ価格を抑えたい方にピッタリのモデルです。
小型でデザインがオシャレなので、アクセサリー感覚でイヤホンをつけたい方にもおすすめですよ！

電車や風の音など、ノイズのない中でよりいい音を楽しみたい方はノイズキャンセリング機能搭載モデル『RZ-S50W』を、細かな楽器の音もじっくり楽しみたい方は、パナソニックが展開するオーディオブランド「テクニクス」から発売された『EAH-AZ70W』もぜひチェックしてみてください。 2021.02.09 (もあ)