2022.07.05
Joshin 試用レポート
ラジコン初心者がヨコモのPANDEM GRスープラ ドリフト用ボディ【SD-GRA90B】を塗装してみた!組立済シャーシとタイヤも合わせて完成を目指します!
PANDEM GRスープラ ドリフト用ボディ【SD-GRA90B】|1/10 電動RCカー組立済シャーシ YD-2Z ジャイロ付き【DP-YD2ZAC】|DRCドリフト コンペティション 組み立て済みタイヤ(4本入)【ZR-DRCW6】
様々な人に人気のラジコン。
スピードを競ったり、ドリフトテクニックを磨いたり、部品を選んでカスタムしたりと、奥が深くて楽しみ方がいっぱい!
今回は、ラジコン初心者の筆者がヨコモ社のPANDEM GRスープラ ドリフト用ボディ【SD-GRA90B】をカットして塗装までチャレンジ!
同社は組立済シャーシとタイヤも販売しているので、組み合わせて1台のラジコンを完成させます!
ライター:とらきち
目指せ完成品
ドリフト用ボディとタイヤはシンプルなパッケージ。
組立済シャーシは外箱から存在感があります。両手で持つのがちょうどいい。
使う道具は、ボディリーマー・曲線ハサミ・デザインナイフ・ピンセット・ポリカーボネートスプレー PS-2 レッド・ポリカーボネートスプレー PS-57 パールホワイト・プレペイントクリーナー(ポリカーボネート用)【87118】で、初めて使うものもあります。
あとはボディをカットする際にマジックペンもあると便利です。
さらにカッターもあるとよりカットが楽に行えます(後述)。
完成させるのが楽しみになってきました!
PANDEM GRスープラ ドリフト用ボディ【SD-GRA90B】
カット前チェック
セット内容 | 未塗装クリアボディ・マスキングシール・デカール・説明書 |
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ボディにはカットするラインと車体形状のラインが入っています。
カットする部分は細いへこみラインになっているので、そこに沿ってカットしていきます。
タイヤのアーチ部分のへこみラインがわかりやすくて頼りになりそう。
塗装は内側にするので、塗装しない部分には付属のマスキングシールを貼ります。
ボディのおもて面に貼るシールはデカールと呼ぶんだと初めて知りました。
カットを始めていきます
まずはカットするラインにマジックで印をつけていきます。
途中でどこをカットしていいのかわからなくなったりしました。
大まかにカットしてから、慎重に細かくカットします。
タイヤのアーチ部分がなかなか難しい・・・。
初めて曲線ハサミを使いましたが、その名の通り曲線がカットしやすい!
普通のハサミでカットしていたらどうなっていたことやら・・・。
カット後
カットした後で知りましたが、カッターで切断しなくても、軽く切り込みを入れて折り曲げればパチンと切れるようです…。
しかもデカールをチェックしていたら、必要な面までカットしていることに気付きました(汗)
ここはカットする部分だという思い込みがあったのが原因です。
このような失敗がないよう、カットラインを間違えないようにお気を付けください…。
おかげでデカールが余りました。
清掃とマスキングと穴あけ位置チェック
塗装する前に、塗装面(ボディ内側)をきれいにします。
中性洗剤で洗う方法もあるのですが、今回はタミヤのプレペイントクリーナーを使いました。
布にしみ込ませて拭いていきます。
きれいにした後は付属のマスキングシールを貼る作業。緊張します。
これまた難しい・・・。ピンセットを駆使して貼ってはみたものの、少しズレている模様。
経験がものをいうのかもしれませんが、この難しさがとても楽しい!
ボディをシャーシにセットする時に必要な穴が4カ所あるので、このタイミングでチェックしておきます。
ボディ自体に目安となる小さなへこみがあるので、シャーシにかぶせて確認しながらチェック。
塗装開始。内側から2~3回重ね塗る
塗装にはタミヤのポリカーボネートスプレーを使用。
ボディの塗装は2回3回と塗り重ねていくので、塗っては乾かしを繰り返します。
乾かす時間は3時間を目安にしました。
1回目はまだまだムラがある状態。
重ね塗りをしていくうちにムラがなくなってきました。
段々と仕上がっていく過程が最高です。
発色を良くする裏打ち作業
重ね塗りが終わって乾いたら、裏打ち塗装をします。
内側から白などを塗り重ねることで、外側から見たときの発色が格段に良くなる塗装方法です。
どんな仕上がりになるかどんどん楽しみになっていきます。
マスキングテープはがし
裏打ちが終わって乾いたら、マスキングテープをはがします。
貼った時のズレで、塗れていない所があったものの、初めてにしては許容範囲だと思いたい。
シャーシにセットする時用の穴あけ
マスキングテープをはがし終わったら、ボディリーマーを使って穴をあけます。
先端が鋭く、取り扱いには注意が必要です。
初めて使う道具でしたが、きれいに穴があくので驚きました。
保護膜をはがす・デカール貼りで完了
穴あけまで終わったら、ボディのおもて面を覆っている保護膜をはがします。
どんな具合にできているのか楽しみです。
はがしきると、きれいなおもて面があらわれて感動しました!
おもて面にデカールを貼るのですが、これもまた緊張します。
まずは貼るサイズにカット。
ピンセットも使いながら貼っていきます。
デカール貼りでも所々失敗・・・。
ポイントとしては「空気を入れない」「ズレないように慎重に」です。失敗するとどうなるのかは、完成後の画像をご覧ください。
ここまでいろいろありましたが、ついにボディが完成しました!
組立済シャーシと組み立て済みタイヤをあわせて完成
組立済シャーシ セット内容 | RWDドリフトカー YD-2Z 組み立て済み完成車・最新2.4GHz デジタル送受信システム・ドリフト用モーター・ヨコモ 充電式バッテリー・AC急速充電器 |
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※走行までには別売のタイヤ(今回使用のタイヤのような)と送信機用単3電池4本が必要となります。
シャーシとタイヤを組み合わせて、塗装したボディをセットするところまでやってきました。
これでようやく1台のラジコンです!
道のりは平たんではありませんでしたが、クリアボディのカットと塗装はとても楽しめました!
失敗した所
いろいろ失敗しました。
デカール内に空気は入るし、貼る位置がズレたせいで隙間はできるし・・・。
タイヤがボディに当たってしまうと走行に問題が出るので、確認しながら追加でカットします。
動画で見る作業工程
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今回の作業を動画にまとめました。
徐々に仕上がっていくボディをご覧ください。作業のつたない部分や、失敗している部分がありますが、やりとげたという達成感を感じることができました。
まとめ
今回、ボディのカットと塗装でラジコンの世界に踏み込みました。
うまくできなかったり、失敗したり、かなり苦戦しましたが、とても楽しかったです。
何よりも、出来上がったボディへの愛着がめちゃくちゃ湧いてきます。
細かい部分を見ると、カットがガタついていたり、デカール貼りで失敗して、不格好だったりしますが、唯一無二の自分のボディが作れたと思い、非常に嬉しいです。
これで1つのラジコンが完成したので、次回は走らせて楽しみたいと思います。
2022.07.05 (とらきち)