2023.03.23
Joshin 試用レポート
昭和の名作ゲームに続編登場!
「アスレチックランドゲーム シーアドベンチャー」で遊んでみた
タカラトミー アスレチックランドゲーム シーアドベンチャー
昭和の大ヒットアナログゲーム「アスレチックランドゲーム」が令和の2022年に復活を遂げた事にも驚きでしたが、まさかの続編が登場!
今度の舞台は海。前回はミスなしの一発クリアができず、悔しい思いをした我々だが、今回でその雪辱を晴らすことができるのか?!
ライター:みにとまる
タカラトミー アスレチックランドゲーム シーアドベンチャー
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「アスレチックランドゲーム シーアドベンチャー」は、昭和に発売され、大ヒットしたアナログゲーム「アスレチックランドゲーム」の続編。
続編という言葉通り、アスレチックランドゲームと繋げて遊ぶことができるそう。前回は最初のギミックから難易度が高めで、筆者をはじめ多くのスタッフ陣が苦しめられたが、今回の難易度はいかがなものだろうか。
セット内容 | 本体、パラソルスライダー、スロープ、コネクター、ボール×2 |
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商品サイズ(約) | W330×H265×D100mm |
対象年齢 | 5歳〜 |
海が舞台なだけあって、前作にはいなかった動物たち(鮫やイルカ)がいたり、アスレチックもうずまきやパラソルなどの海らしいものになっている。
ルールは前作と変わらず、手前のボタンとダイヤルでアスレチックを操作して、付属のボールを落とさないようにゴールまで運ぶだけのカンタン仕様。
遊び方は
@アスレチックをクリアしてゴールまで進む
Aスタートからゴールまで、ボールを落とさずにゴール
B時間をはかってゴールするタイムチャレンジ
の3ステップに分かれており、ステップごとに難易度も上がるイメージだ。
運要素も強め?!8つのアスレチックをクリアしてゴールを目指そう
ゴールまでの行く手を阻む8つのギミックから、いくつか抜粋してご紹介。
第2関門の『うずまきチャレンジ』は迷路のようなギミックで、理屈さえ理解してしまえばカンタン。(理解するまでに20分くらいかかった)
第5関門の『ワンツースプラッシュ』は弊社の玩具担当曰く「昔駄菓子屋さんで流行ったピンボール」とのことで、力加減がめちゃくちゃ難しく、筆者はここが1番ニガテ。
第6関門の『パラソルスライダー』は右の穴に落ちてしまうとドボン!…つまり「ボールを落とさずにゴール」チャレンジをしている場合はそこでゲームオーバーだ。
何度か練習して試してみたが、左の穴に確実に落ちるようにコントロールするのは不可能だと感じた。
どれだけ順調に進んでいても、そこで全てが0になる恐怖の運ゲーである。
第8関門の『ウォーターハンマー』は前作の『カンカンハンマー』があまりにも難しかったため身構えていたが、意外と成功率高め。
1部理不尽極まりないギミックや難しいギミックもあるが、筆者の体感では前作よりはやさしそう。
これなら最後まで落とさずクリアできるのではないだろうか…!
実際に遊んでみた
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筆者(みにとまる)、くれあ、テーボの3人で、ボールを落とさずゴールするまで何分かかるか試してみた。
まずは前回優秀な成績を収めたくれあがトップバッター。
比較的スムーズに進んでいたが、『ワンツースプラッシュ』に何度も行く手を阻まれ、大幅にタイムロス!
結果は3分6秒。落とさずにクリアできただけでも大したものだが、当のくれあはというと…。くれあ「納得いかない」
くれあ「記録更新したい。もう1回やっていいですか」
そう言ってしばらくゲームの前から離れなかったのだった…。
くれあに続いて筆者の番。
順調だと思われたが、練習では1度も落ちなかった『スクリューロード』からまさかの転落!
鮫に食われたので最初からチャレンジしたが、その後も第7関門の『うみへびロード』で苦戦。
くれあと同じく最初のクリアタイムに納得いかなかったため、何度かリトライすることにした。
玩具担当のテーボはろくに練習時間を設けなかったにも関わらず飲み込みが早く、『ワンツースプラッシュ』もなんなくクリアし順調だったが、まさかのドボン!
ドボンしたボールが戻ってくる位置は『スクリューロード』で、『ワンツースプラッシュ』に行くこともできるが、それでは「1度も落とさずにクリア」ではなくなってしまうので、容赦なくはじめからやり直してもらう。
クリアまでにかかった時間
くれあ | 1分3秒 |
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みにとまる | 1分6秒 |
テーボ | 2分41秒 |
断っておくがテーボは1度しかチャレンジしていないし、練習時間も少ない。
テーボ「ちょっと不公平じゃないですか?」
みにとまる「だってテーボさん忙しいし」
くれあ「どんな手を使っても勝てば官軍なんですよ(ドヤァ)」
結局は人間が1番理不尽である。
アスレチックランドゲームとつなげて遊ぼう!
ゴールに付属のコネクターを設置すると、アスレチックランドゲームのスタート位置に繋がるようになっており、スペシャルステージが完成する。
試しに筆者とくれあが遊んでみたが、「シーアドベンチャー」まではノーミスでいけても、「アスレチックランドゲーム」でボールを落としてしまった。
やっぱりラストの『カンカンハンマー』ムズすぎ!
これを最初から最後まで、1度もボールを落とすことなくクリアできる猛者はいるのだろうか…。
まとめ
とりあえずミスなしの一発クリアができたので、前回の雪辱を晴らすことができて安心した。
一発クリアが出来るようになった分、クリアタイムを更新しようと何度も足掻いたのも楽しかった。
筆者は前回のアスレチックランドゲームよりも、今回のシーアドベンチャーの方が難易度はやさしいと感じていたが、テーボ的には「ギミックが凝られている分『シーアドベンチャー』の方が難しい」らしい。うそん…。
個人的には、アスレチックランドゲームの初心者さんは「シーアドベンチャー」から入って、慣れたら「アスレチックランドゲーム」をやってみるのがオススメ。
もっと難易度が高い方がいいという方は、どちらも揃えてスペシャルステージに挑戦し、最後までボールを落とさずにクリアしてみてほしい。
クリアできる頃にはきっと、粘り強さや諦めない心が鍛えられているはずだ。 2023.03.23 (みにとまる)