2023.01.14
Joshin 試用レポート
小さすぎ!3cm弱のサイコロ型カメラで防犯強化!ブロードウォッチ 窓越し防犯 SEC-WIN-4L
ブロードウォッチ 防犯カメラ【貼るor置くだけ】窓越し防犯 4インチモニターセット SEC-WIN-4L
「安全を守るために防犯カメラの導入を考えているけど、設置って難しい?」
ブロードウォッチの防犯カメラ『窓越し防犯 SEC-WIN-4L』なら、窓や壁にペタッと貼るだけなので工事不要!
ちょっと大きな角砂糖みたいな四角いカメラで、最大10日間分の録画ができます。
防水仕様なので屋外でも使えるようだけど、実際の映像はどうなの?撮ってみました!
ライター:ぴよこ
ブロードウォッチ 防犯カメラ 【貼るor置くだけ】窓越し防犯
セット内容 | 本体、吸盤付きモニタースタンド、カメラホルダー、電源アダプター、カメラ延長ケーブル(5m)、電源分岐線、設置用ビス、両面テープ |
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「防犯カメラ」というと、お店などの天井隅で忍ぶ長細くてソコソコの大きさのカメラを想像するけど、ブロードウォッチの「窓越し防犯 SEC-WIN-4L(以下:SEC-WIN-4L)」は、とても小さなカメラで、パッケージも手に乗せられるほど小さい。
本当にカメラが入ってるの?と疑うほど箱が軽いけど、中にはパーツがギッシリ詰まっているじゃないか。
ケーブル、モニター、細かいパーツ…。アレ?カメラは?やっぱり入ってないの!?
約3cmのサイコロカメラと4インチモニター
カメラ外形寸法(約) | 27×27×26mm |
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質量(約) | 45g(カメラホルダー含む) |
信号形式 | AHD |
解像度 | 約100万画素 1280×720 ピクセル |
レンズ画角 | 約150° |
防水 | 屋外使用可能 |
ただの接続ケーブルだと思っていたものの先端にカメラを発見!
サイズはわずか3cm弱のサイコロ型で、重さを感じさせない筐体!
取り付け方は両面テープで貼るだけ!(壁の場合はネジ留めもあり)
屋内から窓に貼って外の監視ができるし、防水仕様なので屋外での設置も可能。
映像は4インチのカラー液晶で見る事ができる。
モニターも軽くて上部に並んだ操作ボタンの押し心地はフニッと柔らかく、作りは全体的に簡素な印象。
取り付けは付属の吸盤付きスタンドを装着し、窓や家具などに固定する。
モニターの操作ボタンや端子、SDカード挿入部
表示解像度 | 800×480ピクセル |
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入力信号 | AHD(720P/最大30fps) |
メモリーカード | microSDカード(4〜32GB) |
録画時間目安 | 約5時間(microSDカード32GB 使用時) |
動作環境 | 0〜50℃ |
モニター外形寸法(約) | 幅120×奥行30×高さ80mm |
質量(約) | 120g |
モニター上部に操作ボタン、側面にmicroSD挿入部、反対側面にケーブル端子が配置する。
底部と背面中央にネジ穴があり、どちらかのネジ穴にスタンドを取り付ける。
ボタンで行える操作は下記の通り。
POWER | 電源のON/OFF(短押し) |
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REC | 録画/停止ボタン |
▲▼ | 項目を選択する上下ボタン |
ENTER | 項目の決定。ビデオ再生モードに切り替え |
MENU | メニューボタン。リスト表示、メニューから戻る |
MENUで動感検知などの設定が行え(詳しい操作は後述)、動感検知機能で録画をすると、1日30分録画して10日程度の記録ができる。
録画映像はmicroSDカード(別売)に保存され、容量がいっぱいになると古いデータを自動削除し、新しいデータを保存する。
モニターの取り付けイメージ
モニターにスタンドを装着して窓に貼り付けてみた。
スタンドのロックレバーを押し下げれば、ビクともしないほど強力に貼りついた。
モニターを貼り付けたらスタンドの首を動かして好きな角度に固定する。
吸盤の吸着力は貼り付ける面で大きく左右する。
吸盤はガラスや鏡のようなツルツルとは相性はいいが、サラサラした面とは相性が悪い。
浴室に吸盤式のタオルかけやフックを付けたら全く付かない!という経験はないだろうか。
吸着が弱いと、浴室の扉を開けた時に床に横たわるタオルを見て「なんでやねん!」とつっこむ事になるし、吸盤を付けなおす腕力は怒りで1.5倍だ。
でも次の日には「なんでやねん!」と言っているのである。誰かこの現象に名前を付けて欲しい。
何が言いたいかって、吸盤と吸着させる面との相性はとても大事だということ。
吸着面と相性が悪い場合は、100円均一などでも売っている接着シールを取り付けるのがおすすめ。
カメラは貼り付け・据え置きどちらもOK
カメラは窓に貼って設置する方法と、スタンドを両面テープで固定して設置する方法の2種類。
スタンド使用の場合はカメラに取り付けられているスタンドに付属の両面テープを貼ってビス(付属)で固定をする。
窓に貼る場合はスタンドを取り外す。
スタンドはネジ留めされているのでプラスドライバーを用意して外す。
付属のカメラホルダーにかぶせて、カメラホルダーに付属の両面テープを貼り付けたら窓に貼る。
ケーブルを接続する
付属するケーブルは3本で、接続は悩むことなくカンタンに出来た。
1本は電源ケーブルなのでモニターに接続してコンセントにつなぐだけ。
カメラからのびているケーブルには、長さのあるカメラ延長ケーブルを接続する。
カメラ延長ケーブルに短い二股になった電源分岐線を繋ぎ、モニターと接続すれば接続完了!
電源ケーブルは短いのでモニターの設置は場所を考える
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電源ケーブルの長さは約1.2m
カメラ延長ケーブルは5mあるのでモニターから離れた位置でも接続はできるけど、モニターと接続している電源ケーブルは短い。
測ってみたら約1.2mだったので、延長コードを使わない場合はモニターの設置はコンセントの近くに限られそう。
カメラを設置する場合は、モニターが設置できる位置の確認も一緒に確認しながら設置を行ってください。
実際の録画映像を確かめる
今回は会議室の明るい状態と暗い状態で録画する
我が家で撮影するつもりだったが、防犯カメラのレポートなのに自らプライバシーを危険に晒すことになっていると気付き、今回は事務所の会議室で、明るい状態と暗い状態の映像を録画することにした。
窓に取り付けたかったが取り付けられる窓がなかったのでカメラは三脚を立てて撮影する。
会議室は電気を点けていると当然明るいが、電気を消すと上記画像ほどの明るさで、該当のある街並みほどだと思う。
どちらの状態でも筆者がウロウロして、どれだけ映るのかを確かめてみよう。
MENUで設定変更をしよう
今回モニターはスタンドを使って置き型スタイルで映していたのだが、置き型スタイルだとモニターの映像は上下逆さになってしまった。
これじゃあ映像が確認しにくい、と思ったのでMENUボタンより設定を変更することに。
MENUでは「動感検知」や「録画方法」、「画面の上下反転」「左右反転」「日時記録」や「言語の設定」など、以下の項目で変更できる。
動感検知 | オフと3段階(低/中/高)で設定 |
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自動録画 | 電源ON時に自動録画するかをオン/オフで選択 |
ループ録画 | ループ動画1ファイル当たりの時間を1/3/5/10分より選択 |
画面を上下(左右)反転 | オン/オフで選択 |
日時記録 | タイムスタンプの有無をオン/オフで選択 |
防犯対策をするなら日時記録の設定は必須かと思うので最初に設定しておきましょう。
今回は「画面を上下反転」メニューで「オン」に切り替だけで進めます。上下反転・オン!
映像の上下反転は無事に出来たけど、メニュー画面が上下反転するとは思ってなかった。
モニターの映像が反転しているだけなので、上下反転を行うと録画映像やメニュー画面も反転してしまうようだ。なるほど。
(録画映像が正位置の時、モニターは上下反転。モニターを上下反転させて映像を正位置にすると、録画映像が上下反転になる)
若干ボタン操作が頭を混乱させる仕様になったので、上下(左右)反転をする場合は、設定したい項目の設定を行って、最後に反転させると良さそう。
記録さえ残ればいいけど、画面端に入れた日付記録も逆さになるのね。
実際の録画映像
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実際の録画映像は動画をご覧ください。
今回顔にモザイクを施しましたが、明るい状態なら部屋の奥側でも知人であれば顔の認識ができるほどの映像で、しっかり部屋の中の様子も鮮明に映っています。
部屋の電気を消すと、ちょうど街灯のある市街地くらいの明るさになったのですが、録画映像だとより明るく映ってしっかり人も会議室の中の備品も認識できます。暗い状態だと3〜4mくらいなら顔もハッキリ認識できます。
奥側だと認識は難しいと感じましたが、超小型カメラでこれだけ映せるのは凄いと思います。
まとめ
実際に筆者宅の窓に貼って外を撮影してみましたが、窓があってもなくても映像自体に遜色はありませんでした。
カメラがかなり小さいので、窓に取り付けていても目立ちません。
防水仕様なので屋外での設置ができ、別売の隙間用ケーブルを使えばアルミサッシの隙間をすり抜けて配線することもできます。
動感検知や自動録画など、防犯カメラに欲しい機能は備わっていますので、手軽に防犯面を強化するならSEC-WIN-4Lで充分満足できるかと思います。
カメラは強力な両面テープで固定をするので、壁に穴を開けたくないご家庭にもおすすめです。
2023.01.14 (ぴよこ)