2024.11.08
Joshin 試用レポート
コスパで選ぶならコレ!デザインも性能も進化した シャープ AQUOS sense9



シャープ SIMフリースマホ AQUOS sense9
リーズナブルな価格ながらスマホにほしい機能がしっかり詰まった、シャープのミドルレンジスマホ「AQUOS senseシリーズ」。
最新モデル『AQUOS sense9』は、ディスプレイやカメラ性能が進化し、より万人が「コレで充分!」と感じられるスマホになりました。
カメラ周りが個性的な新デザインも、なんだかワクワクしますよ! ライター:もあ
シャープ SIMフリースマホ AQUOS sense9
快適にスマホを使う=ハイエンド機!と考える方も多いと思いますが、近年発売のミドルレンジスマホはレベルが高く、ネットやSNSの閲覧、動画視聴などの普段使いには充分の性能をもっています。
その中でもシャープの「senseシリーズ」は、最新ゲームも動く高性能に大容量バッテリー、手ブレに強いカメラ、防水/防塵性能、おサイフケータイなどスマホにほしい機能が全部盛り!
「これだけ使えれば充分」というユーザーが多く、数あるAQUOS(アクオス)スマホの中で絶大な人気を誇ります。
今回登場した新モデル『AQUOS sense9』は、サイズはそのままにデザインを一新。
2つのカメラレンズを囲う、丸でも四角でもない不思議な形の台座が目を惹きます。
AQUOSのロゴやおサイフケータイ「FeliCa」マークも台座の上で、それ以外は無地です。
個性的なのにどこかさっぱりした印象で、飽きがなさそうなのがいいですね。
スマホの後継機は中身の進化に注目しがちですが、新しいデザインは「新モデルに買い替えた感」が強くてテンションが上がります。
もちろん、スペックや機能も進化しています!
外観とスペック
OS | Android™ 14 OSバージョンアップ:発売日から最大3回 セキュリティアップデート:発売日から5年 |
|
---|---|---|
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform | |
ディスプレイ | 約6.1インチ/Pro IGZO OLED/フルHD+(1,080×2,340) | |
リフレッシュレート | 120Hz可変駆動(最大240Hz相当) | |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB、8GB/256GB | |
カードスロット | nanoSIM×1/eSIM×1(※DSDV対応)/microSD | |
本体サイズ(約) | 幅73×高さ149×奥行8.9mm (突起部除く) | |
質量(約) | 166g | |
生体認証 | 顔認証(マスク対応) / 指紋認証 | |
バッテリー容量 | 5,000mAh | |
アウトカメラ | ||
標準 | 約5,030万画素 CMOS (F値1.9) 1/1.55インチセンサー |
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広角 | 約5,030万画素 CMOS (F値2.2) 超広角(122°)+マクロ撮影 1/2.5インチセンサー |
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インカメラ | 有効画素数 約3,200万画素 CMOS F値2.2 | |
オーディオ | ステレオスピーカー | |
防水・防塵 | IPX5/8(お風呂防水対応)・IP6X | |
おサイフケータイ | 〇(FeliCa/NFC) | |
カラーバリエーション | ブルー、コーラル、ホワイト、ブラック、8GB/256GBモデルのみグレージュ |
ディスプレイサイズは前モデル「AQUOS sense8」と同じ約6.1インチ。
女性の筆者でも片手で軽々操作できる、小型・軽量スマホです。
本体サイズは気持ち幅が広がって、下部のベゼルが細くなり、上部に配置しているインカメラがパンチホールデザインとなりました。
後で詳しくチェックしますが、MAX設定時の画面の明るさが全然違います!
AQUOS sense9は明るいを通り越して「眩しい」と感じるレベルですよ!
スペックはSoC「Snapdragon 7s Gen 2」、リフレッシュレートは120Hzまでの可変駆動に対応と、前モデルから順当に進化しています。
ミドルスマホでもスペックが気になる方にとって、メモリ/ストレージが8GB/256GBモデルの取り扱いが開始したのは大きいですね。
SNSや動画の閲覧など普段使いはもちろん、最新のゲームも高グラフィックの本格ゲームでない限り、動きが気になることはなさそうです。
個人的に嬉しいのは、ついに「ステレオスピーカー」が搭載した点。
本体の上下2箇所にスピーカーが配置されたことで、音のバランスがより自然に聴こえます。
立体的な音や迫力のある低域が楽しめるようになり、動画視聴の満足度がアップしました。
しかし、前モデルまであったイヤホンジャックは見当たりません。
ゲームなどで有線イヤホンを使いたい方は、変換アダプターを用意しましょう。
豊富なカラーバリエーション
Joshin webでは、ホワイト/ブラック/コーラル/グレージュ/ブルーの5色を取り扱いしております(グレージュは8GB/256GBモデルのみ)。
グレージュとブルーはカメラレンズ付近の色が事なるバイカラーで、他はワンカラーです。
個人的にはブルーの、明るいパステル系カラーとくすみイエローとの組み合わせが、ポップすぎないオシャレカラーでお気に入り。
ブラック以外は光を大きく反射し、ホワイトがライトシルバーのような色になるなど、室内と屋外で少し色味の雰囲気が変わります。
Joshin webでは、純正のシリコンケースも5色あり、全てカメラ付近のデザインはそのまま見えます。
あえて本体とは別のカラーを合わせても面白そうですね。
明るく見やすい「Pro IGZO OLED」ディスプレイ
AQUOS sense9はシリーズで初めて、業界最高※のピーク輝度2,000nitを実現したディスプレイ「Pro IGZO OLED」を採用しています。
※2022年5月9日時点、シャープ調べ
大体1nitがろうそく1本分の明るさと言われているので・・・ろうそく2,000本分・・・ってコト!?
MAXに設定した時の明るさは前モデルの約4倍、室内で見るには眩しすぎると感じるレベルです。
明るいだけでなくコントラスト比も高く、日差しの強い屋外でもくっきりとした色で見やすいです。
全体的に発色が濃くビビットなので、寝る前などは黄味を強くして明るさを抑える、ブルーライト低減モード「リラックスビュー」を使うのがおすすめです。
5,000mAhの大容量バッテリー
本体操作の様子
ロック解除は電源ボタンに搭載している指紋センサー、または顔認証やパスワード入力で行います。
顔認証はマスクをした状態でも解除できました。
120Hzまでの可変リフレッシュレートに対応し(※前モデルは1~90Hz)、画面スクロールやアプリの切り替え、映像の動きがとても滑らか。
画像の多い長文ページを見てももたつく印象はなく、画像の表示も速かったです。
高グラフィックゲームでない限り、ハイエンドモデルと動きを見比べても大きな違いは感じられないのではと思いました。
進化したカメラで接写から超広角まで美しく撮影
カメラは、標準カメラと広角カメラの2眼構成。
広角カメラを使って、約2.5cmまで被写体に近づいて撮れる「マクロ撮影」ができるようになり、背景を大きく取り込んだダイナミックな風景から接写まで、撮影の幅が広がりました。
写りは前モデルと同じく発色が鮮やかで、AIオートオンでは空などの青色が特に強く出る印象です。
暗いシーンはより得意になったようで、被写体を明るく際立たせつつも、前モデルで少し気になっていた白飛びは抑えられていました。
暗い雰囲気で撮りたいのに明るすぎる!という場面もありましたが、マニュアル撮影モードでシャッタースピードやISOを調節すると良い感じになります。
他のミドルレンジスマホと比べると手ブレが少ないように感じ、被写体にギリギリまで近づくマクロ撮影もピントがブレずキレイに撮れました。
デジタルズームは最大8倍でMAXに近づくほどノイズが目立つので、遠くで動いているものを中心に撮影するのは難しそうですが、風景や物撮り、自撮りなど一般的なスマホ撮影の範囲では充分満足できると思います。
まとめ
「コスパの良いスマホがほしい」と思ったら、ぜひ候補に入れてほしい、シャープの『AQUOS sense9』。
Webサイトの閲覧や軽めのゲームがサクサク操作できるスペックに、丸2日使えるバッテリー、防水/防塵性能、おサイフケータイ機能などスマホにほしい機能がしっかり詰まっています。
とても明るく色鮮やかな最新ディスプレイの採用と、ステレオスピーカーの搭載で、動画などエンタメもより楽しめるようになりました。
日常で使う中で故障を心配しなくていい高い耐久性を持ち、OSのバージョンアップやセキュリティアップデートなど長期サポートも付いているので、長く愛用いただけます。
スマホに本格的なゲームプレイやデジカメのような高性能カメラを求めないのであれば、ほとんどの方が「これで充分!」と感じられると思います。
年々高価になるハイエンドモデルに手が届かない・・・という方、ぜひチェックしてください! 2024.11.08 (もあ)