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Joshin 試用レポート
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sense2 SH-M08 |
sense plus SH-M07 |
sense lite SH-M05 |
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OS | Android 8.1(Oreo) | Android 8.0(Oreo) | Android 7.1(Nougat) |
ディスプレイ | 約5.5インチ FHD+ IGZO (2,160×1,080ドット) |
約5.5インチ FHD+ IGZO (2,160×1,080ドット) |
約5.0インチ FHD IGZO (1,920×1,080ドット) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 450 (SDM450) | Qualcomm Snapdragon 630(SDM630) | Qualcomm Snapdragon 430 |
メモリ | 3 GB | 3 GB | 3 GB |
ストレージ | 32 GB | 32 GB | 32 GB |
SDカードスロット | microSDXC(最大512GB) | microSD/SDHC/SDXC(最大400GB) | microSD(SDHC/SDXC)カード×1(最大256GB) |
カメラ有効画素数 | アウト: 約1,200万画素 イン: 約800万画素 |
アウト: 約1,640万画素 イン: 約800万画素 |
アウト:約1,310万画素 イン:約500万画素 |
インターフェース | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
生体認証 | 指紋・顔 | 指紋 | 指紋 |
バッテリー | 2,700mAh | 3,100 mAh | 2,700mAh |
本体サイズ(mm) 幅×高さ×厚さ |
約 71 × 148 × 8.4 | 約 71 × 151 × 8.9 | 約 72 × 144 × 8.5 |
主要部分のスペックを抜粋してみた。ディスプレイサイズは最新になるにつれて大きくなるので、SH-M08とSH-M07は比率18:9の5.5インチ。SH-M05は比率16:9の5インチだ。0.5インチ大きさが違うと当然ボディは大きくなるはずだけど、SH-M08とSH-M05がほぼ同じ大きさになってる。比較表は間違えてないよ。
SH-M07もかなり小さくしていたけれど、SH-M08はさらに小さくなって、横幅と薄さはSH-M05よりもコンパクト。どうなってるんだ。
実際にSH-M08とSH-M05を並べてみた。左のSH-M08の方が背は高いが、横幅がスリムなので小さく見える。小さく見える上にディスプレイはとても大きい。
SH-M08の前面パネルは2.5Dガラスを採用。フルHD+IGZO液晶で、細かな描写もより鮮やかに表示される。
メモリやストレージは3つとも同じだが、liteに比べて外部メモリーが大容量。SH-M08は最大で512GB、生体認証は新たに顔認証が追加となった。
SH-M05よりもスペックは比較的高めのSH-M08だが、SH-M07と比べると、CPUやアウトカメラはややスペックが低く、バッテリー容量も少ない。「ゲームで遊んだりするよ」という方なら、CPUのスペックが高いSH-M07の方がストレスはなさそう。
アウトカメラは3つの中でSH-M08が一番画素数が少ないが、F値 2.0の明るいレンズを採用し、AIオートモードを新たに搭載するなど、カメラ機能は充実しているようだ。
…なんやて!? ボボボディがアルミやん!今までと雰囲気は変わらず、さりげなくアルミです!
ボタンなどの配置は変わらず、前面下部には指紋認証センサー兼ホームボタン。側面上部にイヤホン入力端子、下部にmicro-USB端子を配置。USB端子は裏表が一緒で挿しやすいType-C。左側面にカードスロット挿入部。
カラーはホワイトシルバー、ニュアンスブラック、アッシュイエロー、アーバンブルーの4種類。筆者にはアーバンブルーとアッシュイエローが未来から来た猫型ロボットのように見えて可愛いかった。
■ セット内容:ACアダプター、USB Type-Cケーブル、保証書、クイックスタートガイド
スッキリしたホーム画面。アプリも必要最低限なのでストレージ容量もたっぷりだ。
パスワードやパターンのように入力する手間がなくロック解除ができる便利な生体認証は、指紋認証の他に、顔認証も追加された。顔認証の設定は、カメラに顔を映すだけでOK。
設定するとロック画面に顔アイコンが表示される。ロック画面を表示した状態で、カメラに顔が映るようにスマホを正面にかざすと、1,2秒でロックが解除される。
パスワードやパターンのような認識間違いが少なく、瞬間的にロックが解除できるので、セキュリティ面はもちろんだが、ロック解除の手軽さとしても生体認証を使うのはオススメ。
AIオートはアウトカメラのみの機能で、料理や夕日など、シーンに合ったモードをAIが自動的にチョイスしてくれる。筆者はSH-M07を使っているが、AIを搭載しなくても充分キレイに撮れていると感じるので、そこにAIが入ってなお心強くなったのね、という印象。SH-M07よりも画素数は少ないけど充分キレイ。
撮影した画像の一覧画面を見てみると、右上に謎のマークが付いた画像を発見。新たに搭載された「インテリジェントフレーミング」は、カメラが構図を補正し、実際に撮影した画像と構図補正した画像を自動保存する。ありがたい反面、構図補正されないように頑張ろうと思った。
AQUOS便利機能に追加された『かんたんモード』は、お子様やご高齢の方など、使う人に合わせて表示を変える親切なモード。
設定するとホーム画面のアイコンや文字が大きくなる。ホーム画面だけを切り替えたり、文字だけ大きくしたりと、個別での設定も可能。
実際に設定してみると、ホーム画面はブロックのようにアイコンが並び、時計表示も大きくなった。よく使うアプリ3つをホームに登録できる、ガラケーのような機能もある。
メニューの文字も大きくなったが、めちゃ大きい!というより、さりげなく大きくなっている印象。せっかくのフォントサイズ(特大)モードなので、もう少し大きくても、識別しやすくて良かった気もする。
画面上部を横になぞるだけでスクリーンショットが撮れる『Clip Now』や、ブルーライトを抑える表示のリラックスビューモードに、国内メーカーらしいおサイフケータイ、自由に話しかけてくるエモパーなど、『AQUOSと言えば…』な機能は健在。
シャープ独自のAI機能であるエモパーは、話しかけると返事をするAIスピーカーとは異なり、エモパー発信で話しかけてくる。返事をしなくても話しかけてくる。はじめて訪れた場所に反応したり、予定やニュースを教えてくれたりするので、一度使ってみてほしい、とってもかわいい機能。
出た、SH-M05の時にも体験したスケルトンの純正カバー。擦ったら表示が見える不思議なカバーだ。
カバーを閉じた状態で、ケースの横から電源ボタンを押すと、ロック画面がカバーから透けて見える…のだが、いつものロック画面と違って真っ白で、時計だけが浮かび上がっている。カバーはブラックとホワイトの2種類。
カバーの上から画面を押すとあら不思議、お風呂で曇った鏡を擦ったかのように、ロック画面の向こう側が透けて見えた。通知があるかな?という時に、カバーの上からシュッとなぞるとその部分だけが確認できて、しばらくするとまた真っ白になって表示は隠れる。着信やアラーム表示の時は、自動的に透明になり、カバーの上から操作が行える。カバーがあるけど、カバーの上から操作ができるし、さりげに通知がチェックできる、ちょっと変わった純正カバーなのだ。
「AQUOS sense」は携帯会社で使われる名称で、SIMフリー端末は「sense plus」や「sense lite」といった名称になり、若干スペックも変わって差別化されていた。SH-M08はキャリアと同スペックのため「AQUOS sense2」の名称になっている。
そんなSH-M08。SH-M05の後継機種というだけあり、前面が2.5Dガラスだったり、顔認証ができるようになったりと、スペックが比較的向上している。ディスプレイは大きくなって、本体サイズはそのままに。カメラは若干画素数が落ちてはいるが、明るいレンズを採用し、動画から静止画を抜き出したりと、使い勝手は良くなっている。
なによりアルミボディです。筆者が高校生の頃から使ってきたAQUOSは全部プラスチックボディでしたので、アルミボディのAQUOSはずるいです。
AQUOSお馴染みの機能は搭載したまま、アプリもたくさん入る容量に、大きな画面、表示が大きくなる「かんたんモード」を搭載するなど、より幅広い層に使いやすくなった印象です。外部メモリも512GBまで対応しているので、写真や動画もたっぷり撮って保存ができますよ!キレイな画面で動画を見たり、ちょっとゲームも楽しみたい方は、カメラ機能も充実したSH-M08はピッタリかと思います。
2019.02.11 ぴよこ
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