前モデル（SH-M06）と比較すると、ディスプレイは4.9インチから5.2インチに大きくなり、本体サイズ・デザインはほぼ同じで、重さは約5グラム軽くなっています。
SH-M06はホームボタンのある前面下部がディスプレイでなかった所を、SH-M09は伸ばしています。

液晶画面はフルHD+ハイスピードIGZOで、2,280×1,080ドットと前モデルよりもさらに高精細に！
メモリは4GBなのでちょっと動画やゲームを楽しむのにもってこいですが、ヘビーユーザーの方は少し物足りないと感じる事もあるかもしれません。

バッテリーは2,500mAhと、最近のスマホにしては軽量な印象ですが、バッテリーを長持ちさせる「インテリジェントチャージ」機能を備えており、IGZOパネル自体も省エネですので、消耗が速いという事はないかと思います。

ホーム画面やアプリ一覧画面は、最低限のアプリのみがインストールされている印象です。
前モデルではワンセグ対応でしたがSH-M09では非対応になっています。
あるとちょっと便利なのに…。

ストレージは64GB。
初期状態のストレージの空き容量がしっかりあり、アプリもたっぷり入ります。
前モデルよりもCPUの性能も上がって、約1.5倍のメモリの処理能力があるという心強さ付き。

アウトカメラは2,260万画素で、遠くても近くても狙った写真がしっかり撮れます。
パシャパシャッとシャッターを押して気軽に撮影していましたが、花に近づいた時には花のアイコンが、ご飯を撮るときにはフードマークが表示され、適したモードに自動的に切り替わっていました。
AI機能によって撮影シーンに合わせたモードを自動的にセレクトしてくれます。
カメラが苦手でも、AIがキレイに撮れるお手伝いをしてくれますよ。

最近のスマホのカメラはかなり高画質で、SH-M09のようにAI機能を搭載しているものが増えていますが、高画質なスマホと比べてしまうと、「スマホで充分！」という印象ではなく「スマホで撮った」感があり、個人的には画質はすこし物足りない印象です。
モードを気にせず撮れたり、マクロやボケ感、美肌モードでの撮影など、カメラ機能は充実しています。

おなじみの機能としては、濡れた手でも操作ができる安心の防水防滴性能に、液晶画面の上部の縁を横になぞるだけでスクリーンショットができる「Clip Now」もとても便利です。

セキュリティは顔認証と指紋によるロック解除が行えます。
最近ではウェブブラウザでパスワードを入力する代わりに、指紋で承認できるサイトもどんどん増えています。
指一本でロック画面が解除できるし、ウェブブラウザやアプリもカンタンに認証が完了するし、セキュリティ面でも安心ですので、登録することをオススメします。