2022.04.06
Joshin 試用レポート
デザイン良し、コスパ良し!SIMフリー版 AQUOS sense6 実機レビュー!
SHARP AQUOS sense6 SH-M19 SIMフリースマートフォン
驚異のバッテリー持ちや、スペックの高さからくるコスパの良さで人気のAQUOS senseシリーズ。
今回は、スタイリッシュなデザインとシリーズ初の「IGZO OLED画面」を搭載し、コスパの良さをより感じるSIMフリー版AQUOS sense6 SH-M19のレポートをお届けします。 ライター:すいか
SHARP AQUOS sense6 SIMフリー版 SH-M19
持ちやすく、スタイリッシュなデザイン
2021年度GOOD DESIGN AWARD受賞した、SHARP AQUOS sense6。
見た目は金属質ですが軽量で、手によく馴染み握りやすい!
アルミボディはサラサラとした感じの触り心地で快適です。
カラーバリエーションはライトカッパー、シルバー、ブラックの3色。
どの色も高級感があり、スタイリッシュで大人なデザイン。
シンプルなので長期間使用しても、飽きがこないと思います。
従来モデル(AQUOS sense5G)と比べ、画面サイズが大型化(約5.8インチ→6.1インチにアップ)したにもかかわらず、幅・薄さ共に1mmスリムに、質量は約22gも軽量化されています。
側面は凹形状になっていますので、手に持った時に自然と指がフィットします。
この側面の凹み形状のおかげで、右手/左手どちらで握っても使いやすいですよ。
従来モデルとの主なスペック比較
AQUOS sense6 | AQUOS sense5G | ||||
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 約6.1インチ IGZO OLEDフルHD+ (1,080×2,432) |
約5.8インチ IGZO液晶ディスプレイフルHD+ (1,080×2,280) |
|||
外形寸法 (約)高さ×幅×厚さmm |
152.0×70.0×7.9mm | 148.0×71.0×8.9mm | |||
重さ | 約156g | 約178g | |||
バッテリー容量 | 4,570mAh | ||||
メインカメラ | [標準] | 約4,800万画素 CMOS F値 1.8 | 約1,200万画素 CMOS F値 2.0 | ||
[広角] | 約800万画素 CMOS F値 2.4 | 約1,200万画素 CMOS F値 2.4 | |||
[望遠] | 約800万画素 CMOS F値 2.4 | 約800万画素 CMOS F値 2.4 | |||
インカメラ | [標準] | 約800万画素 CMOS F値 2.0 | 約800万画素 CMOS F値 2.0 | ||
外部ストレージ対応 | microSDXC 最大1TB対応 | ||||
OS | Android™ 11 | ||||
CPU | Qualcomm® Snapdragon™690 | ||||
ROM | 64GB/128GB | 64GB | |||
RAM | 4GB/6GB | 4GB | |||
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | ||||
防水/防塵 | IPX5/IPX8(お風呂対応)/IP6X |
普段使いに最適な性能
スマートフォンを購入する際、性能が自分に合っているかは注目したいポイントです。
AQUOS sense6はCPUに、ミドルクラス性能の「Qualcomm® Snapdragon™ 690」を搭載。
メインメモリのストレージ容量は64GBモデルで4GB、128GBモデルでは6GBになっています。
オフィス系・SNSアプリならサクサク。高画質なゲームアプリだと力不足かも
色々と日常で利用するアプリをインストールして試してみましたが、オフィス系アプリや乗り換えアプリ、SNSアプリなどは、サクサク動作します。
WEBブラウジングや動画視聴、カメラで撮影→アプリで編集→SNS投稿など、普段使いで困る事はありませんでした。
多くのゲームアプリも楽しく遊べましたが、高画質の3Dを多用したゲームやバトルロワイヤル系では、動作が遅くなったり、動かない事もありました。
動作が重いゲームを沢山する方には、少し物足りない性能かもしれません。
発売から2年間、最大2回のOSアップデート
スマートフォンを安全安心に利用するには、OSのアップデートは不可欠です。
シャープのスマートフォンは発売から2年間、最大2回のOSアップデートを約束していますので安心して長く使う事が出来ます。
驚異的なバッテリー持ち
スマートフォンを日常で利用していて、1番気になるのはバッテリー持ちかもしれません。
AQUOS sense6はなんと、1週間※の電池持ちを実現しています。
※通話やメッセージの送受信を中心に、1日あたり約1時間の利用と約23時間の待機時間を想定した独自基準に基づく試算値です(シャープ調べ)。ゲームや動画視聴など、実際の利用状況によって短縮される場合があります。インテリジェントチャージ設定の「最大充電量を変更」をONにした場合は、電池持ちが短くなります。
じつは、画面の消費電力は、スマートフォン全体のバッテリー消費の大きな部分を占めています。
AQUOS sense6は表示内容や操作に応じて画面の書き換え頻度を制御することで、消費電力を抑えるアイドリングストップを行っています。
さらにバッテリー自体も、大容量の4,570mAhを搭載していますのでアイドリングストップとの相乗効果でバッテリーを気にせずに外出できます。
AQUOS senseシリーズ初の美しい画面
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sense6を手に取って初めて電源を入れたときに、なんて鮮やかでキレイな画面なんだと感動しました。
画面サイズは6.1インチ。大型なのに本体がコンパクトなのは、本体フレームの"ふち"ギリギリまでが画面だからです。
鮮やかでキレイな画面は、シリーズ初のIGZO OLEDを採用。
解像度はフルHD+(1,080×2,432)、色彩諧調は10億色。
一般的な液晶画面の色彩諧調は約1677万色ですのですぐに違いがわかります。コントラスト比は1300万:1となっており、各種HDR(HDR10・HLG・VP9・YouTube HDR)にも対応しています。
YouTubeでHDR動画を視聴しましたが、コントラストが高く非常に鮮やかな映像を見る事ができました。
画面内に指紋センサーを搭載
sense6は生体認証で指紋認証と顔認証の2種類を搭載しています。
生体認証が2種類あるので、普段は顔認証を利用しつつ、外出先などマスクで顔認証が使えない場合は指紋認証を使えるので非常に便利です。
さらに、指紋認証は設定を変更することでより便利になります。
購入時の設定では、画面OFF時に指紋認証を行うと、[電源ボタンを押す]→「画面を表示]→[指紋認証]になるのですが、設定を変更する事で電源ボタンを触らずにロック画面を表示する事が出来るようになります。
設定方法
設定メニュー内『AQUOSトリック』>指紋センサーとPayトリガー>その他の『画面OFF時にダブルタップしてロック画面を表示』をオンにします。
この設定を行うことで画面OFF時に[ダブルタップ]→[指紋認証]になります。
デスクに置いたまま利用するときに、使いやすくなりますよ。
充電方法/端子類/ボタン
充電はUSB Type-C端子を利用します。
急速充電規格として、USB PD3.0に対応しています。
今回は1週間ほど利用してみましたが、バッテリー持ちが非常に良いために0%から100%まで完全充電する機会がありませんでした。
試しに、手持ちの急速充電規格に対応したACアダプター(20W)を利用し、70%から100%まで充電してみたところ1時間40分ほどで充電が出来ました。
バッテリーの持ちに加え、充電を忘れた際に短時間で充電できることは非常に魅力です。
イヤホンマイク端子(3.5φ)はハイレゾに対応し、対応のヘッドセットやスピーカーを接続する事で高音質な音が楽しめます。
すこし残念なポイントとして、スピーカーはモノラルになっています。
動画や音楽を楽しむ際は、イヤホンやスピーカーを接続したほうがよいでしょう。
ボタン類は右サイドにまとめられています。
上から音量UP/DOWNキー、アシスタントキー、電源キーの配列です。
アシスタントキーはGoogle アシスタント™が呼び出せます。
Google アシスタント™は音声認識で、カレンダーの入力やメモ、電話をかけたり、メールを作ったりと非常に便利です。
使い始めてしばらくは、アシスタントキーと電源キーをよく間違いましたが、電源キーの表面にはわかりやすい突起がありますので突起を目印にしてからは間違えなくなりました。
SIMスロットはnanoSIMとmicroSDカードが入ります。
eSIMと合わせてDSDV(同時待ち受け、片方ずつ通話と通信可能)が可能です。
従来モデル(AQUOS sense5G)のSIMスロットはnanoSIM×2枚でしたが1枚はmicroSDカードと排他利用でした。
各通信キャリアのeSIM対応が進んできていますので、nanoSIM+eSIMのデュアルSIMとmicroSDカードが同時に使える環境は便利です。
従来モデル(AQUOS sense5G)と比べて明るさ約2倍に進化したカメラ
リアカメラは広角カメラ+標準カメラ+望遠カメラの3種類が搭載されています。
リアカメラ(標準)の画素数は、従来モデルに比べ大幅(約4,800万画素)にアップ!
明るさは約2倍に進化し、室内での撮影や夜景などでキレイに撮影できます。
新画質エンジン「ProPix3」を搭載し、ノイズリダクションや今までよりも自然なディテールで表現ができるようになりました。
作例
AI機能が搭載されているため、被写体にカメラを向けるだけで、簡単に上手な写真が撮影出来ます。
1枚目は『花』で認識され、花らしいコントラストと色彩が上がった写真になりました。
2枚目は『料理』で認識され、美味しそうな写真が撮影出来ました。
気になった点は、標準カメラから広角カメラ・望遠カメラへの切り替えに少し時間がかかる事です。
また、撮影画素数の設定によってはカメラの切り替え自体が出来ません。
切り替えの時間の短縮と、カメラの切り替え時に撮影画素数が自動で切り替わるようなアップデートを期待したいです。
まとめ
大人気のsenseシリーズにIGZO OLEDが搭載され、ディスプレイはとても美しいです。
バッテリー持ちも非常に良く、持ち歩きにも不安はありませんでした。
性能・長持ち・使いやすさというスマートフォンの"不安な所"を的確に捉え、全てに安心を提供してくれるsense6です。
日常的によく利用するようなSNSアプリなどはサクサク動くので、初めてのスマートフォンに最適です
いまスマートフォンをお持ちの方もバッテリー持ちを活かして、ビジネス用にもう1台いかがですか?2022.04.06 すいか