2021.02.08
Joshin 試用レポート
作って飛ばそう!絵も描ける! ゴム動力飛行機 スカイドリーム
ヒロボー ゴム動力プロペラ飛行機 スカイドリーム 組立キット
プロペラをクルクル回転させながら空を羽ばたくゴム動力の飛行機…。
自分で作って飛ばしてみたい!という事で「スカイドリーム」を用意し、会議室で飛ばしてみたら…広さが全然足りない! すごい飛行力だ!
白い羽には色を塗ったり絵を描いて、デザインを加える事ができますよ。
空に飛ばせない今日の代わりに、空の絵を描いちゃおっと。
ライター:ぴよこ
ゴム動力飛行機 スカイドリームを作っていこう!
全長:36.3cm
全幅:44.5cm
重量:24g
胴体:ヒノキ間伐材
内容物:主翼、尾翼、胴体、プロペラユニット、ランディングギヤ、主翼、尾翼取付用台座、動力用ゴム、輪ゴム、接着剤
ビニールに入った、薄くて細長いパッケージの「スカイドリーム」の中には、ヒラヒラとした2枚の発泡スチロールのような白い板に、割りばしのような棒、接着剤、ゴム、プロペラ、タイヤなどが入っています。
白い板は翼の型で、指で押すと軽く外れるため、袋から出す段階で型からポロリするものもありますよ。
パッケージ用紙の裏面に組み立て手順があるので、参考にしながら早速作っていきましょう!
ほう、なるほど。道具も使わず5工程で作れるのか…カンタンそうだ!
(筆者はペンと定規だけ1度使いましたが、使わなくても作れます)
1工程目は『発泡スチロール板から翼4枚を外す』
指でポンして10秒くらいでジ・エンド。
2工程目は『翼台の接着』
水平尾翼と小さな透明パーツの尾翼台と接着剤でペタリしましょう。
接着剤は伸びの良い透明のやわらかい液体です。
くっつくまでは指で押さえたりして固定します。
3工程目は『主翼カンバーに曲げくせを付ける』
あんまり曲げすぎると割れそうなので、ひとまず軽めに折り目をつけておこう。
工程がもう半分終わった!
なんやて? 4工程目だけ4-6になってて工程が多いっ。
とはいっても『各部品の取り付け』がメインですので、そんなに難しくありません。
まずは、割りばし(胴体)の先端が細くなっている方に、主輪とプロペラを差し込みます、プスリ。
プロペラを付けた反対側の先端には、垂直尾翼と2工程目で作った水平尾翼を接着剤でつけます。
3工程目で曲げた主翼カンバーは、主翼台に接着剤で貼り付けておきましょう。
軽く折り目をつけた主翼カンバーは、折りが甘くて接着剤が乾く前に、主翼台からパカッと開くように剥がれてしまいました。
割れない程度に、曲げくせをしっかりつけてから、主翼台に貼るのがポイントです。
塩梅が大事。
主翼を付属の輪ゴムで胴体にまきつけて固定します。
輪ゴムで固定するだけなので、固定位置は後から調整は行えますが、工程5の部分で「主翼台は前から6cm程度にするとよく飛ぶ」と書かれていたため、筆者はこの段階で6cmを測って胴体にペンで点で印をつけてから固定を行いました。
工程3の項目部分に、6cmのメモリがちゃんと用意されているので定規もいりません。
筆者はペンと定規を使ったけども。
あとは動力ゴムを結んで輪にし、主軸と尾翼台の引っかけ部分にとりつければ完成!
造りがシンプルですので、大人なら15分もあれば作れるかと思います。
小さなお子様でも作れるかと思いますが、主翼の取り付け工程で使う輪ゴムがとても小さく、胴体に巻き付けておく突起も小さいので、手先の器用さはちょっと必要です。
輪ゴムは2重にせずに、ひっかけるだけのプラプラ状態が正解ですよ。
外で飛ばしたいけど、飛ばせる場所も限られているし、紛失しそうなので、会議室で飛ばして遊ぶことにしましょう!
会議室で飛ばしてみよう!
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水平よりやや下に向けて、押し出すように飛ばすのがコツという事で、ゴムをグルグル巻いた後、上手に飛ぶようイメージトレーニングを行ってエイッ!と飛行機から手を放すと、ピューンと下に向かって飛んだかと思うと、ふわりと浮き上がってさらに飛行距離を伸ばしました。
めっちゃ飛んだ!飛びすぎてこの事務所の広さでは全然足りない!誰でもカンタンに飛ばせますが、当然、羽が曲がっていたりまっすぐ飛ばさないと、グリーンと弧を描いてとんでもない場所に飛んで行ったりします。
ゴムを巻くほどによく飛ぶので、最初はほどよくゴムを巻き、思い通りに飛ばす練習からはじめてくださいね。
まとめ:翼に色を塗って自分好みのデザインに!
ゴム動力の飛行機は長距離の飛行が可能ですので、会議室では広さが足りない!となってしまいましたが、ふわっと機体を浮かせてスイーッと飛ぶ気持ちのいい姿は拝めました(苦笑)。
まっすぐ飛ばせばその方向に飛びますが、飛ばし方や羽根の角度によって旋回しますので、前後・左右に障害物の無い、広い空間で飛ばしてください。
垂直尾翼と水平尾翼に折り目があるので旋回飛行も行えます。
今回は場所が狭くてあまり飛びませんでしたが、機体はUターンを決めていましたよ。
今回の飛行は、スカイドリームの無垢な姿のままで行いましたが、真っ白なキャンパスのような機体ですので、色を塗ったり絵を描いてオリジナル飛行機に仕上げられます。
筆者は、GSIクレオスの水性ホビーカラースターターセットで色を塗り、飛行機の骨組みのまま空を飛んでるデザインにしましたよ。
作成中に骨組みらしい姿はなかったのに、完成形で骨組みになる…そんなスカイドリームがあってもいいんです。
皆様も、自分がデザインした飛行機の飛ぶ姿をぜひ楽しんでみてください!
2021.02.08 (ぴよこ)