Joshin 試用レポート
ロケットや飛行機で培った技術が魅力!
フィルターお掃除付きビーバーエアコンをレポート
三菱重工 ビーバーエアコン RWシリーズ
今回レポートするのは、業務用製品を多く手掛ける三菱重工が作る、かわいいビーバーのキャラクターでお馴染みの大ロングセラーの家庭用エアコン「ビーバーエアコン」です。
業務用製品を作っているのに家庭用ってどうなの?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ロケット作りで培った技術がエアコンに備わっている、と聞くと、なんだか凄そうだと思いませんか?
ロングセラーには訳がある!フィルター自動清掃付きのキレイ好きのエアコンをじっくり見ていきましょう。
ライター:キン
ビーバーエアコン RWシリーズ
ビーバーエアコンという名前の由来ですが、ビーバーはキレイな川にだけ住み、上手に巣を作って快適空間を作り出すのが得意な動物らしく、そのイメージがエアコンにピッタリ!という事で名づけられたそうです。
そんなビーバーエアコン SRK−RWシリーズですが、見た目はとってもシンプルで、設置しやすいコンパクトさに、フィルターお掃除機能も付いています。コンパクト設計というのは実は結構重要なポイント! 取り付け位置の高さに制限があるお住まいもまだまだ多いですから。ご購入、取り付け前には高さ確認を行ってくださいね。
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JET運転で気流が隅々まで届く!
他の暖房機と比べてエアコンは、お部屋を暖めるのに多少時間がかかりますが、ビーバーエアコン RWシリーズは、風量を最大まで設定した際、【JET運転】となり、最大風力でしっかり風をお届けします。
ロケットや飛行機の製造も手がける技術を応用した運転方式なんです。JET BODYから吹き出す、そのパワフルな風量で、リビングなどの広い空間にもしっかり風を届けて広げますよ。
動画では約2メートル程度離して風船を設置し、体感してみました。これならお部屋に風が届かない!なんて心配もなさそうですね。
ワープ運転で素早く設定温度に導く
続いて、【ワープ運転】の体感に移ります。
ジェット運転は【風量】がテーマでしたが、ワープ運転は【温度】に焦点を当てております。
冬・夏ともに、外から帰ってきたばかりのお部屋は温度に悩まされます。そこで、このワープ運転の出番です!
「早く快適な温度にしてよ!」という時は迷わず押してください。
エアコンが15分間だけ秘めた力を開放して、お部屋を快適な温度まで近づけます。
15分後には通常運転に戻ってくれるため、いちいち設定を変える手間がないのが嬉しいポイントだと思います。
フィルター自動清掃
次は、フィルター掃除に迫ってみましょう。
実際どのような動作でフィルター掃除がされるのか、じっくり見れる機会はあまりないんですよね。普通はパネル閉まってるし。
今回は特別に設定を変えてもらって、フィルター自動清掃の動作の様子を撮影しました。フィルターが上下に動いてダストボックスの中を行ったり来たり…。こうしてホコリを落としてキレイを保っているんですね!
分解してみよう
ダストボックスの取り外しもとても簡単。
フィルター自動清掃なんて信じられない!自分でフィルター掃除したいねん!という方でも、簡単に外せる仕様となっております。念入りにお掃除したい時に嬉しいですね。
TWシリーズと比較
片隅から、フィルター清掃が付いていないモデル「TWシリーズ」を発見。中身にはどれだけ差があるのか、好奇心で開けてみました。
お掃除メカがないのは当たり前ですが、見てください。このフィルターを。フィルター清掃モデルに付属のフィルターと比べると明らかに違う!
フィルター清掃モデル(RWシリーズ)では、網目が細かく小さなホコリもキャッチしてくれそうですが、TWシリーズの網目は若干粗く、隙間が大きく見えます。
フィルター清掃モデルの方が、エアコン内部にホコリが浸入しづらくなっているんですよ。
加湿器と連動運転!
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どの暖房機でもそうですが、お部屋を暖めて寒さ対策ができたとしても、乾燥対策にはなりません。なので暖房機を使う時には加湿器も併用してお使いになられるご家庭も多いかと思うのですが…
外から帰ってきた時に、寒いからまずはエアコンの電源を入れて、その後、加湿器の電源も入れないといけないけれども、何故かついつい忘れちゃう、何てこともありませんか?
三菱重工では加湿器も製造しており、同社製の加湿器とエアコンであれば【連動運転】が行えるんです!
設定すれば、エアコンの電源オンに合わせて加湿器も自動で電源オン。
エアコンの温風による乾燥が気になる方でも加湿器のつけ忘れの心配はございませんし、消し忘れも防げますね。こういう小さく便利な機能、後から結構効いてきたりするんです。
まとめ
業務用エアコンも手がける三菱重工ですが、家庭用のビーバーエアコンでも基本をしっかり押さえた商品となっておりました。
個人的に使う頻度が多くなりそうなのは「ワープ運転」でしょうか。スポット的に強めの空調をワンボタンで行えるのは使い勝手が良さそう。
暖房運転については上位機種などと比較すると物足りなさはあるものの、これからエアコンを選ぶのであれば最低限フィルター自動清掃モデルを選んでいただきたい。
フィルター清掃は結構サボりがちになりやすい為、知らない内にエアコンの能力が低下してしまいます。
自分でフィルターのお掃除をするのも手間ですし、お掃除くらいはエアコンに任せて、快適な空調を長持ちさせちゃいましょう!
2018.12.31 (キン)