2022.07.22

Joshin 試用レポート

アウトドアでも高音質が楽しめるSONYワイヤレススピーカーSRS-XE200/XE300・SRS-XG300

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SONY 防塵防水対応 Bluetoothスピーカー SRS-XE200-BC / SRS-XE300-BC / SRS-XG300-BC

スマートフォンのお供に大人気のワイヤレススピーカー!
音楽を聴くだけではなく、動画視聴で迫力のあるサウンドを楽しんだり、通話アプリでハンズフリーで会話したりととても便利なアイテムです。
最近はワイヤレススピーカーをアウトドアで利用する方も増えてきているそうですが、スピーカーをアウトドアで利用するのは少しハードルが高め(突然の雨やホコリなど)なイメージがあります。
今回アウトドアに最適な2022夏モデルのソニーのBluetoothスピーカー SRS-XEシリーズとSRS-XG300をお借りする事ができましたので、どのような特徴があるのかお届けしたいと思います。 ライター:すいか

SONY2022夏ワイヤレススピーカー

広いリスニングエリアが特徴! SRS-XE200/XE300

  • XE200(オレンジ)/XE300(ブラック)
    XE200(オレンジ)/XE300(ブラック)
  • SRS-XE200/XE300は特徴的な5角柱デザインと、コンパクトなサイズなのに広いリスニングエリアが特徴のスピーカーです。

    正面のライン状のメッシュ部分がスピーカー口となっており、周りは天面以外ボタン部分を含めてシリコン素材で覆われた、今までに無いデザインになっています。
    シリコン素材が滑り止めの役割をはたしているので、テーブルなどに置いても滑りにくく、手でつかんだ時もしっかりとグリップできます。

    防塵/防水(IP67*)だけではなく"防せい(サビ)"構造なので海でも山でもアウトドア全般で安心して利用できるのがとても魅力的です。

※キャップがしっかりと固定されたユニットは、IEC60529「侵入保護等級(IPコード)」の「水浸に対する保護の程度」で指定されているIPX7 *1の防水仕様と、IP6X *2の防塵仕様を備えています。 「固形異物に対する保護等級」で指定されています。 *1 IPX7同等性:スピーカーは、水深1 mまで穏やかに沈め、30分間放置した場合にテストされ、動作を維持します。 *2 IP6X同等性:スピーカーは、直径75μmまでのほこり粒子を含む試験装置で8時間攪拌した後も、ほこりをブロックし続けます。

スペック

SRS-XE200 SRS-XE300
サイズ(約) 90x208x94mm 105x238x119mm
質量(約) 800g 1.3kg
充電池持続時間
STAMINAオン
16時間 24時間
スピーカー口径 42x51mm(フルレンジ)x2 49x71mm(フルレンジ)x2
付属品 USB Type-C ケーブル
ストラップ
取扱説明書
USB Type-C ケーブル
取扱説明書

操作ボタン/端子/便利な利用方法

  • ボタン類<br>XE200/300共通
    ボタン類
    XE200/300共通
  • DC IN端子/キャップ部分<br>XE200/300共通
    DC IN端子/キャップ部分
    XE200/300共通
  • ヨコ置きにするとステレオモードに<br>XE200/300共通
    ヨコ置きにするとステレオモードに
    XE200/300共通
  • Stereo Pair機能で接続しステレオ再生<br>XE200/300共通
    Stereo Pair機能で接続しステレオ再生
    XE200/300共通

操作ボタンは本体正面から見て右側面にあります。
上から電源、Bluetooth、通話/再生/一時停止、音量アップ、音量ダウン、バッテリー設定、マイクミュートボタン。
DC IN端子(USB Type-C)は、背面の防水キャップ奥に搭載されています。
防塵防水機能を保つために充電後は必ずしっかりとキャップを閉めましょう。

SRS-XE200/XE300の出荷時はタテ置きに最適なソニー独自のアルゴリズムによるモノラルモードでの再生になりますが、製品をヨコ置きにし「Music Center」アプリを利用する事で立体感のあるステレオ再生が出来るようになります。

同一機種を2台用意すると、『Stereo Pair』機能が利用できるようになります。
『Stereo Pair』接続をする事でそれぞれのスピーカーが左チャンネルと右チャンネルになりより広がりのあるステレオ再生が可能です。
また、最大100台までつなげられる『Party Connect』機能にも対応しています。

音質

SRS-XE200/XE300はソニー独自のスピーカーのサイズに合わせて振動板の面積を最大化させた『X-Balanced Speaker Unit』を搭載。
何曲か聴いてみましたが、ゆがみが少なく中高域から低域までバランスの良い音質だと感じました。
最新のトレンドに合わせたサウンドチューニングが行われているので、ストリーミング音楽配信サービスも高音質で楽しめます。

音が広がる仕組み

どの位置でもハッキリと聞こえる!?

広いリスニングエリアが特徴のSRS-XE200/XE300ですが、"広い"ってどの位?と思い、スマートフォンのスピーカーとSRS-XE300で音楽を流し、様々な位置から音楽を聴き比較してみました。
まずは、スマートフォンを部屋の中央に置いて音楽を流し、会議室内をぐるっと移動してみます。
正面はもちろん、普通に音楽が聞こえます、横、後ろ、近づいたり離れたりしても聞こえました。
この時点では、筆者は部屋が狭かったか…と思っていましたが出力をSRS-XE300に切り替えて同じように移動すると、"広い"の意味が違うことに気づきました。

「どの位置でも同じようにハッキリと聞こえる!」
スマートフォンで音楽を流している時には気が付かなかったのですが、スマートフォンのスピーカーでも確かに"音は"聞こえていました。
当然ながら、距離が離れたりスマートフォンの横側に立ったりすると音量が小さくなったり聞き取りにくくなったりします。
SRS-XE300は、どの位置で聞いても音量が一定でハッキリと聞こえる!
"広い"は音が聞こえる距離"ではなく、広く遠く"均一な音量や音圧のサウンド"が聞こえると言う事だったのです。

Line-Shape Diffuser(ライン シェイプ ディフューザー)

  • Line-Shape Diffuserによる音の広がりイメージ
    Line-Shape Diffuserによる音の広がりイメージ
  • スピーカーから離れた正面、真横で聞こえるかチェック
    スピーカーから離れた正面、真横で聞こえるかチェック

コンサート会場では自身の位置がステージから離れていても、正面からズレていても音がハッキリと聞こえます。
理由は、会場で利用されている大型のラインアレイスピーカーが水平方向に音が広がりやすく、距離によって音圧・音量が減衰しにくい『線音源』を出せるからなんです。

SRS-XE200/XE300は広いリスニングエリアを実現するために『線音源』が出せるラインアレイスピーカーから着想を得て、『Line-Shape Diffuser』機構を開発、搭載しました。
コンパクトなサイズなのに『線音源』が出せるので広い範囲で聴く位置や角度が変わっても均一な音量や音圧のサウンドが楽しめます。
※『Line-Shape Diffuser』はタテ置きで最適な音響結果が得られます。

部屋の移動中や料理中など、何か別の事をしながらだと途切れ途切れで聴いている"ながら聴き"も、SRS-XE200/XE300を利用すると『線音源』で高音質で楽しめます。
音が反射する天井や壁が無いアウトドアでの利用時も、包み込むようなサウンド体験が味わえます。

テレワーク、遠隔ミーティングにも最適

従来モデルに比べてマイクの性能がアップし自身の声が相手に聞こえやすくなりました。
スピーカーも通話時は相手の声が聞き取りやすくなるようにチューニングされています。
本体にマイクミュートボタンも搭載されましたので、使い勝手は非常に良いです!
広いリスニングエリアを活かして、会議室など広い部屋でのミーティング時にも最適。
スタッフに協力してもらい、3か所場所を変えて通話を行ってみましたがどの位置でも通話相手の声が聞き取りやすく、自身の声も相手に届いていました。

デザイン

SRS-XE200

  • ストラップがついたXE200
    ストラップがついたXE200
  • 4色カラーバリエーション
    4色カラーバリエーション

SRS-XE200は持ち運ぶ際に便利なハンドストラップが付いています。
充電池持続時間は16時間(STAMINAオン)
カラーバリエーションはオレンジ/ブラック/ブルー/ライトグレーの4色、ストラップは本体色と同じ色が取り付けされています。
重さは800g、サイズも大きめの水筒程度なので気軽に持ち運べアウトドアに持っていくにはピッタリだと思います。

SRS-XE300

  • サイズ違いのXE300
    サイズ違いのXE300
  • 片手で持つには少し重い
    片手で持つには少し重い

SRS-XE300は本体サイズの大型化に伴い、スピーカー口径もXE200より大きくなりました。
口径が大きくなった分、よりダイナミックなサウンドが魅力です。
充電池持続時間も24時間(STAMINAオン)まで伸びました。
カラーバリエーションはブラック/ライトグレー/ブルーの3色。
重さは1.3kgと持ち運ぶにはチョット重めですが、サイズに見合った力強さが魅力です。
より広い範囲で音を楽しむ場合はこちらがオススメです!

バランスのよいサウンドと大迫力のパワフルサウンド! SRS-XG300

  • SRS-XG300(ライトグレー)正面から
    SRS-XG300(ライトグレー)正面から
  • SRS-XG300は、高音質とパワフルサウンドが人気のSRS-XG500をユーザーの声に答えて小型軽量化したスピーカーです。
    XG500のバランスの良いクリアなサウンドはそのままに、収納が出来るハンドルを搭載しポータビリティ性がアップしました。

    防塵/防水構造もXG500のIP66からXG300はIP67*にアップし、アウトドアでもより安心して利用が可能です。
    カラーバリエーションはブラックとライトグレーの2色。
    重さは3kgと少し重いですが、上面に収納式のハンドルがついているので持ち運びは簡単です。

    充電池持続時間は余裕の25時間(MEGA BASS mode)、USB端子に接続したスマートフォンの充電も可能です。

  • 上面に収納式のハンドルを搭載
    上面に収納式のハンドルを搭載
  • 背面端子類 ステレオミニジャック(オーディオ入⼒端⼦)あり
    背面端子類 ステレオミニジャック(オーディオ入⼒端⼦)あり

※キャップがしっかりと固定されたユニットは、IEC60529「侵入保護等級(IPコード)」の「水浸に対する保護の程度」で指定されているIPX7 *1の防水仕様と、IP6X *2の防塵仕様を備えています。 「固形異物に対する保護等級」で指定されています。 *1 IPX7同等性:スピーカーは、水深1 mまで穏やかに沈め、30分間放置した場合にテストされ、動作を維持します。 *2 IP6X同等性:スピーカーは、直径75μmまでのほこり粒子を含む試験装置で8時間攪拌した後も、ほこりをブロックし続けます。

スペック

SRS-XG300
サイズ(約) 318x138x136mm
質量(約) 3kg
充電池持続時間
MEGA BASS mode
25時間
スピーカー口径 61x68mm(ウーファー)x2
直径20mm(トゥイーター)x2
付属品 ACアダプター(USB Type-C ケーブル一体型)
取扱説明書

背面端子類は、USB Type-A/ステレオミニジャック(オーディオ入⼒端⼦)/DC IN端子(USB Type-C)/BATTERYボタン/LIGHTボタンとなっています。
USB Type-A端子は残念ながらSRS-XG500と仕様が異なり、SRS-XG300は音楽再生は出来ずスマートフォンの充電のみで利用可能です。

音質

コンパクトサイズの筐体にはスピーカーユニットの口径を大きくし音質アップと迫力の低音を実現する『X-Balanced Speaker Unit』のウーファー2基と直径20mmのトゥイーターを2基搭載し豊かな低音と明瞭度の高いボーカルサウンドが楽しめます。
本体両側面には低域を増強させるパッシブラジエーターも搭載していますので、スマートフォン内蔵のスピーカーでは味わえないサウンドが味わえます。
音質重視のスピーカーをお探しの方にオススメです!

  • 付属のACアダプター
    付属のACアダプター
  • スマホ充電が出来る!
    スマホ充電が出来る!
  • 側面はサウンドで色が変わります
    側面はサウンドで色が変わります
  • アプリ[Fiestable]<br>Party Light via Fiestable
    アプリ[Fiestable]
    Party Light via Fiestable

パーティで楽しめる!盛り上がる!

側面のパッシブラジエーターの裏側に音楽に連動して光るライティングが配置されています。
シーンに合わせて光り方が変わるので雰囲気を盛り上げてくれます。
さらに『Fiestableアプリ』を利用すると、音楽に合わせてパーティ参加者のスマートフォンも光らせる事が出来るんです。
複数台のスマートフォンが織りなす光のウエーブは圧巻ですよ!
最大100台までつなげられる『Party Connect』機能にも対応していますので、広い会場でのパーティでもバッチリ楽しめます。

まとめ

離れていてもハッキリと聞こえる体験はとても素晴らしいものでした。
動画サイトをながら見している時に、ちょっと冷蔵庫まで飲み物を取りに行くと音があまり聞こえなくて「もしかして今何か面白い話しがあったかも!」と結局早戻しして確認していましたが、これからは気にせずに移動できます。
筆者はあまりパーティとは縁がありませんが、会議などで大勢の人が集まる場所にパワフルなワイヤレススピーカーがあればとても便利だなと思いました。
アウトドアでも大活躍間違いなしのスピーカー、是非ご検討ください。 2022.07.22 (すいか)

スタッフが使ってみました
ストラップが付属したXE200シリーズはこちら

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