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Joshin 試用レポート
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メーカー | 幅×奥行き×高さ(cm) |
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パナソニック SR-VSX108 | 27.5 × 36.1 × 23.4 |
象印 NW-KA10 | 27.5 × 34.5× 23.5 |
タイガー JPG-X100 | 26.1 × 32.5× 22.0 |
奥行きがやや深く、今回試用したブラックは見た目にも存在感があります。
付属品は計量カップ、しゃもじ、しゃもじホルダー。取扱説明書はカラーでわかりやすく、ご飯レシピも掲載されていて、色々なコースを試してみたくなります。
大火力おどり炊きと可変圧力おどり炊きの2つの炊き技で激しい対流が起き、お米を激しく躍らせて炊き上げる「Wおどり炊き」。さらに『鮮度センシング』という機能が付き、古いお米もおいしく炊き上げるらしい。
よくテレビで『自宅でお米を保存するなら、冷蔵庫に入れて〜』などと見かけるのですが、たくさん買うお米を冷蔵庫に入れられるスペースもなく、部屋で常温保存してしまいがち。それだけでお米の鮮度は落ちてしまうのですが、お米の鮮度を圧力センサーが検知し、鮮度に合わせて炊き上げてくれるのです!今日用意したお米は、実は古米なので、おいしく炊き上がるか楽しみ〜。
操作部を見てみましょう。液晶画面の文字は大きく、選びやすくなっています。
操作ボタンは「お米」「炊き方」「予約」「炊飯」「取消/切」「選択キー△▽」。細かな炊き分けや銘柄などは、液晶画面で選んでいきます。
お米を選んだ後、どんな炊き方にしましょうか?白米・無洗米で銀シャリ=銘柄に関係なく「普通・かため・やわらか・もちもち・しゃっきり」から選べます。しかもこの、かため〜しゃっきりの中でも3段階に分かれていますので、季節や用途によって様々な炊き方ができますね。
お好みの銘柄やご家庭でこだわりの銘柄があるときは、銘柄専用の炊き方で炊くこともできます。有名な「あきたこまち」や「ゆめぴりか」など、現在登録されている銘柄は50種類。選ぶだけで、おいしいお米をよりおいしく炊くことができます。
その他、すしめしや炊き込み、玄米、雑穀米などの専用コースも充実しています。
パナソニックこだわりのダイヤモンド竈釜は、熱伝導+発熱性+蓄熱性を備えた内釜で、扱いやすい重さです(827グラム)。毎日持ってセットするので重すぎないのも重要!内釜の底には、多くの凹みがあって、この凹みによってできた多量の泡で対流をより活発にさせて、炊きムラがないようにします。
蓋をあけると「ピカリ」ときれいでフラットな内側。汚れが取れやすく毎日のお手入れが簡単にできますね。いつも光っていてほしいと、すぐに拭いてしまいそうです。
右端に「水容器」。ここに水を入れて炊飯を行うと「スチーム」を出して、ごはんがつややかになります。保温の時にもパサつきを抑えたりと、大切な水を入れておく容器です。
上蓋の裏の放射板も大火力のひとつ。上部からも包み込んで熱を逃がしません。
使う度にお手入れが必要なものは、内釜としゃもじ。そしてこの蒸気ふた部分とふた加熱板、水容器となります。
どれも簡単に外せるのでお手入れしやすいですね。蒸気ふたは案外忘れがちですが、水分が溜まるのでこちらも忘れずにお手入れしましょう。
お待たせしました。実際に炊いてみましょう。
5.5合炊きですが、今回はやや少量の2合で試します。付属の計量カップできっちりお米を計ります。
水容器に水を入れ、カチッと音がなるまでゆっくりふたをし「白米・銀シャリ」で「ふつう」を選びました。お米はブランドなしの筆者の実家米。特別なブランド米ではないけれど、美味しく炊けるか楽しみ!
約48分で炊飯完了です。お米を炊いた時の電気代は約6.2円だったようです。電気代の表示は炊飯完了から約6分間で、時間が経てば、保温時間の表示となります。
さて、ご飯はどんな感じ?ひとつひとつの粒がプリプリして立っているためか、粒が大きくみえます。スチームと圧力のおかげでしょうか。つややかに見えますね。
しゃもじをいれると、しっかりとした弾力が伝わってきます。かるくご飯をほぐしたら、お茶碗へ。きれいな炊き上がりですね。
では食べてみましょう。しっかりとした粒感があります。甘みも引き出されていて、筆者には好みの味と食感でした。
他のスタッフにも試食してもらったら・・・
「おいしい!お米本来のおいしさが出ているように思う」
「すこし硬めかな。これほど弾力がなく、やわらかい方が好みかな」
「冷めてもおいしいね」
などなど。
好みによって感じ方も様々ですが、弾力と甘みはみんなの認めるところとなりました。
水加減や炊飯コースによって様々なおいしさを引き出すことができるジャー炊飯器なので、何度か試してみたくなりました。
人気の炊飯器だけに期待が大きかったのですが、炊き上がったお米の見た目のきれいな様子に、ほっとしたのと食べて納得したのが、今回の感想です。
毎年グレードアップしていく炊飯器ですが、今回レポートした「SR-VSX108」の新しい特徴は「鮮度センシング」と言われるもの。実は今回炊いたお米はいわゆる「古米」。おいしくなかったらどうしようかとやや不安があったのですが、この「鮮度センシング」で鮮度の落ちたお米をできるだけいい状態になるよう炊飯できたのではと思うほど満足な炊き上がり。
あっさり派やモチモチ派、やわらか派やかため派など、好みもいろいろですが、銘柄や炊き方のバリエーションの多い炊飯器でお好みにあった炊き方を見つけてみてはいかがですか?
2019.01.16 kei
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