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Joshin 試用レポート 図形感覚・考える力をパズルで伸ばす。
親子でウ〜ンと楽しめる!

くもん出版 KUMON NEWたんぐらむ

 7つのピースを組み合わせて図形を完成させる木のパズル『NEWたんぐらむ』は、3歳の小さなお子様でも楽しめる知育パズルなのですが・・・、大人が遊んでみても、かなりウ〜ンと考えさせられる内容になっていました!

 お子様への知育玩具の購入を検討されている方は、図形を作れず悪戦苦闘するスタッフのレポートをとくとご覧ください。

(ライター:ぴよこ / いくちゃん)

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3さいから大人まで楽しめるNEWたんぐらむ

  • 木のピースとガイドボード、ガイドブックが封入
  • 木のあたたかみを感じる7種類のピース
  • 封入の乾燥剤はすぐに捨ててください

 『NEWたんぐらむ』は、7種類の木製ピースを組み合わせて形を作る図形パズルで、3さいのお子様から大人まで楽しめる木のパズルです。セット内容は、木のピースの他に、20種類のガイドボードとガイドブック。

 角に丸みのある木のピースは、指先に木のぬくもりを感じるほっこりとしたピースです。あらかじめ乾燥剤も封入されていますので、お子様が誤って飲み込んだりしないよう、すぐに捨ててくださいね。

  • ガイドボードは20種類!
  • ボードの穴に合わせてピースをはめる
  • ボード右下に使用ピースの指示を記載

 箱から取り出すとガイドボードの豊富さに驚かされます。ボードの大きさは2種類あり、使用ピースが多いとボードも大きくなります。ボードの中央にはピースをはめる穴、左上には使用するピース数、右下には使用するピースの形が記載されています。小さなお子様と遊ぶ場合は、事前にピースの数と形をチェックして進めていきましょう。

  • ガイドブックの中を見てみると・・・
  • ブックの上でも遊べます
  • 図形を見て組み立てる難問も!

 ガイドボードの他にも、ガイドブックに描かれてある図形のシルエットに合わせてピースを置いて遊べます。ガイドブックでは図形のみが描かれており、ピース数は5つからと、ボードを使うよりも少し難易度は高めに感じました。

 さらには小さく図形だけが書かれたページがあり、ボードやブックを使わず、机の上で木のピースだけを使って図形の組み立てにチャレンジする問題もてんこもり。こちらも5ピースからで、この問題の難易度が非常に高い! 『3さいから』という言葉とは裏腹に、大人もかなり楽しめるかと思います。なんだったら大人の方がムキになるかも知れません。では、手始めにガイドボードを使っての図形を作ってみます。組み立てる「いくちゃん」と、撮影者「ぴよこ」がだんだんムキになる様子をご覧ください。

ガイドボードを使って
図解力を向上させる

  • ガイドボード1番の『さかな』は2ピースで作る
  • すぐ出来た!

 ガイドボードからさかなの図形をチョイスしました。右下の使用するピースを確認し、7つのピースから2つを取り出して穴にピースをはめていきます。これがたんぐらむの基本的な遊び方! ピースの形と図形の形を見ながら、どのようにして置けば穴の中に納まるのかを考えることで、お子様が図形を回転させたり、組み合わせたりするのを理解し、遊びながらも考える力を伸ばす事が出来ますよ。

 さかなはピースの形や組み合わせにほとんどひねりはありませんので、スタッフは数秒で完成しました。

ぴよこ『一瞬でしたね』 いくちゃん『これは簡単。大丈夫』

  • 4ピースのビル
  • 7ピースの大きな図形に挑戦
  • 完成!

 絵柄が完成する喜びで、どんどん自発的に遊ぼうとしてくれるのではないでしょうか。スタッフ達も4ピース、7ピースと難なくクリアし、己の図形感覚の高さに満足げです。

 小さなお子様だとピースが多くなるにつれてう〜んと考える時間は長くなるかと思います。その考える時間が、お子様の集中力を伸ばす事につながりますので、一緒に遊んでいるお母さんやお父さん、お兄さん、お姉さんも、教えてあげたくなるのをちょっとガマンして、一緒に悩んであげてくださいね。

ぴよこ『いくちゃん凄いですね。瞬殺ですやん。図形感覚良いですよ』 いくちゃん『そ〜お?大人ならこれくらいは出来るんじゃない?』 ぴよこ『私は見てて、7ピースが出来る気がしなかったですね』

ガイドブックになると
急に難しくなる

  • さかながリベンジにやってきた
  • かんたん♪かんた・・・
  • んん!?
  • サクッと出来なくなったぞ!?
  •  図形感覚が養われ、ガイドボードじゃ物足りないというお子様は、ガイドブックにある、シンプルな図形のみのページを使って遊んでみましょう。5つのピースからの少し難しい問題になりますよ。

    いくちゃん『またさかなあるよ』 ぴよこ『このさかなは、さっきよりも難しそうですよ。やってみてください』 いくちゃん『あ、あれ...なんか出来ないで...ちょっとまって...え...あぁ、コレか...出来た!』 ぴよこ『一気に時間かかるようになりましたね! もう私は完全に出来る気がしないです!』

シルエット無しだと
さらに難題に!

  • ギザギザ作れる気がしない
  • 机の上で図形作り
  • 急に正解が遠くなる
  • 雲を掴むかのような作業の結果
  • 刃の欠けた包丁が出来た
  •  ガイドブックのシルエットを使って図形作りが出来るお子様はもうかなりのたんぐらむ達人かと思うのですが、そんな達人のお子様をうならせるのが、ガイドブックにある『例』の図形を見て作る遊び方。実際のピースの約1/5ほどの縮図が描かれており、完成図の大きさを分かりにくくさせるという、いやらしい問題が1ページにタップリです。図形も今までとちょっと違うんじゃない?っていうような様々な形をしているわけでして、これがまぁ難しいのなんので・・・

    ぴよこ『いくちゃん図形理解力高そうなんで「のこぎり」作ってみてくださいよ』 いくちゃん『急にいびつさが増してない? というかどこからはじめたら良いかも、ギザギザさせる方法も全然分からないし、完成後の大きさが分からないから、どれだけ連ねたら良いかも分からんけど!?(カチャカチャ)』 ぴよこ『長くないですか? それくらいじゃないですかね、あ!それ、いいですね!良さ気ですよ!いや、そこは違うんじゃないですか!? あ、そうか・・・いいですね!』 いくちゃん『いいかどうかはちょっと分からないけど(カチャカチャ)出来たんかな・・・?』 ぴよこ『・・・のこぎりっていうか、刃の欠けた包丁出来てますよ』

出来なかったのでシルエットで気を取り直す

  • か、かになら出来るはず・・・
  • 時間はかかったけど完成
  • ペンギンもやってみよう
  • 初完成で喜ぶぴよこ

 大人2人がかりでのこぎりが作れず、大人としてのプライドにキズがつきました。どうしても1/5縮図の図形を作ってみたいので、一旦レベルを落とし、シルエットのかにとペンギンで気持ちを高める事にしました。やはりシルエットがあると図形感覚がとりやすく、時間は掛かったものの、2つともクリアです。

いくちゃん『カニ・・・。あれ!?カニも難しいな・・・。これは・・・こっちかな?いやでもそしたらここ空くし・・・』 ぴよこ『この部分残すとアレなんで、こっちのピースをこっちにやったらまだなんかいけそう、でもないですね』 いくちゃん『いやでも、これこっちにやったら、ほら、ほら・・・!あ、ほらほらほら!出来た!』 ぴよこ『おぉ!やりましたね!』

 その後、いくちゃんから『ぺんぎん』の作成を横取りしたぴよこは時間をかけて完成させ、幸せそうにニコニコしました。めでたしめでたし。(シルエットの巻・完)

そして遂に1/5縮図での図形を完成させた!

  • 終始大人2人で7つのピースに頭を悩ませ
  • 長方形が出来たよ!(ババン!)

 シルエットありならやっぱり我々は出来るぞ!と分かった所で、再度1/5縮図の図形を組み立てる事に。大人の意地からか、5ピース、6ピースを飛ばして7ピースの三角形に取り組んだ結果『全然出来ない』という言葉を連発。そこで自分達の実力を思い知り、6ピースの犬に挑戦して『この例の図形間違ってるんじゃない?』という疑問の念を打ち消せす事も出来ず、5ピースの例『矢印』『長方形』とチャレンジするも正解に届かず、やっとこさ出来上がったのが5ピース問題の例文1である『長方形』。 これが我々の実力ですよ。いや、NEWたんぐらむが難しいのです!

 子供の知育アイテムですが、大人の方も脳トレのように楽しめるかと思います。温かみのある木のピースと、バリエーションの多い図形で、長い期間楽しめるパズル『NEW たんぐらむ』は、大人も夢中になれますので、是非、親子で一緒に楽しんでみてください。プレゼントにもオススメです!

2018.3.26 ぴよこ

おまけ

  • あひる
  • ハイヒール
  • 蛇口

 どうしても1/5縮図の図形をもっと完成させたかった「ぴよこ」は、その後1人で黙々とNEWたんぐらむに取り組み、30分かけて3つの図形を完成させました。エヘン!


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