2024.04.06

Joshin 試用レポート

焼きたての美味しさを味わえる!ツインバード オーブントースター 「匠ブランジェトースター TS-D486B」

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ツインバード オーブントースター 匠ブランジェトースター TS-D486B

世界一のパン職人である浅井一浩氏の頭脳を宿した、ツインバード「匠ブランジェトースター TS-D486B」。
食パン・クロワッサン・カレーパンなど、パンの種類に応じた焼き方で、焼きたての美味しい状態を家で食べられます。
色々なパンをリベイクして食べてみました。
※世界大会 iba cup 2015 総合優勝
ライター:くれあ

ツインバード オーブントースター 匠ブランジェトースター TS-D486B

  • 匠ブランジェトースター TS-D486B
    匠ブランジェトースター TS-D486B
  • 付属品
    付属品
付属品 焼き網、天板、ガイドブック、取扱説明書
本体サイズ(約) 幅25×奥行37.1×高さ25.3cm
庫内サイズ(約) 幅19×奥行27×高さ11cm
重量(約) 4.2kg

買ってきたパンをお家でリベイクしても焼きたてのあの美味しさとは何か違う、挙げ句には焦げてしまったという経験はありませんか?
「匠ブランジェトースター TS-D486B」は、世界一のパン職人である浅井一浩氏の暗黙知「匠BRAIN」を搭載し、匠の火入れを独自の火力調整プログラムで再現することができます。
パンを焦がさないようにトースターの前に張り付いて焼き加減を調節する必要はなく、代わりに匠が焼いてくれるかのような理想的な仕上がりになります。
筆者が毎回当たり前のように焦がしてしまうクロワッサンを含め、いろいろなパンのリベイクをお願いしちゃおう!
※世界大会 iba cup 2015 総合優勝

匠の暗黙知による温度センシングと独自の火力プログラム

  • 性質の異なる2種類のヒーターを上下に配置
    性質の異なる2種類のヒーターを上下に配置
  • 上には「遠赤外線カーボンヒーター」
    上には「遠赤外線カーボンヒーター」
  • 下には「近赤外線ハロゲンヒーター」
    下には「近赤外線ハロゲンヒーター」

焼きたての美味しさの秘密はパンの外側と中身の絶妙な温度バランスにあるとし、センサーが秒単位で温度を計測し、パンを含む庫内の状態を見極め続けます。
外側をパリッと仕上げる「遠赤外線カーボンヒーター(上段)」、内側までしっかり温めてもっちり食感を引き出す「近赤外線ハロゲンヒーター(下段)」の性質の異なる2種類のヒーターを配置することで、パンの外側と中身それぞれに上手くアプローチできます。

扉が小さく奥行が深い構造

  • 食パンは前後に2枚並べて焼きます
    食パンは前後に2枚並べて焼きます
  • 天板も付属しています
    天板も付属しています
  • 焼き網が手前に大きくせりだすので取り出しやすい
    焼き網が手前に大きくせりだすので取り出しやすい

トースターの2枚焼きといえば横並びが主流ですが、「匠ブランジェトースター TS-D486B」は前後に2枚並べるという珍しい設計です。
扉が小さく奥行が深い構造は釜からヒントを得ており、熱を逃がすことなく閉じ込めます。
正面からみるとコンパクトに見えますが、奥行は約37.1cmとしっかりあるので、購入時に設置場所の確認をしておくと安心ですよ。

ドアを開けると焼き網が手前に大きくせりだすので、奥に並べたパンの取り出しもスムーズです。
形がくずれやすかったり、焼き網から落ちやすい食材を加熱する場合には、天板を使用しましょう。

操作方法

  • 操作部の確認
    操作部の確認
  • モードを選択するダイヤル
    モードを選択するダイヤル
  • キャンセルボタン/スタートボタン・セレクトダイヤル
    キャンセルボタン/スタートボタン・セレクトダイヤル

左側のダイヤルで、オートモード(アレンジトースト・トースト・クロワッサン・フランスパン・カレーパン)または、マニュアルモードを選択します。
オートモードはパンの種類に応じて自動で最適な焼き加減を調整するモードで、それぞれ冷凍パンにも対応しています。
左側のダイヤルでパンの種類を選択し、右側のセレクトボタンでパンの枚数(食パン/アレンジトーストのみ)・焼き色(食パン/アレンジトーストのみ)・冷凍ON/OFFを選択してスタート。
匠の監修による「匠モード」はトースト(焼き色:普通)・クロワッサン・フランスパン・カレーパンに対応しています。

オートモードの他に、お好みの温度と時間を設定して加熱するマニュアルモードと、食品の上面に焼き色を付けるのに適したバーナーモードもあります。

実際に焼いていく

【動画】庫内の様子をご覧いただけます

【常温】食パン 2枚

  • 食パンを前後に2枚並べます
    食パンを前後に2枚並べます
  • モードを設定します
    モードを設定します
  • 庫内はかなり明るい…!
    庫内はかなり明るい…!

5枚切りの角食パンを前後に2枚、焼き網の上に置きます。
山型食パンでも2枚焼きが可能ですが、網をいっぱいいっぱい使うことになりそうです。

ダイヤルを食パンに合わせ、パンの枚数は2枚、焼き色は普通、冷凍OFFを選択してスタートボタンで加熱を開始します。
匠モードの場合はディスプレイにコック帽を被った匠アイコンが表示されます。

加熱を開始すると、ディスプレイに残り時間(所要時間)約2分35秒が表示されます。
少し離れた場所でも一目で残り時間を把握できるのは忙しい朝にありがたい…。
庫内はパッと明るくなりパンが美しく美味しそうに照らされています。

  • こんがりしていて美味しそう!
    こんがりしていて美味しそう!
  • 裏面の方が焼き色がしっかりついています
    裏面の方が焼き色がしっかりついています
  • 外サクッ…中モチッ…。
    外サクッ…中モチッ…。

焼き色はふつうを選択しましたが、筆者的にはふつうと濃いの中間の焼き色がついた印象です。
表面よりも裏面の方が焼き色はしっかりついています。
表面はサックリとした軽い食感で香ばしく、中は水分を含んだようなモッチリ食感で美味しい!

【常温】クロワッサン

  • すでにイイ感じの焼き色がついているクロワッサン
    すでにイイ感じの焼き色がついているクロワッサン
  • 画像はイメージですが、立ち上がりははやいです
    画像はイメージですが、立ち上がりははやいです
  • クロワッサンが神々しい…
    クロワッサンが神々しい…

食パンのイイ感じの焼き色をみた後なので、クロワッサンのリベイクが上手くいくのかと不安になりますが、ダイヤルをクロワッサンに合わせて冷凍OFFを選択してスタート!
クロワッサンは小さいサイズなら2〜3個まで焼くことができますが、焼く前に個数を選択する必要はありません。
1回あたりに焼ける重さの目安は、大きいサイズだと1個約70g、小さいサイズだと1個約25gと決まっています。

焼き上がりまでの時間は3分50秒と表示されました。
クロワッサン1個に3分50秒も加熱したら…とコワくなりましたが、食パンの加熱とは違う秘訣が隠されていました。
食パンはずっとヒーターがONのままでしたが、クロワッサンはヒーターのON・OFFを繰り返しながら丁寧に加熱が行われます。

  • 自然な焼き上がりに感動!
    自然な焼き上がりに感動!
  • 層がバリバリとした食感で美味しい
    層がバリバリとした食感で美味しい

あれだけ加熱したのに嘘でしょ!?となる自然でムラのない焼き加減にとても驚きました。スゴイの一言です。
袋から取り出すときに剝がれたクラストの下から出てきた白い生地に、程よい焼き色がついてパリッと感が復元されています。
食べると何層にもなったクロワッサンの生地がバリッといい音を響かせます。
焦げることなく上手にリベイクできているので、バターの贅沢な風味を存分に感じられます。

【常温】カレーパン

  • カレーパンを中央に置く
    カレーパンを中央に置く
  • モードを設定する
    モードを設定する
  • 焼き上がりまで待ちます
    焼き上がりまで待ちます

カレーパンのリベイクは、外側の焼き加減に合わせて取り出すとまだ中が冷たかったり、加熱を追加すると今度は外側が焦げてしまったりと外側と内側の温度バランスが難しい印象です。
1個あたり約100gだと2個同時に焼くことができますが、今回は1個だけを温めるので焼き網の中央に置きます。
ダイヤルをカレーパンに合わせて冷凍OFFを選択してスタート!
焼き上がり目安は、これまでで1番長い5分50秒が表示されました。

  • イイ焼き色がついています
    イイ焼き色がついています
  • クロワッサンと同様にヒーターのON・OFFを繰り返して丁寧に加熱されます。
    こんがりと全体に焼き色がつき、焦げているところはありません。

    揚げたてのようなサクサク感と中のむっちりとした絶妙な焼き加減。
    中の具材もしっかり温まっていて、焼きたての美味しさを十分に味わえます。
    スーパーでよく目にするカレーパンをリベイクしましたが、試食をしたスタッフからは「普段家で食べるのとまったく違うパンみたい!」と嬉しい声を頂けましたよ。

【冷凍】食パン 2枚

  • 冷凍ONに設定して焼きます
    冷凍ONに設定して焼きます
  • 常温時よりも焼き色は控えめです
    常温時よりも焼き色は控えめです
  • 冷凍でも裏面の方が焼き色がしっかりついています
    冷凍でも裏面の方が焼き色がしっかりついています

冷凍庫から取り出してすぐの食パン2枚を同時に焼いていきます。
操作方法は常温パンの時と同じですが、冷凍はONに設定します。
冷凍なので加熱時間は長くなり、焼き上がりまでの時間は3分28秒です。

常温の食パンよりも焼き色は控えめですが、外のサックリ感は健在です。
内側までしっかり温まっており、冷凍パンでも美味しく焼けました。

【冷凍】クロワッサン

  • 焼きたてのパリパリを再現できるのでしょうか
    焼きたてのパリパリを再現できるのでしょうか
  • こんがりとイイ焼き色がつきました
    こんがりとイイ焼き色がつきました
  • 外はザクザク、中はモッチリです
    外はザクザク、中はモッチリです

これまで筆者は食パン以外のパンを冷凍するのに馴染みがなかったのですが、最近では大型スーパーなどでパンを大量買いしてストックする方も増えているということで、クロワッサンを冷凍してリベイクしてみました。
冷凍パンは調理済みのパンを対象としているので、生地からの焼き上げはできません。
焼き上がりまでの時間は6分10秒
常温のクロワッサンよりも焼き色はこんがりついて、焦げる?焦げない?の境目を上手く狙っているような焼き加減です。
外側は焼きたてのサクサクを再現できており、内側はじっくり時間をかけて焼くので、中はもっちりと柔らかいです。

【冷凍】カレーパン

  • 表面の霜を取り除いてから加熱します
    表面の霜を取り除いてから加熱します
  • カラッと焼き上がりました
    カラッと焼き上がりました
  • 中までしっかり温かい!
    中までしっかり温かい!

常温でも外側と内側の温度バランスが難しいカレーパンを冷凍し、リベイクしてみました。
表面に霜がついている際は、取り除いてから加熱します。

油のギトついた感じはなく、表面はカラッとしています。
中までしっかり温かく、常温パンと遜色ない美味しい仕上がりです。

お手入れ

  • ふきんで汚れをふき取ります
    ふきんで汚れをふき取ります
  • 焼き網や天板は中性洗剤を用いて水洗いできますが、くず受けは水洗いできません。

    水洗いしたい気持ちを抑えて、水で濡らしたふきんで汚れや異物をふき取ります。

まとめ

重厚感のあるシックなデザインに、庫内とパンを照らすヒーターの明るい光がとても美しく、食べる前から気持ちが高まります。
一般的なトースターよりも加熱時間を要しますが、焼きたてのパンの美味しさを蘇らせるようなトースターです。
人気の高い食パン・クロワッサン・カレーパンなどはオートモードでお任せできるので、温度や時間を設定する必要はありません。
焦げやすいクロワッサンも常温と冷凍どちらも上手にリベイクできていたので、目を離していても安心です。

焼きたての美味しさを蘇らせてくれる「匠ブランジェトースター TS-D486B」で、いつものパンを美味しくいただきませんか?
2024.04.06 (くれあ)

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