2023.02.27
Joshin 試用レポート
ジップロック®で低温調理ができる!1台6役のテスコム 低温コンベクションオーブン TSF61A-H
テスコム 低温コンベクションオーブン TSF61A-H
料理の幅を広げたいけど、調理家電は増やしたくない…そんな願いを叶えるのは1台6役のテスコムの「低温コンベクションオーブンTSF61A-H」。
トーストやオーブン機能だけでなく、低温調理や発酵調理ができるマルチオーブンで、幅広い料理が楽しめます。
ドライフルーツやなすの揚げびたしなどオーブンでは珍しい料理を作ってみました!
ライター:くれあ
テスコム 低温コンベクションオーブンTSF61A-H
セット内容 | 焼き網、天板、あし付き網、レシピブック |
---|---|
サイズ(約) | 幅34.5×奥行41.0×高さ24.0cm |
重量(約) | 4.7kg(本体のみ) |
トースト枚数 | 食パン4枚 |
コード長(約) | 1.0m |
庫内で熱風を循環させる事で食材をムラなく加熱できるコンベクションオーブン。
テスコムのTSF61A-Hは、低温調理/フードドライ/トースター機能/オーブン機能調理/ノンフライ調理/発酵調理の6役で活躍する、マルチな低温コンベクションオーブンです。
ノンフライヤーやヨーグルトメーカーなどの機能が1台に集約しているので、調理家電を増やさずに幅広い料理を楽しめます!
35℃からの低温調理ができ、、ローストビーフなどのじっくりとした加熱調理やヨーグルトの発酵にも活躍。
旭化成ホームプロダクツ製の「ジップロック®※」公認のオーブンで、ジップロック®に食材を入れたまま低温調理ができます。
調理の手間が省けるだけでなく、洗い物も少なく済んでとても便利。
他にも「ノンフライ調理」で油を使わずヘルシーな揚げ物が作れたり、買ってきたお惣菜も熱風で温める事でサクサクに復活できます。
カラーはスレートグレーという落ち着いた色合いで、同系色のバイカラーがオシャレさを一気にUP!
サイズは、幅34.5×奥行41.0×高さ24.0cmと、多機能でもコンパクトにまとまっている印象。
一般的なオーブントースターとそこまで変わらないので、限られたキッチンスペースにもしっかり収まります。
※旭化成ホームプロダクツ株式会社の販売する「ジップロック®フリーザーバッグ Mサイズ/Sサイズ」「ジップロック®コンテナー(高さ 53mm以下のもの)」が使用できます。
上記以外の製品を使用した場合、袋や容器が溶ける恐れがあります。
天面だけを焼き上げる「上火グリル」を搭載
庫内は食パン4枚が同時に焼ける広々とした庫内で、一度でたっぷり調理ができます。
石英管ヒーターは上下に2本ずつあり、庫内の奥には熱風を循環させるファンを配置。
TSF61A-Hは天面だけを焼き上げる「上火グリル」を搭載し、トーストやグラタンに美味しそうな焦げ目を付けることができます。
焦げ目を付けることで見た目がさらに美味しく、香ばしさもUPしますよ。
ハンドルは斜め上方向に伸びた設計で、ミトンをつけた状態でも開閉しやすくなっています。
平らな焼き網とあし付き網と天板が付属しています。
あし付き網は、焼き網と天板の上にのせて使用でき、2段調理が行えます。
ドライフルーツなども1度で多くの量が作れますよ。
パンくずトレイは引き出し仕様で、お手入れがカンタンです。
操作はダイヤルで直感的に行えます
モード | 温度 | 機能 |
---|---|---|
低温 | 35〜90℃ (35〜70℃ 5℃刻み 70〜90℃ 10℃刻み) |
低温での調理や発酵ができます。 |
低温ファン有 | ファンが回るので、食材の乾燥などに向いています。 | |
上火グリル | 設定出来ません | 食材の表面をあぶるモードです。 |
高温 | 100〜230℃ (100〜180℃ 20℃刻み 190〜230℃ 10℃刻み) |
高温で焼き上げます。 |
高温ファン有 | ファンで熱風を循環させて調理します。 | |
トースト | 設定出来ません | トーストに適したモードです。 |
操作ダイヤルは4つあります。
最も左のダイヤルを回してモードを選択します。
選択したモードに対応する中央のダイヤル(低温・高温)のどちらかが点滅するので、点滅する方のダイヤルで温度を設定します。
最後は最も右のダイヤルで調理時間を設定したら操作は完了!
スタートボタンはなく、調理時間を設定すると、ランプが点滅→点灯に変わり、加熱が始まります。
調理時間はデジタル表示で視認性はとても良いです。
温度設定は35℃〜230℃までの計20段階で細かく調節ができます。
操作はダイヤルで直感的に行えるので、戸惑うこともありませんでした。
調理開始〜♪
【トーストモード】食パンを4枚焼いていく
まずは、1番使うであろう「トースト」モードを試していきます。
食パン4枚を同時に焼いていきましょう!
焼き網に食パンをセットすると、かなりぎゅうぎゅう!山型食パンは3枚焼くのが限界でした。
「トースト」モードを選択し、調理時間を4分。温度設定は不要です。
外はサクッと中はモッチリに焼き上がりました!
目安時間の4分だとほんのりと焼き色がつきます。
筆者は焼き色はもう少し欲しいので、さらに2分追加で加熱しました!
そこまで焼きムラは気になりませんが、端の方が焼き色が薄いかな?という印象。
外はサックリと歯切れがよく、中はふんわりでモッチリ。
耳の部分が香ばしく、何も塗らなくても食パンの美味しさを充分に感じられます。
サクサクッ!という軽やかな音が心地よく、パクパクと食べ進められちゃいました。
少し時間が経った状態でも硬くなることなく、冷めても美味しかったです!
【低温調理】ジップロック®を使用してよだれ鶏を作りましょう
低温でじっくりと加熱するよだれ鶏を作ってみよう。
下味をつけて1時間寝かした鶏むね肉を、ジップロック®フリーザーバッグ(M)に入れて、空気をしっかりと抜きます。
天板をセットして、ジッパーが手前になるようにのせて準備は完了!
「低温」モードで温度は70℃、調理時間は2時間で加熱します。
しっとりジューシーなよだれ鶏
「ピー」と5回鳴ったら、完成〜!
フリーザーバッグの中に肉汁が溜まるので天板は汚れず、お手入れはかなりラク!
切るとしっかりムラなく加熱されています。
パサつきは感じず、しっとりとジューシーに仕上がっていて美味しい…!
加熱時間はやや長めですが、ほとんどほったらかしでできるので、調理の手間は省けます。
【ノンフライ調理】なすの揚げびたし
揚げずに作れるなすの揚げびたしを作ってみよう。
カットしたなすを食品用ビニール袋に入れて、サラダ油(80ml)をもみ込み、クッキングシート(今回はアルミホイルで代用)を敷いた天板に皮を上にして並べます。
「高温ファン有」モードで温度は230℃、調理時間は20分に設定し、調理開始!
なすがトロトロに美味しく仕上がりました
高温で加熱したためか、加熱中の天板の歪みが少し気になりました(冷めると元に戻りました)。
加熱後は、なすを冷水で冷やして余分な油を落とします。
つけ汁(しょうゆ・酢・白だし・砂糖)に10分ほどつけ込んで、完成!
なすはオーブンでじっくりと加熱したことで、なすの甘みが引き出されています!
揚げるよりもトロトロ感が増して、とっても美味しい!
つけ汁はお酢の酸味が強く感じたので、お酢の量を少し減らしてつけ汁を加熱し、カドを抑えるのが個人的に好みの味でした。
【フードドライ】オレンジとキウイのドライフルーツ
お好みのフルーツや野菜でドライフードを作ってみます。
今回は、オレンジとキウイをチョイス!
オレンジは皮付きのまま、キウイは皮を向いて厚さ2〜3mmにカットします。
ここが1番の正念場で、均等に薄く切るのがかなり難しい…仕上がりにムラが出る可能性があるので、できるだけ均等になるようにカットしましょう。
焼き網にカットしたフルーツを並べ、オーブンにセットします。
焼き網を2枚使用すると、おおよそオレンジ1個、キウイ1個がピッタリ収まる量が作れます。
「低温ファン有」モードで温度は70℃、調理時間は3時間に設定。
味と風味がギュッと凝縮したドライフルーツの完成!
出来上がりを待つ間、部屋中がフルーツの甘い香りに包まれて幸せな気分になりました…。
表面が乾燥し、少しずつドライフルーツに近づいていく様子をみるのも、楽しい。
取り出してみると…ひと回り小さくなった!(当然だけどちょっと悲しい)
風味や味がギュッと凝縮し、かなり濃い〜味に仕上がりました!
オレンジは果肉の甘味が増して、皮の苦味がクセになって美味しい!
キウイは少し酸味が増した印象です。
オレンジもキウイも乾ききっていなかったので、次回は調理時間を4時間にして作ってみます。
ヨーグルトの上にのせても美味しそうです。
フードドライは、おつまみにピッタリなジャーキーも作れますよ。
まとめ
テスコムの「低温コンベクションオーブンTSF61A-H」は1台6役とマルチに活躍。
ローストビーフやドライフルーツなど一般的なオーブンでは作るのが難しい料理もカンタンに作れます。
ジップロック®に食材を入れたままオーブンで調理ができるのも面白く、洗い物も少なく済んでとってもラクチン。
厚みのある鶏肉も加熱ムラなく、ジューシーに仕上がって、とっても満足!
TSF61A-Hは、料理の幅を広げたいけど調理家電を増やしたくない方にピッタリ!
フードドライヤーやヨーグルトメーカーがキッチンスペースを占領しているというご家庭も、1台に機能が集約しているTSF61A-Hを導入するのもオススメですよ。
2023.02.27 (くれあ)