2022.11.14

Joshin 試用レポート

クリアボディに2ウェイスタイル!個性派イヤホンJBL Tune Flex Ghost Editionをレビュー!

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JBL 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン JBL Tune Flex Ghost Edition

イヤホンに個性と面白さを求める方必見!
JBLから、スケルトンボディが目を惹く『Tune Flex Ghost Edition』が発売されました。
面白さは近未来的なデザインだけでなく、なんとイヤーチップを変更することで「オープン型」と「カナル型」を切り替えできる2ウェイ仕様なんです!

ノイズキャンセリング機能がついていながら「ながら聴き」にも最適な、1台2役の個性派イヤホン。
早速見ていきましょう! ライター:もあ

「ながら聴き」と「集中聴き」の2ウェイスタイル!JBL Tune Flex

  • JBL「Tune Flex」パッケージ
    JBL「Tune Flex」パッケージ
  • 近未来的なイヤホンが見える
    近未来的なイヤホンが見える
  • セット内容一覧
    セット内容一覧
セット内容イヤホン本体、充電ケース、充電用ケーブル(USB Type-C)、オープンイヤーチップ、密閉イヤーチップ(3サイズ)、保証書/警告に関する説明カード(W/!)、QSG/安全シート×1(S/i)
質量(約) 4.8g(片方)
対応コーデック SBC / AAC
防水性能 IPX4相当
※IPX4:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない

「面白いイヤホンが発売したよ!」と聞いて受け取った、JBL『Tune Flex』。
パッケージを裏返すと、スケルトンボディの本体が収まっています。
基板までバッチリ見える近未来的なデザインに、一気に心を奪われました。こんなの見たことない!

Tune Flexは流行りの「ながら聴き」に最適な、周囲の音も聞きながら音楽を楽しめる、オープン型イヤホン。
・・・だと思いましたが、実は付属のイヤーチップを付け替えることで、オープン型とカナル型を切り替えできる、JBLブランド初の2ウェイ仕様でした。
アクティブノイズキャンセリング(以下:ANC)機能も搭載し、バッチリ音楽に集中できます。
デザインだけでなく機能面も、他のイヤホンではなかなか見たことがない、個性的なギミックを持ったモデルです。

12mm径の大型ダイナミックドライバーを搭載していて、コンサートホールや映画館で活躍するJBLらしいパワフルなサウンドも期待大!
まずは、ひと目で心を奪われる方も多いであろう、デザインからじっくり見ていきましょう。

SF感あふれる個性的なスケルトンボディ

  • 基板が見えるスケルトンボディ
    基板が見えるスケルトンボディ
  • このSF感に心が躍る
    このSF感に心が躍る
  • JBL「Tune Flex」本体
    JBL「Tune Flex」本体
  • 下部が細長く伸びたスティック型形状
    下部が細長く伸びたスティック型形状
  • オープン型らしいデザインです
    オープン型らしいデザインです

基板の見えるスケルトンボディは、アラサーの筆者は昔流行った某ゲーム機を思い出しますが、調べると近年再ブームが起こっている様子。
レトロにも近未来的にも見えるこのSFチックさは、ガジェット好きにはたまりませんね。

イヤホン本体はスティックの内側がスケルトン仕様になっているので、装着するとちょうど隠れてしまいそうですが、充電ケースは内部の細かなチップまでしっかり見えます。
スケルトン部分は衝撃強度の高い透明プラスチック「ポリカーボネート」でできているため、傷がつきにくく黄ばみなどの心配もありませんよ。

カラーバリエーションは、ホワイトとブラック。
どちらも内部の構造が目立っていてとてもカッコよく、360度あらゆる角度からじっくり見たくなります。

  • カナル型に変身するイヤーピース
    カナル型に変身するイヤーピース
  • シーンによって使い分けできます
    シーンによって使い分けできます
  • 1台2役!
    1台2役!

ノズル部分を覆うだけの小さなイヤーチップを付けると、周囲の音が自然に聞こえるオープン型。
3サイズ付属している一般的なイヤホンと同じイヤーチップを装着すると、耳をしっかり塞ぐカナル型に変形。
チャイムや電話の音を逃したくない作業中はオープン型、周囲の音や音漏れを気にせず音楽に集中したい時はカナル型と、シーンに合わせて使い分けられます。

ノズル部分が短く耳穴に軽く入れて引っ掛けるタイプなので、カナル型にしても耳栓のような高い遮音性はなさそうですが、安心してください!
圧迫感がない中でも静寂を感じられる、ANC機能がありますよ!

ノイズキャンセリングと外音取り込み機能

  • ANC機能で音楽に集中できます
    ANC機能で音楽に集中できます
  • カナル型にして通勤中にANC機能を使ってみました。
    人が多いところのざわつきや風の音に強く、音楽を聴くと全く気にならないくらい、しっかりノイズを抑えています。
    しかし近くを走る電車や車など大きな音は、少し聞こえやすいと感じる場面もありました。

    ANCの強さは専用アプリ「JBL Headphones」で6段階で選べますが、強くしても窮屈な感じはなく、周囲が無音すぎて怖いというレベルでもなかったので、個人的には5か6で設定していていいと思います。
    オープン型でもANCを試しましたが、耳穴が塞がっていなくて、どんどん周囲の音が入ってくるので、ANCの効果はあまり感じられませんでした。

外音取り込み機能は、少しガサガサとしたノイズがあり、オープン型にしている時のように自然!とまではいきませんが、会話には問題なく、ワンタッチでスムーズに切り替えできるので重宝します。
ちなみに、オープン型にして外音取り込み機能を使うと、より周囲の音が鮮明に聞こえ、音楽が軽くBGMとして流れる感じになりました。
これは他のイヤホンではなかなか出来ない体験で面白いです。

本体で約6時間、ケース込みで最大約24時間の再生が可能

  • 充電ケース
    充電ケース
  • てのひらで余るコンパクトサイズ
    てのひらで余るコンパクトサイズ
  • 本体がピッタリ収まっています
    本体がピッタリ収まっています
  • 充電ケーブルはJBLらしいオレンジ色!
    充電ケーブルはJBLらしいオレンジ色!
充電ケース質量(約) 38.6g
充電時間(約) 2時間
連続再生時間(約) ANCオン:6時間(イヤホン本体)、24時間(充電ケース含む)
ANCオフ:8時間(イヤホン本体)、32時間(充電ケース含む)
急速充電 約10分の充電で約2時間使用可能

充電ケースは女性の手のひらに乗せても余るくらい、とてもコンパクト。
全面ツルツルとして引っ掛かりがないので、ポケットにもスッと入ります。

ケース内には本体が隙間なくキレイに収まっていて、ペアリングボタンなども見当たりません。
接続が上手くいかず1度イヤホンをリセットしたいときは、左右どちらかのセンサーを2回タッチしてから5秒以上長押ししましょう。

本体の連続再生時間は、ANCがオンの時で約6時間。
仕事やオンライン授業で長時間使うには少し心もとないかな?と思いましたが、筆者の場合、作業中はANCを使わずオープン型にすることが多く、バッテリー切れを気にすることはありませんでした。
もしバッテリーがなくなっても、約10分の充電で約2時間再生できる急速充電に対応しているので、充電の心配はなさそうです。

音楽を聴いてみた

装着イメージと本体操作方法

  • 装着イメージ
    装着イメージ
  • 本体操作方法
    本体操作方法
  • ケースを開けてペアリング
    ケースを開けてペアリング

装着イメージ

オープン型もカナル型も、耳穴に入れるというよりは覆い被せるイメージで、軽い装着感がとても快適です。
頭を大きく振ったときは外れるのではと不安でしたが、スティック部分が口元に向くようにゆっくり回していくと、ピタッとフィットする場所がありました。
付けてみるとやっぱりスケルトン感は目立たなくなってしまったけれど、上部をよくよく見ると本体内部のケーブルが見えてテンションが上がります。

本体操作方法

音楽の再生/一時停止 右側を1回タップ
曲送り/曲戻し 右側を2回タップ/3回タップ
ボリューム(+/-) アプリで設定
アンビエンスコントロール 左側を1回タップ(ANCオン→外音取り込み機能)
音声アシスタント機能 右側を2秒間長押し

※ 上記の操作方法はデフォルトの場合です。専用アプリでカスタマイズが可能です。

スティックの上の方がタッチセンサーになっていて、音楽の操作を行えます。
操作方法は専用アプリでカスタマイズできますが、アンビエントサウンド・音量・再生の3つの操作のうち、1つずつを左右のタッチセンサーに振り分けるタイプなので、本体から全ての操作は行えません。
筆者はデフォルト設定のままにして、音量調整は端末で調整したり音声アシスタントを使っていましたが、全ての操作を自由に振り分けできたらもっとよかったなと思います。

ペアリング方法

充電ケースを開くと電源が入ってペアリングモードになるので、スマホなどの端末のBluetooth設定で「JBL Tune Flex」を選んで接続します。

【音の感想】JBLらしいダイナミックで臨場感のあるサウンド

  • ライブ会場のような迫力の音がズンズン響く
    ライブ会場のような迫力の音がズンズン響く
  • アプリでイコライザー設定ができます
    アプリでイコライザー設定ができます

音楽を聴く前に、専用アプリでオープン型とカナル型どちらのイヤーチップを付けているかを選択して、最適な音にします。
まずはカナル型にして、ANC機能を使ってストリーミングサービスの曲を聴いてみました。

音が全体的に明るくパワフルな印象です。
パワフルな音を出すイヤホンは重低音を際立たせるものが多いように思いますが、Tune Flexはどちらかというと高域の音のキレが目立ちます。
スピード感のある明るいJ-POPや、EDM系の派手なサウンドと相性がよさそう。
JBLサウンドらしく、立体音響再生でなくても、まるで映画館やコンサートホールにいるかのような臨場感も楽しめました。

いろいろ曲を聴きましたが「Body Feels EXIT/安室奈美恵」のような、疾走感のある曲の煌びやかな高域の鳴らし方がとても上手く、マッチしていたように思います。
派手なサウンドに仕上げますがボーカルが埋もれることはなく、ハッキリと前に出てくるのでとても聴きやすいです。

オープン型にすると、細かな音が減って迫力は少し落ちるように思いますが、音が一気に広がって解放感が増します。
中音域に厚みがあるので、周囲の音があってもボーカルの声はハッキリと聴こえました。

ロック系の曲を聴くともう少し低域があってもいいなと思うことがありましたが、アプリのイコライザーでBASS設定にすると満足のいく音になりました。
低遅延モードになって動画を違和感なく楽しめる「ビデオモード」にすると、映画のサウンドも迫力満点で楽しめますよ。

まとめ

SFチックなスケルトンボディと、オープン型とカナル型両方で使えるギミックを持ったJBL『Tune Flex』。
個人的にはオープン型の音の広がり方と、自然に周囲の音の聞こえる点が気に入ったので、ながら聴き用として使いたいかなと思いました。

カナル型のイヤーチップを付けても装着感はオープン型に近いので、ANC機能がついている方がいいけど、圧迫感があるのは疲れるという方にピッタリです。
周囲の人と一味違う珍しいイヤホンをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。 2022.11.14 (もあ)

スタッフが使ってみました

今回使用した音源 ※別カートです

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