2021.12.03

Joshin 試用レポート

フロント・リアともに鮮明に記録。ユピテルドライブレコーダー SN-TW99cの進化を見た!

メイン画像
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ユピテル ドライブレコーダー SN-TW99c

今回はレーダー探知機やポータブルナビゲーションを多数販売しているユピテルの前後2カメラドライブレコーダー「SN-TW99c」を車に取り付けて走行しました。
ユピテルといえばドライブレコーダー流行前からいち早く参入した、言わば「老舗メーカー」。
愛用している方も多いのですが、長年培った技術はいかほどなのか…確かめます。 ライター:モッツアレラ

ユピテル ドライブレコーダー SN-TW99c

  • こちらが正規のパッケージとなります、しっ白い!
    こちらが正規のパッケージとなります、しっ白い!
  • シガーコードなど付属品
    シガーコードなど付属品
  • (左から)リアカメラ、フロントカメラ
    (左から)リアカメラ、フロントカメラ

セット内容:リアカメラ、フロントカメラ、5Vコンバーター付シガープラグ(約4m)、フロントカメラ用ブラケット、リアカメラケーブル(約9m)、 ドライブレコーダー搭載ステッカー、microSDカード[32GB]、取扱説明書・保証書

まず驚いたのが真っ白なパッケージ!商品画像すらありません!
従来の、商品をデカデカとアピールしたカー用品のパッケージからすると、スマートフォンが入っていそうなスタイルに、潔さを感じます。
コスト削減など色々な事情はあると思いますが、コレはコレでアリかなと感じました。
お客様が購入後、届いたパッケージがシンプルすぎて、本当に購入商品なのか焦ってしまいそうですが…安心してください!ドライブレコーダーが入ってますよ!

フロントカメラ

  • 32GB microSDが挿入済み
    32GB microSDが挿入済み
  • 本体上部
    本体上部
  • 背面のモニターとボタン
    背面のモニターとボタン
  • 側面には手動記録ボタンを配置、データは専用フォルダへ
    側面には手動記録ボタンを配置、データは専用フォルダへ

外形寸法(約):幅65 × 高さ53 × 奥行28 mm
質量(約):95g (microSDカード含む)

フロントカメラ本体をグルリと一周。大きさは、幅は約6.5センチ・高さ5.3センチと、大人の手のひらに隠れてしまうサイズ。
ユピテル製品らしい小型で高性能なスタイルは、新型でも変わりません。
小さいカメラでも、フロントは200万画素、センサーは大人気のソニー社「STARVIS技術搭載CMOSセンサー」で、流行りもバッチリ。
側面にある小さな穴は通風口。これにより本体の温度上昇を抑止します。
コンパクトで高性能は、ユピテルならではですね。

リアカメラ

  • リアカメラでも200万画素FULL HD記録!
    リアカメラでも200万画素FULL HD記録!
  • リアケーブルはここから接続。真横から出てるタイプ
    リアケーブルはここから接続。真横から出てるタイプ

外形寸法:幅54 × 直径25mm
質量(約):26g

リアカメラはさらにコンパクト。ハンコ程度の大きさと質量です。
この小ささで、リアカメラもSTARVIS CMOSセンサー搭載。
しかもHDRも搭載されており、ヘッドライトの眩しい後続車でも、しっかりと記録します。
特にリア映像は、降車後でないとじっくり見れないので、ありがたいですね。

実際の走行映像(静止画)

  • 昼の走行 フロントカメラ
    昼の走行 フロントカメラ
  • 昼の走行 リアカメラ
    昼の走行 リアカメラ

それでは実際に走行した映像を確認しましょう。この日は晴天、穏やかな気温です。
フロントガラスの映り込みが気になりますが、これは車両と取付位置により生じたモノです。
実際にはフロントガラスの角度と時間により頻度は異なります。
映像は…素直に綺麗ですね!車はもちろん、道路標示・信号もハッキリと撮れていました。HDR処理も嘘みたいに綺麗!

このHDR処理は、メーカーにより特徴が出るようです。
ユピテルドライブレコーダーの場合、綺麗に処理されておりますが、見方次第では「あの道の雑草はCGです」と言われても、そんな気がしてきます(個人の感想です)。
田舎道がまるで幻想世界の綺麗な景色になりました!と割り切れば、汚いより百倍良いですね。
録画を再生してから気づきましたが、画面真ん中より少し左上に黒い点●が付いており、どうやら虫のフンがついていた模様…。
日中の陽気につられてお漏らししちゃったのかなあ…。

走行中に万が一、後方車からの異常接近を数秒間検知すると、画面と音でドライバーに危険が知らされ、通常フォルダとは別のフォルダに映像が記録されます。
危険の察知も行ってくれる他、青信号に変わっても自車が発進しない時や、前方車発信、車線逸脱、前方車接近時にも表示や音で知らせる、安心と安全の機能をしっかり搭載しています。

※画像は、圧縮加工・編集を行った動画より切り取ったものです。

夕方〜夜でも明るく映す

  • 西日は視認できるレベル
    西日は視認できるレベル
  • トンネルの中も明るく映っています
    トンネルの中も明るく映っています
  • 夕暮れでもキレイですね!
    夕暮れでもキレイですね!
  • 夜もしっかり状況が見える映像です
    夜もしっかり状況が見える映像です

続いて夕方から夜間の映像です。
実際には眩しい西日も、HDR処理により視認できるレベルになっておりました。
夕方やトンネルなどは、実際より綺麗かも!? LED信号も周波数の調整などで対応、一昔前の「信号が真っ暗に録画される」現象も、限りなく短く処理されております(下の動画参照)。
街灯の光がキュピーン!と「Φ」みたいに映るのは、ユピテルHDR処理の特長なのか、以前レポートしたドライブレコーダーでも見覚えがありました。
個人的には「オイオイ再生したらカッコイイなぁー」と感じましたよ。
運転はポジティブシンキングで行きましょう〜

走行映像

【動画】ユピテル ドライブレコーダー SN-TW99c 走行映像

まとめ

ユピテルのドライブレコーダーは過去に何度も体験しておりますが、今回の「SN-TW99c」は、従来とほぼ同じサイズなのに中身は最新の別物になっておりました。
お馴染みのHDRやGPS搭載はもちろん、前後STARVIS CMOSセンサーや、前後フルハイビジョン、32GB Micro SDカード付属など…上位モデルに匹敵する性能を、この価格帯で装備している(しかもメーカー3年保証!)のはすごいことではないでしょうか。やるなぁユピテル!
「ドライブレコーダーは欲しいが嵩張るのはイヤだ」「目立たずスマートに取り付けたい」といった方にはうってつけの商品だと感じました。
もちろん、従来からのユピテルユーザーにも、自信を持ってオススメいたします。
2021.12.03 (モッツアレラ)

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