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Joshin 試用レポート

Versa 2はAmazon Alexa搭載!ボタンを押して話しかけるだけ。前モデルVersaからの進化を実感!

Fitbit Versa 2

Fitbitのスマートウォッチモデルから「Versa 2」が登場!
「Amazon Alexa」を新たに搭載し、タイマーやお天気、近くのお店を調べるなど、様々なことが音声操作でできるようになりました。
AI機能のみならず、睡眠スコアの表示など、機能面のクオリティも向上。
一段と使いやすくなったVersa 2を、前モデルVersaと比べながら使ってみましたよ!ライター:あんまん

  1. Amazon Alexa搭載! Fitbit Versa 2
  2. Alexaに話しかけてみる
  3. アクティビティを見てみる
  4. スマホアプリでアクティビティを確認
  5. まとめ

Amazon Alexa搭載! Fitbit Versa 2

  • Fitbit Versa 2
    Fitbit Versa 2だ!
  • 前モデルVersaと比較
    前モデルVersaと比較
  • アルマイト加工がかっこいい!(側面)
    アルマイト加工がかっこいい!

セット内容:クラシックリストバンド(S・Lサイズ)、充電ケーブル

Fitbitシリーズはデザインがシンプルなものが多く、初めての方も使いやすい機能を搭載しています。
今回試用する「Versa 2」もシンプルで、普段使いにも馴染むデザイン!
前モデルのVersaと比べて、見た目はほぼ変わらないように見えますが、側面〜背面までアルマイト加工されており、肌触りもなめらかで、さりげない高級感があります。

基本はタッチパネルで操作し、左側面ボタンは画面を戻すときや、Alexaを呼び出すときに使います。
右側面は、Versaには2つボタンが付いていましたが、Versa 2はボタンがなくなり、音声マイクになりました。

セット内容は、男性・女性でも使えるSとLサイズのバンドが付いており、専用の充電ケーブルが付属。
ACアダプターはないので、ご自身で用意してください。

  • 女性装着
    女性でもしっくりくるサイズだ!
  • 腕の湾曲に沿うバンド
    腕の湾曲に沿うバンド
  • ピカピカと心拍計が光ります
    ピカピカと心拍計が光ります

重量(約):40g
バンド腕回りサイズ:[S]140〜180mm [L]180〜220mm

女性でもちょうどいいサイズ感です!
トレーニング中でも気にならない大きさで、シリコン製のバンドが手首に沿うようにフィットします。
汚れが気になる場合は中性洗剤でバンドを洗えるので、清潔に使えますよ。

裏面には心拍計がピカピカ光っており、腕にピッタリと装着することによって心拍をリアルタイムで計測してくれます。

2時間充電で、約6日間使える!

  • 充電台ぱくぱく
    充電台ぱくぱく
  • 液晶部分を挟むようにして充電します
    液晶部分を挟むようにして充電します

充電は2時間で完了し、最大で約6日間持続!
Versaは4日間だったので、めっちゃ長くなってます。これは嬉しい!
後で説明しますが、常時点灯モードだと、約3日ほど駆動しました。

ぱくぱくする充電台にVersa 2を挟んで充電します。
あ、コードが底面から生えているので、置けないようになってますね…。横向きで置いときましょ。

ちなみにVersaの充電台でも使えるかと試してみましたが、Versa 2のほうが少し液晶部が大きくて挟めませんでしたので、Versa 2専用の充電台を使いましょう。

前モデル「Fitbit Versa」&ハイエンドモデル「Fitbit iONIC」と比較

Fitbit Versa 2
Fitbit Versa 2
Fitbit Versa
Fitbit Versa
Fitbit iONIC
Fitbit iONIC
歩数・カロリー・距離
登った階段
睡眠の記録
心拍計
音楽コントロール
生理周期・排卵日記録
GPS - -
Amazon Alexa - -
バッテリー持ち(最大) 6日間 4日間 5日間
防水 50m 50m 50m

前モデルの「Versa」、ハイエンドモデルの「iONIC」と何が違うのか見てみましょう。
計測項目ではほぼ差がありませんが、先ほど申し上げたバッテリーの持ちがUPしたことが嬉しいポイントですよね。

Versa 2の新機能

・Amazon Alexaが搭載
・睡眠のクオリティを確認できる「睡眠スコア」
・睡眠を妨げないようにする「スリープモード」
・常時画面表示モード

声で操作できる「Amazon Alexa」が搭載したことが進化の大きなところで、Inspire HRにもあった睡眠スコアも計測できるようになりました。
詳しい機能や、そのほかの変わったところなど、使いながら順番に見ていきましょう。

変わらないところと言えば、Versaと同じくGPSが搭載せず、スマホからGPSを計測するタイプです。
50m防水仕様も変わらず、雨の日のランニングや、スイミングでもOKです!

アプリ「Fitbit」でスマホとペアリング

  • Wi-Fiがある環境で設定
    Wi-Fiがある環境で
  • Versa 2のアップデート
    Versa 2のアップデート
  • AmazonアカウントにログインするとAlexaが使える
    AmazonアカウントにログインするとAlexaが使える

使い始めは、専用アプリ「Fitbit」をスマホにインストールしてペアリングします。
指示に従いながらスマホで項目を選んで設定していきます。
本体のアップデートやAmazon Alexaを使うには、Wi-Fiが必要なので、Wi-Fiの設定などを進めてAmazonアカウントにログインします。
アップデートが完了したら、すぐに使えるようになりました。

Alexaに話しかけてみる

  • 【動画】Alexaに話しかけてみた
    【動画】Alexaに話しかけてみた
  • さっそく新機能「Amazon Alexa」に話しかけてみましょう!
    側面のボタンを長押しすると、Alexaが立ち上がります。

    「アラームを3分セットして!」
    「今日の天気は?」
    「たまご1個のカロリーは?」
    など、いろいろな質問に答えてくれました。

    アラームの設定は手動で行えるものですが、やはり声だけで1発で設定できるのは、めっちゃラクです!
    雑学なんかも答えてくれたりするので、疑問に思ったらAlexaがすぐに解決してくれますよ。

    Alexa自体は声を出して答えないので、自分だけ喋るのは少し心細いですが、いつでも答えてくれる相棒がそばにいるってことだけでも心強いです。
    たまに聞き取れなかったりして、考える時間が長くなるのも可愛いところです。

アクティビティを見てみる

  • 【動画】基本操作やアクティビティの確認
    【動画】基本操作やアクティビティの確認
  • リアルタイムで心拍数が見れます!
    リアルタイムで心拍数が見れます!
  • 詳しい睡眠時間の様子
    詳しい睡眠時間の様子

Versa 2で「おおっこれは!」と初めに感じたところは、Versaよりもタッチパネルがサクサクと動くところ!
Versaではスワイプしたときに若干のカクカク感があったのですが、シュッとなめらかにスワイプできるので、快適感がアップしていますね。

本体で確認できる情報は、歩数やカロリーなど、1日のアクティビティをすぐに見ることができ、心拍数や睡眠データ、運動履歴の情報が表示されます。
心拍数はリアルタイムで計測しているので、今の自分の心拍がすぐに確認できますし、詳しい睡眠データもパッと見ることができます。

新しい便利機能!【常時画面表示モード・スリープモード】

  • 常時画面表示モードをON
    常時画面表示モードをON
  • 常時画面表示
    ずっと表示されてます!!
  • 睡眠を阻害しないスリープモード
    睡眠を阻害しないスリープモード

しばらくすると画面が消灯するのがスタンダードでしたが、Versa 2からは「常時画面表示モード」が追加されたことにより、常に時刻が見られるようになりました!
時間を常に見ておきたいときにオススメです。
ただ、上記で申し上げたとおり、約3日ほどしかバッテリーが持たなくなったので、2日に1回ほど充電したほうがよさそうです。

睡眠を阻害しない「スリープモード」もできるようになりました!
ONにすると、くるっと手首を返すと画面が表示するクィックビュー機能と通知機能がオフになるので、睡眠が妨げられる場面を減らすことができますよ。

エクササイズに挑戦

  • 【動画】エクササイズを選ぶ
    【動画】エクササイズを選ぶ
  • 計測中
    計測中
  • 計測結果
    計測結果

エクササイズではランやトレッドミルなど、トレーニングを計測するモードが選べます。
ランを選ぶと、スマホのGPSから位置情報を取得しました。

走っている時は時間や距離、ラップペースなど計測するので、自己ベストを目指せます。
リアルタイムに心拍を測るので、どれだけの心拍数がなのかがわかります。
心拍数の下に「脂肪燃焼」「有酸素運動」「ピーク」など、現在の状態が分かるので、有酸素運動や無酸素運動などといった、目的の運動のために、負荷をコントロールしやすいです。

心拍数やラップペースなど、各項目を見る場合は、スワイプで表示を切り替えます。
少し腕に気を取られてしまうのがちょっと気になりますが、必要な情報が見れるので、初めてランニングに挑戦する人や、軽くランニングされている方は見ているだけで楽しいと思います。

終わると計測結果が出てくるので、今回はどれくらいのペースで走れたのかを見られるのが、テストの結果を見るようで楽しいですよ!
次への反省を兼ねて結果を確認できるので、トレーニングを続けるモチベーションが上がりますね。

スマホアプリでアクティビティを確認

  • 歩数やカロリーなど、気になることを詳しく見れちゃいますよ
    歩数やカロリーなど、気になることを詳しく見れちゃいますよ
  • 心拍数もグラフ化。エクササイズゾーンでどの効果が得られているのかもわかる
    心拍数もグラフ化。エクササイズゾーンでどの効果が得られているのかもわかる

Fitbitの好きなところは、アプリデザインがよく、見ていて楽しくなるところ。
アプリでは歩数や消費カロリー、運動データの詳細、心拍数など様々なデータを、本体よりもくわしく見ることができます。
友達と歩数の競いあいなど、コミュニティに繋がることができるも、楽しく使える理由のひとつです。

新しくなった睡眠データで睡眠スコアを確認できる!

  • 歩数やカロリーなど、気になることを詳しく見れちゃいますよ
    歩数やカロリーなど、気になることを詳しく見れちゃいますよ
  • 酸素変動量と睡眠ステージ
    酸素変動量と睡眠ステージ

睡眠データは浅い眠りや深い眠りのグラフを確認できます。
アクティブトラッカーinspire HRにも搭載していた睡眠スコアが、Versa 2にも追加され、睡眠のクオリティが点数でわかるようになりました!
さらに睡眠中の酸素の変動量もグラフに反映され、呼吸が乱れていないかが分かります。

あ!データでも少し低いと出ていました!
確かに今日の睡眠は、自分でもあまりよくなかったな…と感じていて、朝からイライラや、ネガティブ感情がふつふつと…。
日頃のパフォーマンスを上げるためにも睡眠は重要ですし、睡眠スコアを見ることで「ちゃんと寝よう!」と心掛けるようになりました。

体のことは自分がよくわかっている!と思いがちですが、目視できることで、より自分の身体のことが分かり、コンディションを整えやすくなるので、睡眠データは大活躍です!

エクササイズの振り返り

  • 過去のエクササイズデータの確認。サイクリングも認識されている!
    過去のエクササイズデータの確認。サイクリングも認識されている!
  • ランニング中のデータもわかるので、目標決めの参考になる
    ランニング中のデータもわかるので、目標決めの参考になる

エクササイズでトレーニング計測をすると、データがアプリ上にも反映されます。
実は歩いている時や自転車で移動すると、自動でウォーキングやサイクリングと認識してデータを測定してくれるんですよ。
自転車に乗っていた時が、野外サイクリングとしてデータが取られてました!
自分で計測しなくても自動で認識してくれるので、忘れることもないですし、すごい楽です!

もちろんトレーニングデータの詳細も保存され、位置情報をONにしてトレーニングすると、どういったコースを走ったのかも記録されます。
距離や心拍数、心拍ゾーンも振り返ることができますので、データが溜まって見直してみると、だんだんと「走れたぞ!」という達成感もわき、過去との成長を見てみるのも面白いですね。

まとめ

Fitbitシリーズは初心者でも使いやすいウェアラブル機器で、今回のVersa 2もVersaの良いところを継承し、既存のユーザーもすぐに馴染む使いやすさが魅力的です。

Amazon Alexaが新しく搭載したことで機能の幅がグンと広がったことや、声で操作できる快適さでスマートウォッチをより身近に感じられるようになったと思います。
私はちょこっとした筋トレをするときに、Alexaでタイマーやアラームを予約するのが便利でした。

そして、1番コレいい!と思ったのは、新機能の「睡眠スコア」!
睡眠の質はその日のパフォーマンスを大いに左右するので、スコアが分かることにより「もっと、いい睡眠を取るように心がけよう!」と、健康意識がグッと上がりました。
見える化によって夜更かし防止にもなり、翌朝の気持ちいい目覚めで毎日をスタートできるようになりますよ。

エクササイズもしっかりと記録されていたので、トレーニングと普段のアクティビティの両方を記録したい方や、トレーニングをこれから頑張ってみよう!と考えてらっしゃる方には、Versa 2はピッタリだと思います。2020.03.27 (あんまん)


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