2023.12.18
Joshin 試用レポート
美しさとスマートさを身に着ける HUAWEI WATCH GT 4
HUAWEI スマートウォッチ WATCH GT 4
色鮮やかな有機ELディスプレイと長時間バッテリー、充実した健康モニタリング機能などが人気の多機能スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」シリーズ。
第4弾となる『WATCH GT 4』のテーマは「Fashion Forward」ということで、ファッション性の高いデザインを6パターン用意!
高級腕時計にしか見えないモデルもあり、ビジネスシーンにもピッタリです。
美しいデザインと便利な機能を、早速みていきましょう! ライター:もあ
ファッショナブルなスマートウォッチ HUAWEI WATCH GT 4
『HUAWEI WATCH GT 4』は、ケースが八角形デザインの46mmと、リング型デザインの41mmの2モデル展開。
サイズは従来モデルとほとんど同じですが、今回はデザインに特にこだわっていて、それぞれオフィススタイル・カジュアルファッション・スポーツシーンに最適な3タイプがラインナップします。
ちなみに、上の画像で着用しているのはオフィスシーンやフォーマルな場にピッタリの、ステンレスバンドを採用したもの。
アナログ針のない全面タッチパネルディスプレイなのに、いい意味でスマートウォッチらしさがなく、高級腕時計やジュエリーのような佇まいです。
WATCH GT 4 46mm | WATCH GT 4 41mm | |
---|---|---|
ケースサイズ(約) | 46×46×10.9mm | 41.3×41.3×9.8mm |
ディスプレイサイズ(約) | 1.43インチAMOLED(有機EL) | 1.32インチAMOLED(有機EL) |
重量(約) | 48g (ベルト含まず) | 37g(ベルト含まず) |
バッテリー容量(約) | [通常使用]14日間持続 [ヘビーユース]8日間持続 |
[通常使用]7日間持続 [ヘビーユース]4日間持続 |
ケース素材 | 金属ベゼル+ステンレス製 | |
防水/耐久性能 | 5ATM | |
充電 | ワイヤレス充電(急速充電対応) | |
測位機能 | GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS | |
ワークアウト | ウォーキング/ランニング/サイクリング/スイミング/サッカー/バスケットボール/パデルなど100種類以上 | |
健康モニタリング | 心拍数/血中酸素レベル/睡眠/ストレス/女性生理周期予測/睡眠時の呼吸状況/カロリー管理など | |
電子マネー決済 | - | |
カラーバリエーション | Grey/Black/Brown | Stainless/Black/White |
46mmと41mmモデルで異なるのはサイズとバッテリー容量で、使い方やできることは全く同じ。
ディスプレイはどちらもAMOLED(有機EL)を採用していて、とても色鮮やかです。
基本の操作はタッチパネルで行い、右側面に回転させて操作できるリューズ風のボタンと、よく使う機能を振り分けできるアクションボタンが配置します。
メーカー独自の心拍数モニタリング技術は「HUAWEI TruSeen 5.5+」へとアップデートされ、激しく動いているときの心拍数の測定精度や血中酸素レベルの測定速度が向上。
心拍数に急激な変化があったときにはアラート通知が届きます。
計測の精度が上がったことで新たに「ボディメイカー機能」が搭載され、1日のカロリーバランスを可視化できるなど、理想の身体作りのための機能も充実しています。
これは個人的にとても興味があるので、あとで実際に計測してみましょう。
運動のパフォーマンスを測定する「ワークアウト」は、100種類以上のスポーツに対応。
屋外ランニングなどでは高精度なGPS機能が使え、走行ルートと距離、ペース配分、その時のパフォーマンスを専用アプリより細かく分析できます。
【46mmモデル】
エッジの効いた八角形デザイン
従来モデルからデザインを一新したといっても過言ではない46mmモデル。
これまで丸型だったケースがエッジの効いた八角形(オクタゴン)デザインとなり、見た目はゴツゴツとした印象の男性らしい高級腕時計のようです。
カラー「Grey」は高級感あふれるステンレスバンドを採用、留め具は着脱しやすいワンプッシュ三つ折れ方式と、スーツに合わせても違和感がなくオフィスシーンに最適。
他2つと比べて重さはありますが、最も八角形デザインが馴染む洗練されたデザインは「スマートウォッチはカジュアルすぎて付けにくい」と思っていた方にピッタリです。
「Black」は軽量で汚れても水洗いできるシリコンバンド。
ラフな服装やスポーツシーンにピッタリですが、フェイスの存在感が大きく、一般的なスマートウォッチよりもカジュアル度は低めに見えます。
シーン問わずどこでも使いやすいのが魅力です。
「Brown」はオフィスシーンとカジュアルファッションのどちらでも合わせやすいレザーバンド。
汗で蒸れやすいのでスポーツシーンにはあまり向きませんが、ファッション性が高くどのような服装でもカッコよく決まります。
【41mmモデル】
ジュエリーのようなリング型デザイン
41mmのフェイスは、従来モデルと同じリング型。
フェイスがゴールドで縁取られた「Stainless」と「White」はお高めのジュエリーのようで、付けているだけでテンションが上がりました。
他のアクセサリーと組み合わせても絶対かわいい。
シリコンバンドの「Black」は今回ご紹介した6モデルの中で1番軽く、しばらく装着しているとすぐに馴染むので、就寝中ずっと付けておくのは抵抗があるという方におすすめです。
バンドの長さはしっかりあり、男女どちらが使っても違和感のないユニセックスなデザインで、多くの方が選びやすいモデルとなっています。
46mmモデルは最大14日間持続!パワフルなバッテリー
今回のレポートではステンレスバンドのモデルを中心に試用しましたが、女性の筆者では46mmはもちろん、41mmモデルでもサイズがぶかぶか。
このタイプって、工具でピンを外さないといけないんだよなあ・・・と思っていたら、背面に小さなクイックレバーがありスライドするだけでカンタンに調節できました!
バッテリー持続時間は46mmの方が長く、通常使用ではなんと最大2週間も使えます!
GPSなど負荷のかかりやすい機能を頻繁に使っても1週間以上充電しなくてOK。
急速充電に対応しているので、お風呂に入っている間に少し充電しておけば、就寝時含め常にライフログを取ることが可能です。
41mmモデルのバッテリー持ちは最大7日間と、46mmモデルの丁度半分となりますが、それでも多機能スマートウォッチの中ではかなり長い方です。
「スマートウォッチは常に身に付けるもの」と考える方も多いと思うので、バッテリー面でストレスがないのは嬉しいですね。
25,000種類以上の豊富な文字盤
フェイスデザインは25000種類以上から選択可能(専用アプリ「HUAWEI Health」を使用。一部有料のものもあります)。
数字のフォントや色を変えたり、フェイスに常に表示される機能を選べたりと、カスタマイズの自由度が高くデザインや使いやすさを追求できます。
スポーツのサポートと健康管理
100種類以上のワークアウトモード
「HUAWEI WATCH GT 4」が計測できるワークアウトは、100種類以上!
定番のランニングやサイクリングからバスケットボール、パデルなどの特定のスポーツまで、パフォーマンスをしっかり記録します。
今回は屋外ウォーキングを計測しました。
屋外に出てから30秒も経たずにGPSによる位置の特定が完了し、歩き始めると時計にペースや距離、心拍数などが表示されます。
この時にパフォーマンスだけでなく、現在の時刻とバッテリー残量も確認できるのは嬉しいポイント。
ワークアウト終了後は、上昇した心拍数が2分間でどれだけ落ち着くかを計る「回復心拍数」が計測できます。
パフォーマンスの詳細と走行ルートはアプリでチェック!
従来モデルよりもルートの追跡機能が高精度になったようで、マップ上に正確に表示されています。
カロリー管理ができる「ボディメイカーアプリ」
今回から追加された機能「ボディメイカーアプリ」は、摂取カロリーを入力するとリアルタイムで計測された消費カロリーとの差が表示されるというもの。
摂取カロリーがオーバーすると「カロリー赤字」として表示されるので、なんとか黒字に戻さないと!と運動に力が入ります。
ダイエットなどで消費カロリー>摂取カロリーを心掛けている方は多いと思うので、カロリーバランスが可視化されるのは有難いですね。
摂取カロリーは朝・昼・夕食・間食のカロリーを時計本体またはアプリから入力します。
慣れないうちは総摂取カロリー計算して入力の作業が面倒に感じますが、よく食べるものをアプリで登録しておけば次からはタップひとつでOKなので続けやすいです。
アプリでは、理想の体重に向けて必要な消費カロリーなども教えてくれますよ!
睡眠モニタリングとライフログ
「HUAWEI WATCH GT 4」をしばらく使ってみたので、ライフログを見てみます。
アプリのメイン画面にはムーブ(消費カロリー)、エクササイズ(中〜高強度の運動時間)、スタンド(日中に何時間立っていたか)のバランスがひとめで分かるよう、3色のリングで表示されています。
他にも歩数や運動記録、睡眠ログ、心拍数、睡眠ログなど各項目が表示され、1ページで大体の活動を把握できました。
各項目をタップすると過去1週間の記録など、より細かな情報を確認できます。
睡眠ログは、睡眠時間と質をしっかりモニタリングした上で点数を付けてくれて、アドバイスももらえます。
また「HUAWEI WATCH GT 4」はこれまで以上に良い睡眠を目指せるよう新たに、睡眠の心拍数と血中酸素レベルから睡眠中の呼吸の乱れを計測する機能を搭載しました。
しっかり寝ているはずなのに疲れがとれていないような気がする・・・といった場合に原因がハッキリするかもしれませんね。
まとめ
これまで以上にデザイン性にこだわった『HUAWEI WATCH GT 4』。
特に46mmモデルの八角形デザインは「高級腕時計にしか見えない」「ここまでスーツにマッチするスマートウォッチは珍しい」と、スタッフの間でも好評でした。
女性に聞いても41mmモデルのステンレスバンドが1番人気だったので、カジュアル過ぎないスマートウォッチを求めている方は結構多いのかもしれません。
機能面は、今回は健康と運動のサポートを中心に紹介しましたが、スマホなしで時計のみで音楽の再生やカンタンなメッセージのやり取りなど、できることがたくさんあります。
強いて言うなら、電子決済に対応してくれたら完璧だった・・・!これは次回のモデルに期待です。
デザインも機能も妥協したくない、普段使いしやすいスマートウォッチをお探しの方におすすめです。
・・・が、デザインがすべて魅力的で、どれを選ぶか迷うだろうなあとは思います。
利便性を考えるならシリコンバンド・・・でも付けていてテンションが上がったのはステンレスやレザーバンドだったなあ・・・。 2023.12.18 (もあ)