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Joshin 試用レポート 低音重視の方にオススメ! ソニーの完全ワイヤレスイヤホンにEXTRA BASSモデル WF-XB700登場!

ソニー 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン WF-XB700

迫力のある重低音が楽しめるソニーのEXTRA BASSシリーズに、完全ワイヤレスイヤホンのWF-XB700が仲間入り!
完全ワイヤレスイヤホンの名機と呼ばれたソニーの“WF-1000X”の次世代機“WF-1000XM3”と同じ左右同時伝送方式で高い接続安定性を保ち、IPX4の防水性能を搭載!

低音好きが待ちわびた、EXTRA BASSシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホンを、一足お先に試聴させていただきました!
さっそく、その実力をレポートいたします。

ライター:ぴよこ

※今回は試作品をお借りしてレポートしておりますので、正規品とは一部仕様が異なります。

EXTRA BASSシリーズの完全ワイレスイヤホン WF-XB700

  • セット一覧
    セット一覧
  • カラーはブルー/ブラックの2種類
    カラーはブルー/ブラックの2種類
  • セット内容:本体、充電ケース、USB Type-Cケーブル、ハイブリッドイヤーピース(SS,S,M,L各2個)、保証書、取扱説明書、使用上のご注意/主な仕様

迫力のある重低音が楽しめるソニーのEXTRA BASSシリーズの完全ワイヤレスイヤホン『WF-XB700』。
EXTRA BASSを採用した完全ワイヤレスイヤホンとしては『WF-SP700N』が初代ではありますが、EXTRA BASSシリーズとしては、WF-XB700が初となります。
WF-SP700Nは玉のような丸みのある、豆のような形状でしたが、WF-XB700は2020年2月に発売された『WF-H800』によく似た形になっています。
最近のソニーはカラー展開が豊富な印象でしたが、WF-XB700はブルーとブラックの2色展開。
ブルーは装着した耳穴から少しだけ鮮やかな青が見え隠れする2トーン仕様です。
ブラックは黒一色ですが、ザラザラ×艶無しと、ツルツル×艶の質感によって、重たく感じる黒も、少し軽く感じられるデザインとなっています。

装着感の高いイヤホン本体

  • 表面はザラザラ、内側はツルツル質感
    表面はザラザラ、内側はツルツル質感
  • 塔やオブジェのようにも見える
    塔やオブジェのようにも見える
  • L/Rそれぞれに全指向性マイクを搭載
    L/Rそれぞれに全指向性マイクを搭載
  • 本体質量:約8.0g×2
  • 防水性能:IPX4

二重の塔と呼びたくなる形状をした本体です。
装着した時に耳から浮くんじゃない?と思ってしまいましたが、人間工学に基づいた、耳の3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を採用しており、実際に装着すると、耳穴に引っかかるようにフィットして、とても安定した装着感でした。
走ったりしても取れる事がなさそうな安定感に、IPX4の防水性能搭載と、運動時にも使いやすいモデルです。

両方のイヤホンに全指向性マイクを搭載しているので、マイクの位置を気にせず会話ができ、イヤホン本体のボタンを長押しして音声アシスタント機能を呼び出してスムーズに指示も行えます。

本体のボタン操作

  • 理的な操作ボタンがL/Rに1つずつ
    物理的な操作ボタンがL/Rに1つずつ
  • 再生/一時停止R側のボタンを1回押す
    次の曲の頭出しR側のボタンをすばやく2回押す
    音量を上げるL側のボタンを1回押すと音量が1ステップ上がる
    音量を下げるL側のボタンを押したままにすると連続して下がる
    音声アシスタントアプリを有効にした状態で、待ち受け中や音楽再生中に、R側のボタンを約2秒間押したままにする

    ※スマートフォンやアプリのバージョンによって対応しない場合があります

    操作ボタンは左右に1つずつ、装着した時に本体の側面下側に配置されています。
    親指で調節するのにちょうどいい位置にボタンがあり、操作もカンタンなのでスムーズに曲の音量を変えたり曲送りができます。
    装着した状態で操作を行っても、装着感が高いので外れるような心配もないかと思います。

充電ケースを使うと、最大約18時間の再生が可能

  • 先代と比べるとケースはかなり小さくなった
    先代と比べるとケースはかなり小さくなった
  • [本体背面] 充電端子は裏表のないUSB Type-C
    [本体背面] 充電端子は裏表のないUSB Type-C
  • 無駄のない設計です
    無駄のない設計です
  • 傾斜があるので自然にイヤホンを取り出せます
    傾斜があるので自然にイヤホンを取り出せます
  • 充電ケース質量:約46g
  • 充電時間:約3時間
  • 再生可能時間:約18時間
  • クイック充電時:10分で60分再生可能

前機のWF-SP700Nの収納ケースは、角丸の四角い形をしていてケースはやや大きめでしたが、WF-XB700は小ぶりな収納ケースです。
本体の質感と同様、ザラザラとした質感でフタは半透明です。
あまりイヤホンの充電ケースで見かけないなぁと思ったのは、イヤホンの装着面が傾斜になっている事。
イヤホンがこちらを向くような角度になっていますので、ちょっと取り出しやすくなっています。
念のためにお伝えしますが…イヤホンはケースにマグネットでピタッと止まっていますので、コロコロと転がり落ちる事もありません。

ケース背面に充電端子(USB Type-C)が配置しているので、付属の充電ケーブルを挿して充電を行ってください。
充電時間は約3時間。
フル充電を行ったイヤホンで約9時間再生+ケースで1回分(9時間)の充電が行えます。
イヤホンとケースを合わせて最大約18時間の再生が可能です。
10分の充電で60分の再生可能なクイック機能があるので、うっかり充電を忘れた朝でも、チョコッと充電できればその日の通勤時には間に合います。

  • 装着イメージ ブルー
    装着イメージ ブルー
  • 装着イメージ ブラック
    装着イメージ ブラック

本体をひねりながらイヤーチップ下の突起を耳穴に入れ、ガッチリ装着。
先にも述べていますが、入れた瞬間、これは落ちない!という安定感は本当に高いです。
ブルーもブラックもマット感のある落ち着いた大人な色で、クールに決まりました。
しばらく動いていても落ちそうになる感じはありませんでしたが、圧迫感があるので長時間のトレーニングなどの時にずっと付けているのは少ししんどいかな・・・。

ノイズキャンセリング機能の付いていないモデルですが、イヤホンが耳にしっかりハマっているので外の音は聴こえにくくなっていて、ガッツリ音楽の世界を堪能できます。

  • ペアリングして音を確かめます
    ペアリングして音を確かめます
  • スマホとペアリングをして、音を確かめていきましょう。
    ソニーといえば、音の強調部分があまりなく中間の音がキレイで、多くの方が聴きやすいと感じるサウンドのイメージがありますが、WF-XB700は重低音が強調されてパワフルに響きます。
    ですが、さすがソニーサウンドだなと感じたのは、低音が強調されているのにボーカルはしっかり中心に立っていて、その周りで演奏がされているような印象でした。
    その場で演奏を聴いているかのような大迫力のサウンドは、バンドミュージックが好きな方には、たまらないのではないでしょうか?
    ライブ音源だと空間を広く感じられてとても楽しかったです。

まとめ

ドラムなどの音もよかったですが、個人的には電子音がとてもきれいに響いている印象でしたので、特にハウスやヒップホップミュージックにピッタリだと感じました。
それらの音をノイズキャンセリングではないにしろ、外音をしっかり遮断しながらたっぷり聴ける、完全ワイヤレスイヤホンです。

装着感がかなりしっかりしているのはメリットではありますが、本体質量が8.0グラムと、やや重みはありますので、重低音をしっかり装着したまま長時間楽しむ、となると、少し疲れる方もいらっしゃるかもしれません。
軽い装着感よりも、しっかり音を楽しみたい、低音に強い完全ワイヤレスイヤホンが良い!という方は、ぜひお試しください。

2020.05.29 ぴよこ

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