2022.05.09
Joshin 試用レポート
お手入れカンタン!工具不要でパーツがはずせるサーキュレーター!山善 YAR-DDW151とYAS-FKW181を試してみた!
山善 サーキュレーター YAR-DDW151/YAS-FKW181
梅雨や夏の時期に頼りになるサーキュレーター!さらに冬にも活躍しますので、実は1年中使えるすごいヤツ!
衣類の部屋干しの時や、冷暖房の空気の循環と、部屋の換気に使えて非常に便利です。
その中でも今回は、工具不要でパーツがはずせてお手入れがカンタンな、山善のYAR-DDW151とYAS-FKW181を試してみました!
ライター:とらきち
YAR-DDW151/YAS-FKW181
見た目は、小ぶりで持ち運びやすいサイズ。
重くもなく、どこへでも好きな場所へ持って行けます。
YAR-DDW151(前面ガードが黒い方)は、DCモーター搭載でリモコンが付属し、背面ガードまではずせます。
YAS-FKW181(前面ガードが白い方)は、本体操作のみのシンプルなサーキュレーターです。
スペックの違い
YAR-DDW151 | YAS-FKW181 | |
---|---|---|
本体寸法(約):幅×奥行×高さ | 226×210×315mm | 240×220×320mm |
羽根径(約)/枚数 | 150mm/3枚羽根 | 180mm/3枚羽根 |
リモコン | あり(首振り操作:あり) | なし |
入タイマー | 1〜8時間 | なし |
切タイマー | 1〜8時間 | なし |
首振り | あり | あり |
首振り運転角度 | 上下75°左右75° | 左右50° |
風量調節 | 5段階(1〜5) | 3段階(静音・1・2) |
リズム風 | あり | なし |
消費電力(50/60Hz) | 17W | 37/32W |
電源コード長さ(約) | 1.6m | 1.6m |
質量(約) | 1.8kg | 1.8kg |
適用畳数 | 〜18畳 | 〜14畳 |
見比べてみると、羽根はYAS-FKW181の方が大きいものの、YAR-DDW151の方が多くの機能を搭載しています。
タイマー機能があるのは、筆者にとって高ポイントです。
電源コードも約1.6mあり、好みの場所に置けそう。
リモコン、タイマー機能ありの多機能モデルのYAR-DDW151
白と黒の配色がシンプルで、丸みをおびたフォルムなのも手伝って、その見た目にだんだん愛着がわいてきます。
基本操作
YAR-DDW151は本体、リモコンのボタンでも操作できます。
視覚的にもわかりやすく、直観的に操作できて、困ることはありませんでした。
リモコンの電池の保護シートを引き抜くのを忘れないようにしましょう。
自動首振りする時に本体のボタン操作だと、左右→上下→上下左右→停止の順番で切り替わります。
リモコン操作だと、左右と上下を個別に操作できるので、筆者にはリモコン操作がとても便利でした。
5段階の風量調節が可能で、「5」で運転するとかなりの風力があり、力強さが出ていてGoodです。
風音は扇風機より大きい気はしますが、筆者はそこまで気になりませんでした。
上下75°左右75°の自動首振り運転が可能ですが、筆者は上下は90°ぐらい首振りしているような印象を受けました。
かなり広範囲に風を届けてくれます。
工具不要でパーツがはずせる
工具不要でパーツが取りはずせるのが大きなポイント!
ほとんどのパーツが取りはずせて、はずしたパーツは水で丸洗いできるから、お手入れもカンタンです。
気になるのは、取りはずしの時に羽根部を上面に向けたり正面に向けるのは手動がNGという点。
上下角度の調整を手動ですると、モーターなどの故障につながる可能性があるとはいえもどかしい・・・。
上下角度を変える時は、上下自動首振り運転をさせ、好みの位置で停止させましょう。
この時にリモコンの便利さが発揮されます。
シンプル機能のYAS-FKW181
YAR-DDW151より羽根径が少し大きく、スタンドが太いので少しごつい印象を受けましたが、これはこれで存在感があってかっこいいですね。
基本操作
YAS-FKW181は本体のダイヤル操作のみのシンプルタイプ。
風量調節は「静音」「1」「2」の3段階で、ダイヤルの位置によって左右の首振り運転をします。
上下角度の調節は手動で行い、4段階で90°調節できるので、天井に向けることも可能です。
衣類の部屋干しの時など、まんべんなく風を当てられそう。
こちらも、風音は気になりませんでした。
工具不要でパーツがはずせる
背面ガードははずせませんが、工具なしでカンタンに前面ガードと羽根がはずせます。
背面ガードがあっても、羽根が少し大きい分、羽根をはずせば空間に余裕ができるのでお手入れしやすかったです。
最大風量を比べてみた
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最大風量であるYAR-DDW151の風量「5」とYAS-FKW181の風量「2」ではどちらが強いのか気になったので、並べて運転して正面から風を受けてみました。
体感としてはYAR-DDW151の風量「5」の方が強かったです。
興味がわいたので、前面ガードにつけたリボンがどれほどなびくか動画にしてみました。
YAR-DDW151の風量「5」の方がYAS-FKW181の風量「2」よりなびいているように見えます。6畳ほどの部屋で1台ずつ同じように運転してみると、2台とも充分に部屋の空気を循環させてくれました。
その部屋にはエアコンがなく、窓1つしかありません。
最近、蒸し暑く感じるようになっていたのですが、窓を開けてサーキュレーターを運転させるだけでかなり快適な空間になりました。
エアコンのない部屋の換気や、冷房をつけるほどでもないという時にもサーキュレーターは使えそうです。
まとめ
どちらもサーキュレーターとして活躍してくれますが、YAR-DDW151にはリモコンがあって多機能な分、筆者の好みです。
扇風機と違い、空気を循環させることに特化しているのがサーキュレーターの魅力。
いろんな使い方ができるから1年中活躍させられます。
1年中活躍させるとなると、気になるのはやはりお手入れ方法。
毎日するわけではないけれど、カンタンな方がいいですよね。
YAR-DDW151のパーツ取りはずしにはもどかしさを覚えましたが、そもそも工具なしでパーツをはずせて、お手入れがカンタンにできる時点でメリットの方が大きいですね。
お手入れするのにわざわざドライバーなどを探さなくてもいいんです。
筆者の生活必需品になりそうな予感がしてきました。
2022.05.09 (とらきち)