2021.03.25
Joshin 試用レポート
加湿・除菌・脱臭で1年中大活躍!日立の次亜塩素酸加湿器「HLF-Z5000」を使ってみた
日立 気化式加湿器 次亜塩素酸加湿器 PURECRIE(ピュアクリエ) HLF-Z5000
除菌・脱臭もできる日立の次亜塩素酸加湿器『HLF-Z5000』は、寒い季節だけでなく1年中大活躍!
次亜塩素酸を使って空気中をキレイにして、食べ物や部屋干しなど日常のニオイも抑えます。
このレポートでは実際に、狭いテントにHLF-Z5000とニオイの強い食べ物を閉じ込め、どれだけニオイがカットされるか実験してみました。
加湿を行うと飛沫を抑えられ、ウイルス・花粉・ハウスダストなどの対策にもなりますよ。 ライター:もあ
加湿と除菌で一年中使える『HLF-Z5000』
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ウイルス対策は室内の空気環境が重要です。
適度な換気と湿度が大切とされ、加湿器はウイルス対策に必須のアイテムです。HLF-Z5000は、ウイルスの抑制・除菌に優れた次亜塩素酸をつかって、部屋中の空気をキレイにする加湿器。
加湿するとウイルスは落下し、机や家具などに付着しますが、次亜塩素酸を空気中に放出することで、浮遊している菌やウイルスを除菌できます。次亜塩素酸とは
殺菌・漂白・脱臭に優れ、古くから消毒剤としてプールの除菌などに使われる塩素系薬剤の有効成分。
漂白剤などに使われる「次亜塩素酸ナトリウム」とは全く別物で、肌に優しい成分でできています。
付属品:除菌フィルター、除菌フィルターおさえ、塩化ナトリウム(300包入り)
サイズ(約):幅400×奥行220×高さ520mm
質量(約):8.6kg
電源コードの長さ(約):1.8m
タンク容量(約):3.8L
HLF-Z5000は、水を含んだフィルターに風を当て、水を気化させて湿度を調節する「気化式」の加湿器。
ヒーターを使用しないので熱を発する心配がなく、消費電力が小さいため長時間使っても電気代が抑えられるのが特徴です。
操作は天面に並ぶボタンで行います。
風量は自動・強・弱から選べ、600mL ⁄ h※加湿可能なターボ運転も行えます。
静音運転に切り替えると、ささやき声よりも小さい23dBで駆動するので、寝室でも快適に使えます。
※加湿フィルターを使用し日本電機工業会規格(JEM1426)に基づき、室温20°C、湿度30の環境における値。
正面のパネルは下部を手前に引くと外れ、中には吸気フィルターがあります。
右側面には約3.8Lの水が入る大容量水タンクがあり、水を満タン入れると約6時間以上の加湿ができます。
水タンクを取り出してトレーを引くとフィルターが出てきます。
フィルターは加湿・除菌用の2種類が付属。
部屋中しっかり加湿したいときは加湿フィルター、除菌をしたいときは高さが半分ほどの除湿フィルターを使います。
フィルターは、水道水に約30分間浸してからセットしましょう。
次亜塩素酸で空気中を除菌・脱臭
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水道水の入ったタンクに付属の塩化ナトリウムを1包入れて、次亜塩素酸を生成します。
塩化ナトリウムは必ず付属のものか、別売の「HP-Z50S」を使用しましょう。
タンクと除菌フィルターをセットして、ターボで運転開始。
約20秒後、天面のルーバーが開いてさわやかな風が出てきました。ターボだと「ブォーーーー!」っと運転音は大きめですが、風量が強くて少し離れた場所でもしっかり風が届きます。
風量を弱・静音運転にすると、静かな部屋で耳を澄ませてやっと音が確認できるくらいでした。
強い風を直接嗅いでも、塩素のニオイがしないのが驚きです。冷たくてさわやかな風が部屋中に行きわたり、心なしか空気が洗われていくようですが、本当に周囲のニオイをカットしているのでしょうか?
気になるので実験してみます!
どれだけニオイが取れるか実験!
1人用のテントに、塩化ナトリウムを使い除菌フィルターをセットしたHLF-Z5000と、ニオイが強い食べ物を入れて、どれだけ脱臭されるのか試します。
すでにテントの外まで空腹を誘う香りが漂っていますが、一体どうなるのか・・・ターボモードで運転開始!
約20分後テントを開けてみると、あれ・・・ニオイが消えた・・・!?
食べ物に近づいて直接嗅ぐとニオイはありますが、空気はほとんど無臭です。
次亜塩素酸が脱臭に優れているというのは本当だったんだな・・・。
ペットのいるご家庭や部屋干し臭など、日常のあらゆるニオイをカットしてくれるので常に運転しておきたいです。
嫌なニオイがなくなると一気に清潔感のある部屋になり、とても快適に過ごせますよ。
しかし喫煙環境では、加湿器の性能低下などの可能性があるため、次亜塩素酸を使った除菌・脱臭は行えないので注意してください。
ちなみに20分放置した食べ物は、当然麺が伸びて冷たくなっていましたが、スタッフが美味しくいただきました。
定期的にお手入れをしましょう
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水タンク:毎日
トレー:1週間に1回程度
吸気フィルター、除菌/加湿フィルター:2週間に1回程度汚れが溜まるとカビが生えたり、性能低下の恐れがあるので、定期的にお手入れをしましょう。
水タンクは毎日軽く水道水で洗い、吸気フィルターは2週間に1回掃除機でほこりを取ってください。
約1週間運転するとお手入れランプが点滅するので、電源プラグを抜いてからトレーを洗います。
2週間連続使用時にもお手入れランプが点灯するので、除菌/加湿フィルターを水に浸けて洗いましょう。
お手入れランプは、部品をセットしなおして「塩投入確認」ボタンを約3秒間押せば消灯します。
まとめ
ウイルス対策に大切な加湿と除菌の両方ができる、日立の次亜塩素酸加湿器『HLF-Z5000』。
次亜塩素酸を浸透させたフィルターに汚れた空気が通る事で、ウィルスの除菌や、脱臭されたキレイな空気を部屋にお届けし、快適な空間で生活ができます。
今回実験をしてみましたが、脱臭がとても優れていて、食べ物やペット、部屋干し臭など日常のあらゆるニオイをしっかりカットしてくれます。
寒い時期には部屋の加湿、湿度が高くなってきたら除菌・脱臭と、オールシーズン大活躍の加湿器です。
空気環境が不安な方は「HLF-Z5000」を導入して、キレイな空間で快適に過ごしてみませんか? 2021.03.25 (もあ)