2022.09.07
Joshin 試用レポート
カメラ?プリンター? 撮ったその場で写真ができる手のひらサイズのiNSPiC ZV-223
キヤノン インスタントカメラプリンター iNSPiC ZV-223
撮ったその場で写真ができる、キヤノン iNSPiCシリーズのインスタントカメラプリンターが新しくなりました。
ZV-223では可愛いピンクカラーを採用!ライブビュー撮影やSDカードプリントに対応し、より便利になりました。
コンパクトカメラが薄〜くなったような手のひらサイズのiNSPiC ZV-223で日常を撮れば、街歩きがもっと楽しくなりますよ。
ライター:ぴよこ
キヤノン インスタントカメラプリンター iNSPiC ZV-223
コンパクトカメラを薄型にしたようなデザインの、iNSPiCシリーズのインスタントカメラプリンター ZV-223。
前モデル(ZV-123)で人気だったレンズ周囲の自撮りミラーとリングライトは健在!
カラーはピンクゴールドになって、カメラなのにアクセサリーのようなゴージャスな雰囲気を持ち合わせています。
小さくて軽いし、一般的なスマホと同じような薄さです。
バッグに入れて持ち歩き、いつでも好きな時に写真を撮って、その場でプリントが楽しめます。
撮影した写真をプリントするだけでなく、専用アプリを使ってスマホカメラで撮影した写真もプリントできますよ。
スマホを使っての遠隔撮影や、microSDカード(別売)にZV-223で撮ったデータの保存もできます。
本体サイズ(約) | 幅121.0×高さ80.3×厚み22.5mm |
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重量(約) | 188g(用紙を除く) |
充電時間(約) | 120分 |
印刷可能枚数(約) | 25枚 |
Bluetooth | 5.0 |
本体上部に電源・シャッターボタンが配置し、撮影モードスイッチがあります。
撮影モードは「風景」「人物(シャッターあり)」「自撮り(シャッターなし)」の3つから選べます。
底部には充電端子(microUSB)と、撮影データの保存用にmicroSDカードの挿入部が配置。
カードを挿入しなくても撮影はできますが、撮ったデータを残したい場合はSDカードを用意してセットしてください。
長方形と丸型のシールができる! インクいらずの専用用紙
背面右上にファインダー、フィルターボタン、フチボタンが配置。
フィルターはボタンを押すごとに[なし→モノクロ→ビビッド]と切り替わり、選択中のモードはランプが点灯(なしの時は消灯)します。
スリット部分が用紙カバーで、横にスライドすると外れます。
専用用紙「Zero Ink®technology」はシールタイプで、全面に印刷される長方形型と、1シートに小さな丸型シールが2枚できる丸型シール用紙があります。
名前の通りインクを使わず、熱をあてることで用紙に埋め込まれた色が出てくる、ポラロイドカメラと同じ方式です。
丸型シールはアプリを使って写真データの配置を決めます。
カメラで撮影する時に用紙の入れ替えを忘れると、プリントした後に「用紙、丸型やん!」と叫ぶ事になります。ご注意ください。
用紙袋には、必ず青い厚紙(スマートシート)が封入されており、印刷はじめに本体に読み込ませることでプリンターの調整ができるので、必ず用紙と一緒に必ず挿入してください。
紙は下から順番に吸い込むので、厚紙が1番下になるようにセットします。
シャッターボタンを押すとワンテンポ遅れて「カシャッ」とシャッター電子音が鳴ります。
数秒間のプリント待機時間があった後、ウィーーンと小さな音を立てて写真が本体から出てきます。
レンズ部分が上向きの時、用紙は裏向きで出てくるのでワクワクしながら待ちましょう。
印刷時間は約50秒です。
iNSPiCのプリントらしい味のある写真の完成!
フィルターなしでもトイカメラで撮影したかのようなレトロな雰囲気でカワイイです。
3つのフィルター、フチのありなしが選べます
同じ被写体をフィルターを変えて撮影してみました。あれ?被写体がカラフルだったからか、ビビッドとフィルターなしがあまり変わらない。
被写体の自体の発色がよかったりするとあまり変化が見られないこともありそうです。
ファインダーを覗くと自撮りミラーと同じように写真に入る枠が見えるので、枠にはめて被写体が中央になるように撮影を行いましたが、被写体は上側・やや右寄り配置という状態に。
風景を撮るような場合は上手に撮れるのですが、接写だとズレやすいので少し慣れと感覚が必要です。
フチありだとよりインスタントカメラで撮ったような写真になってこっちもかわいい!
アプリを使えばスマホの写真データもプリントできる
専用アプリ『Canon Mini Print』と接続をする事で、スマホやSDカードに保存した写真データのプリント・加工が行えます。
本体の電源を入れ、アプリ画面右上にあるマークを押して「新しいプリンターを追加」を押せば、自動的にカメラと接続ができ、接続されるとアイコンに本体のパッテリー残量が表示されます。
「アルバム」「コラージュ」「サークルレイアウト」からプリント、加工ができます。
画像の明るさやコントラストなどの変更、フレームやテキスト、スタンプが使えますのでデコレーションを楽しみたい方はもっぱらアプリがおすすめです。
カメラを置いたままスマホで撮れる! ライブビュー撮影機能搭載
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ZV-223にはライブビュー撮影機能が搭載されています。
ZV-223を高さのある所に設置して、アプリ画面でメニューを開くとカメラが映す映像をアプリ画面で確認できます。
スマホでシャッターがそのまま切れるので、自撮りする時や大人数で撮影する時にも失敗せずに写真が撮れます!SDカードを入れておくと撮影データが保存されてアプリから何枚でもプリントできます。
思い出の写真はどんどん撮って保存・プリントを楽しんでください。
サークルレイアウトでシールの枠線ギリギリを攻めてみた
丸型シールを使う時はプリントメニューより「サークルレイアウト」を選択し、好きな画像を選んで丸いシールに合わせてプリントします。
「被写体をシールに入れたいけれど、シール枠に入るのか際どい写真ならどうなるのか」という事で、シール枠ギリギリを攻めてプリントしてみました。
アプリ画面より少し画像が縮小されたのか、写真の中に余白が出来ちゃった!
画像はシールの点線枠ではなく、丸枠いっぱいに画像が入るように配置したほうが失敗はなさそうです。
まとめ
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プリントした写真はシールですので、手帳や日記に貼って思い出を残しましょう。
丸型シールは小さいので手帳にも貼りやすく、デコレーションなどにも使いやすいかと思います。
友人や家族と写真を撮って、その場で写真をプレゼントしやすく、財布などに大切に保管しておけるサイズなのもiNSPiCの魅力です。インスタントカメラながら、アプリと接続を行ってスマホカメラの専用プリンターとしても活用できます。
旅行先でついつい沢山撮ってしまった写真や、子供の日々の成長の様子を、厳選しながらiNSPiCでプリントしてみてください。
思い出が色鮮やかに残り、手帳やノートに貼ればステキなアルバムが完成しますよ。 2022.09.07 (ぴよこ)