壁紙の下地完全マニュアル


『床材を張る前のこの下地はどうしたらいいの!?』という声にお答えします。
床もメイクも下地が大切。きれいな下地で、きれいな仕上がりを目指しましょう。
※下地の種類によって下処理が必要になります。下の各項目をご確認下さい。


フローリングなど既存床

フローリングなど既存床

平坦な場合はそのまま上から施工できます。 きれいに床を掃除した後、床をしっかりと乾かしてから施工してください。
フロアタイルを敷く場合は、下地のクッションフロアははがしてからの施工をおすすめします。

ひび割れや凹凸がある場合は アースシールで下地を平坦にしてから施工してください。

※マンションのフローリングなど防音性のあるフローリング(L-45)の場合、フロアタイル・Pタイルを施工すると、目すきする場合がありますのでご注意ください。


コンクリート・モルタル

コンクリート・モルタル

平坦な場合はそのまま上から施工できます。
きれいに床を掃除した後、床をしっかりと乾かしてから施工してください。

  • ひび割れや凹凸がある場合は アースシールで下地を平坦にしてから施工してください。
  • 15分程度で硬化します。

水周りや、水がかかる恐れのある場所に施工する場合は、
下地をしっかりと乾かしてから、耐水型の接着剤で施工してください。


ベニヤ板・コンパネ

ベニヤ板・コンパネ

平坦な場合はそのまま上から施工できます。
きれいに床を掃除した後、床をしっかりと乾かしてから施工してください。

コンパネの継ぎ目やネジあとなど段差やすき間がある場合は
アースシールで下地を平坦にしてから施工してください。


タイル・石材床

タイル・石材床

平坦な場合はそのまま上から施工できます。
きれいに床を掃除した後、床をしっかりと乾かしてから施工してください。

  • デコボコを埋めるように アースシールで平坦にします。
  • 15分程度で硬化します。

水周りや、水がかかる恐れのある場所に施工する場合は、
下地をしっかりと乾かしてから、耐水型の接着剤で施工してください。


畳(たたみ)

畳(たたみ)

通常、たたみの上にはそのまま施工できません。
たたみをはずして、その下の下地に合わせて下地処理をしてください。 たたみを外して、床が下がる場合は、コンパネなどで、床の高さを調節してください。

・たたみを外さずに施工できるもの

「チクチクしない」タイプのクッションフロアでしたら、畳の上から置き敷きにして カーペット用固定ピンなどで固定してお使いいただくことができます。

チクチクしないクッションフロア商品ページ >>

※湿気がたまりやすくなるので、定期的にクッションフロアを外して換気するようにしてください。
  ※一般的なクッションフロアは、裏面にグラスウールが含まれており、畳側に移ってしまう可能性が
  あることから置き敷きでのご使用はおすすめできません。
  ※つなぎ目の部分は裏側からガムテープなどで固定してください。



ベニヤ板・コンパネ

ベニヤ板・コンパネ

通常、カーペットの上にはそのまま施工できません。
カーペットをはがして、その下の下地に合わせて下地処理をしてください。


床下収納

床下収納

キッチンなどで床下収納がある場合は、床下収納の金具を外して施工してください。





・クッションフロアの場合

  • 床下収納の金具を外します。
  • 金具が外せました。

  • 上からクッションフロアを広げ、 収納庫の穴の部分以外をカットします。 この時点でクッションフロアを接着しておくと、シートがずれずに切りやすいです。




  • 指で穴の部分を探り当て
  • 穴のフチにカッターの刃を沿わせてくりぬきます。
  • くりぬけたら、金具をはめます。


  • フタを先ほどくりぬいたシートに合わせて型取りします。
  • ぴったりサイズに切れたら、 フタにシートを接着します。
  • 金具をもとに戻します。


  • 柄もぴったり合って貼れました。
  • 見切りもきれいに納まっています。


・フロアタイルの場合

フロアタイルの場合は、少し厚みがあるので、 床側の金具を、フロアタイルの厚み分底上げして施工してください。