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1.こちらのページで必要な資材と道具

ミラーマット
 
ミラーマット
 
■その他の必要な道具
滑り止め手袋
ピアノ線
※ホームセンター
等で数百円
で販売
ヘラ状のもの
ドライバー
※電動ドライバー
でも可
ペンや鉛筆
※消しやすいもの
がおすすめ
■その他の必要な道具
滑り止め
手袋
ピアノ線
 
※ホームセンター
等で数百円
で販売
ヘラ状のもの
 
ドライバー
 
※電動ドライバー
でも可
ペンや鉛筆
 
※消しやすい
ものがおすすめ

2.金具をずらす

まずは鏡の上部の金具を、ヘラ状のものやマイナスドライバーで上に押し上げます。
金具を押し上げたあと、もし鏡が外せそうならそのまま外しましょう。

もし鏡が外れない場合は、次の作業へ移ります。
作業するときは、肌の露出を防ぐように長袖、長ズボン、滑り止め手袋を着用して、専用の工具を使いましょう。
万が一、鏡が破損した際に怪我を防ぎ、安全に作業を行うことができるよ。
古い鏡だと金具が固まって動きにくくなっている場合もあるので、その場合はマイナスドライバー等を金具の横から差し込んで、少し力を入れて上に押し上げてね。
※あまり力を入れすぎると鏡が割れる場合があるので、十分に注意してね。

3.鏡の裏側を外す

金具を押し上げても鏡が外れない場合は、鏡の裏側で壁に貼り付けられているので、裏側を外します。

まずは作業がしやすいように、ピアノ線を割りばしなどの硬いものに巻き付けましょう。
ピアノ線の長さの目安は、鏡の横幅のサイズの1.5~2倍くらいの長さを引き出しておくと、作業がしやすくなります。
※実際に作業する際に、ピアノ線を割りばし等に巻き付けて長さを調整しましょう。
ピアノ線の代わりに、よくダンボールケースに巻かれている「PPバンド」が使われる例もあるけど、鏡の裏側の接着の方法によっては作業が難しい場合もあるので、できればピアノ線を使ってね。ピアノ線は、ホームセンターなどで数百円で販売されているよ。
僕も親方から「安全に作業を行うためには、なるべく正しい道具を使うように」と、よく言われているよ。
ピアノ線が用意できたら、鏡の上の金具を外したところからピアノ線を鏡の裏側に通します。
ピアノ線を鏡の裏側に通せたら、鏡が外れたときに手前に倒れてこないように、上部の金具を鏡に一旦セットして再度鏡を固定します。
鏡を再度固定できたら、ピアノ線を左、右、左、右と交互に力を加えながら下の方に引き下ろして、鏡の裏側の接着面を壁から切り離していきます。
鏡の裏側を壁から引き離せたら、鏡の上部の金具を再び上へ押し上げて、ピアノ線を鏡の裏側から抜き出します。
このとき、鏡が手前に倒れてこないように気をつけましょう。

4.鏡を取り外す

鏡を持って少し手前に倒して、鏡を下の金具から上へ抜き出します。
このとき、鏡を手前に倒しすぎると鏡が破損する恐れがあるので、注意して鏡を抜き出しましょう。
鏡を取り外したら、壁の表面の付着物などをヘラ状のものできれいに取り除きます。

5.新しい鏡を取り付ける

浴室の壁の表面がきれいになったら、元々壁についている金具のネジがゆるんでいないか確認します。
もしネジがゆるんでいれば、ネジをしめ直しておきます。

上の金具は、最終的に下にスライドさせて鏡を固定するので、金具がスライドできるくらいのネジのしめ具合で上にスライドさせてとめておきます。
金具を確認したら、次は壁にミラーマットを貼ります。
ミラーマットとは、鏡の取り付けに使用されるスポンジ状の両面テープです。

まずは、元々壁にミラーマットが貼ってあった位置を確認して、ミラーマットのサイズを合わせてカットしておきましょう。

もし元々ミラーマットが貼っていなければ、ミラーマットの必要枚数を用意して、壁に貼る位置を決めましょう。

ミラーマットを貼る位置を決めたら、ミラーマットの剥離紙をはがして壁に菱形に貼っていきます。
そのあと、反対側の剥離紙もはがしておきます。
必要なミラーマットの枚数と貼り方は下記を参考にしてね
■鏡サイズ(単位:mm 最大900 × 1800mm 厚み:5mmのみ)
横・短辺サイズ
mm ×
縦・長辺サイズ
mm ×
鏡の厚み
mm
必要枚数=
■ミラーマットの貼り方例
鏡を取り付ける範囲の壁に、なるべく均等に貼ってね
また、ミラーマットを菱形に貼ると、鏡の裏側の水はけが良くなって水がたまりにくくなるよ。
浴室の鏡を少しでも長持ちさせるポイントだよ。

壁の均等な
位置に貼る

端は鏡の取り付け
後に横から見えな
いように2cm以上
間隔を空けて貼る

ミラーマットは半分に切ったりして
分割して貼り付けても良い

ミラーマットの数量が奇数の場合も
均等にはる
鏡の向きが横長の場合も同様に均等に貼る
■ミラーマットの貼り方例
鏡を取り付ける範囲の壁に、なるべく均等に貼ってね
また、ミラーマットを菱形に貼ると、鏡の裏側の水はけが良くなって水がたまりにくくなるよ。
浴室の鏡を少しでも長持ちさせるポイントだよ。

壁の均等な位置に貼る

端は鏡の取り付け後に横から見えないように2cm以上間隔を空けて貼る

ミラーマットは半分に切ったりして分割して貼り付けても良い

ミラーマットの数量が奇数の場合も均等にはる

鏡の向きが横長の場合も同様に均等に貼る
ミラーマットの剥離紙を全てはがせたら、次は下の金具に鏡をセットします。
このとき、鏡を手前に倒しすぎると鏡が破損する恐れがあるので、注意して鏡をセットしましょう。
鏡を壁に貼り付けたら、最後に上部用の金具を下にスライドさせて鏡を固定しましょう。
これで浴室の古い鏡の交換は完了です。
お疲れ様でした。
このページでは、比較的単純な構造の浴室の鏡の場合の交換方法をご案内したけど、もしこれ以外の複雑な構造の浴室だったり、大きいサイズの鏡の場合だと、この方法での交換は難しいので、無理せず近くの業者様に相談するか、当店「かがみどっとねっと」まで気軽に問い合わせてね。
■浴室の鏡を金具で取り付ける場合の注意点
・もし鏡だけでなく金具も交換される場合は、当店「かがみどっとねっと」の取り扱いの金具と古い金具の穴の位置が合わない場合があります。下記の金具の商品ページにて当店の金具の図面を掲載しておりますので、そちらの図面と照らし合わせて金具の穴の位置にズレがないかご確認ください。
4点止め金具の商品ページはこちら>>

・もし鏡の交換ではなく、新たに浴室の壁面に金具で鏡を取り付ける場合は、壁面の内部がネジで止められない素材であったり、ネジ穴を開けることにより浴室の断熱や防水などの機能が失われてしまう恐れがございますので、必ず建物の管理会社や施工会社に確認してください
鏡の取り付けに関する免責事項について
・当店「かがみどっとねっと」でご案内している取り付け手順以外の、取り付け方法や資材等のご使用での不具合や事故につきましては、当店で責任や保証を負うことはできません。

・ミラーマット、ミラーボンド、速乾ボンド等を併用した鏡の取り付け、取り外し後の壁面の汚れ、壁紙はがれ、べたつきが生じた場合、当店「かがみどっとねっと」では責任を負うことができませんので、予めご了承をお願いいたします。






■編集後記
性別記号である「♂と♀」、「♂」は男性を表し「♀」は女性を表す、お馴染みの記号ですね。
この記号の由来は、元々はそれぞれ惑星を表す記号だそうです。
「♂」は火星を表し、その起源は、火星と同一視されているローマ神話の戦と農耕を司る軍神マルス。
この軍神マルスが持つ槍「↑」と盾「○」を組み合わせて、「♂」という記号になったそうです。
「♀」は金星を表し、その起源は、金星と同一視されているローマ神話の愛と美を司る女神ヴィーナス。
この女神ヴィーナスが手鏡「○」を持つ「+」姿を組み合わせて、「♀」という記号になったそうです。
 
女性を表すシンボルとして鏡が選ばれたということは、太古の昔より女性にとって
それだけ”美”が重要視され大切にされてきた、ということですね。
 
当店「かがみどっとねっと」も、そのような女性の”美”への追求を少しでもお手伝いできるように
良い鏡をご提供し続けることに努めます。
 
以上、金星と女神と鏡のロマンティックなお話でした。
 








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