福島原子力発電所の事故に伴う放射能汚染に対する、弊社の取り組みについて、お知らせいたします。
弊社では2012年3月21日から放射能検査(自主検査)を開始しました。
測定機器は厚生労働省の定めた「食品中の放射性セシウムスクリーニング法について」に書かれている性能要件を有する機種(NaI(Tl)シンチレーション検出器)を使用し、測定は放射性物質測定技能試験に合格した検査員が行っております。(測定器は、2012年4月1日からの新基準(一般食品対象)に対応しています)
主な原材料である醤油や鰹節などの国産原材料30種類以上を受入ロット毎に検査し、容器に詰める前の最終製品液についても製造ロット毎に検査しています。上述のシンチレーション検出器で疑義を生じた場合、社外検査機関でのGe半導体検出器による高精度検査にかけています。最終製品の社内許容基準値は、厚生労働省が定めた一般食品の基準値100ベクレル/kgの1/50である2ベクレル/kgとして、開始以来2020年9月30日時点で26,642検体の測定を終え、現在までのところ最終製品での検出は一切認められていません。
また、製造に使う水の放射能検査については、製造工場が香川県であり、香川県が発表している大気中の放射線の量も通常値であることから、自主検査は行っていません。
上記のように、弊社ではお客様の安全上問題と思われる原材料は使用していません。放射能検査は今後も継続する予定です。
放射能につきましては、関係省庁が発信する関係通知に適切に従うとともに、関連の情報収集にも努めますので、引き続き弊社商品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
2020年10月1日現在