生地の森は、おかげさまで2025年9月に20周年を迎えます。
この節目の年に、長年ご愛顧いただいているお客様に感謝の気持ちを込めて生地の森でも特に支持されてきた「麻・リネン生地の定番3商品」をご紹介いたします。
私たちは、お客様に”まずは生地を手に取り触れていただくことで、生地の森のこだわりを感じてほしい”と考えております。
品質にこだわりながらも、できるだけ多くの方に気軽に使っていただきたい。その想いから、この定番3商品は生地の森の麻・リネン生地の中でも特に手に取りやすい価格でのご提供をしてまいりました。
しかしながら、原料や加工賃の上昇が留まることなく続いており、この度2025年8月より価格改定をさせていただく運びとなりました。
昨今の原料コスト高騰により、わたしたちの生地の中には、やむを得ず生産を終了した商品や価格改定を重ねてきた商品がいくつもあります。
そんな中でも、この定番3商品だけは高コストであっても「質に妥協せず、作り続ける」決意のもと、“安さ”をアピールすることもせず、できる限り価格を抑えながらご提供を続けてきました。
正直なところ、それは決して簡単な道ではありません。
それでも、長く愛用してくださっているお客様に、変わらない品質の生地をお届けしたい。その一心で、協力工場と共に価格を抑える努力を続けてまいりました。
それが、生地の森が20年間守り続けてきた原点であり、これからも変わらず大切にしていきたい誇りです。
これまでご愛用いただいてきた皆さまに、改めてこの生地たちの魅力に触れていただけたら嬉しく思います。
8月の価格改定を前に、今一度、わたしたちの想いと素材の真価を感じてみてください。
使い込んだようなくったりとした風合い、古着に見られるようなあたりや色ムラなど、あえてフェード感が出るよう特殊なリュードバックハーフ加工(Rudeback® Half)を施した生地です。
生地の厚さが程よく扱いやすいので、ハンドメイド初心者の方にもおすすめ。シンプルなお洋服も仕立て映えします。使い込むほどに増す風合いを是非お楽しみください。
肉厚でくったりした風合いが魅力なのでカジュアルテイストでナチュラルな服作りに最適。
特にジャケットやシャツ、パンツ、エプロンまで、日常使いのアイテムにおすすめです。
リアルな古服感を生み出すため施されたダメージダイド&ウォッシュ(ddw®)加工によって、自然に生まれる不均一なシワや染めムラが素材の味わいを引き出し、ヴィンテージライクなダメージ感を演出。
しっかりとした中肉感の中にも柔らかさのある風合いに仕上げ、サラリと肌離れの良い質感に清々しさを感じていただけます。
適度な張りとさらりとした肌離れの良い風合いは、特に春から夏向けの服作りに最適。
カラー展開も多く女性から男性、年齢を問わずお使いいただけます。
60番手糸を使用した上質なベルギーリネン。
生機(キバタ)を薬品等による下処理を行うことなくダイレクトに染め上げるナチュラルダイド加工を施し、繊細な透け感と洗いこまれた柔らかなシボ感、職人の技が光るカラーが特徴的な雰囲気ある生地です。
薄手でありながらもふっくらとした弾力感と、くたっとしたとろみのある風合い。春夏の季節を問わず雰囲気をお楽しみいただけます。
繊細な薄手の生地感と肌なじみの良い柔らかな落ち感を活かして、フレアーやギャザーなど分量のあるデザインにおすすめです。
これまで、たくさんのお客様にお求めいただき、皆さまから愛される人気のリネン・麻生地へと成長いたしました。
価格改定後もこの3商品は、生地の森のリネン生地の中でもお安い価格設定にてご提供できるよう全力を尽してまいります。
素材の風合いが生きた、生地の森ならではの麻・リネン生地をぜひ体感ください。
生地の森オリジナル生地誕生における秘話や、生地作りにまつわる裏側を、スタッフコラム「ファブリックマガジン」にてご紹介しています。
長く愛されてきた生地の森の代表作
品質と価格にこだわり抜いた
3つの麻・リネン生地をご紹介します。
2025年8月の価格改定を前に、
改めてその魅力に
触れていただければ幸いです。