キャンバス生地はどのような生地なのか、特徴や気になるデメリットから、
洗濯などの取り扱い方法を解説します。
さらにキャンバス生地で作れるアイテム例や縫製に適したミシン針・糸もご紹介。
ぜひキャンバス生地選びや取り扱いの参考になさってください。
目次
キャンバス生地とは「丈夫でしっかりとした厚み」が特徴の、太い糸で密に織られた平織りの生地のことです。
“帆布(ハンプ)”とも呼ばれ、主にバッグやエプロン、スニーカー、テントなど、強度が求められるアイテムに広く使われています。また、絵画に使われる画材キャンバスも、主に麻のキャンバス生地を加工して作られています。
天然繊維(コットンやリネン)で作られたキャンバス生地は、種類や加工方法によっても、厚みの違いや柔らかさ、風合いなどさまざまな種類があります。
キャンバス生地は、さまざまな素材で作られており、幅広い用途で使われている生地です。
ここでは、その中でも綿や麻などの天然繊維で作られたキャンバス生地の、主な5つのメリットをご紹介します。
太い糸を高密度に織り上げているため、摩擦や引っ張りに強く、日常使いのバッグや雑貨でもヘタりにくい丈夫さがあります。
しっかりとした風合いがあるので、トートバッグやポーチ、エプロンなど「形をキープしたいアイテム」に最適。
布目が安定しており、家庭用ミシンで扱いやすい厚さのものも多く、初心者さんにも人気です。
コットンやリネンを使ったキャンバス生地は通気性がよく、日常使いのアイテムにぴったり。
使い込むほどに柔らかくなり、色落ちやアタリが出て、味わい深い表情になっていきます。「育てる布」としても人気です。
キャンバス生地は、多くのメリットがありますがデメリットもあります。
しかし扱い方のコツや適切なお手入れ方法を理解することで、長く愛用できる頼もしい味方です。
4つの注意点をまとめましたので、ポイントをおさえておきましょう。
厚みがあるため、縫い代が重なる部分ではミシンが進みにくいことがあります。
天然繊維ゆえ、水に濡れると縮みやすくシワも出やすい特性があります。
ハリがある素材のため、一度ついた強い折り目が戻りにくい場合があります。
吸水性が高い反面、濡れると重くなりやすく、厚いため乾燥に時間がかかりやすい点があります。
キャンバス生地は洗濯することで柔らかさが出ますが、縮みやシワも出やすい素材です。
用途に合わせてお洗濯の有無を選ぶことが大切です。
脱水は短時間にし、形を整えて陰干しを推奨します。
※長時間の脱水や洗濯後の放置は、シワの原因となります。
トートバッグなどのハリや形を保ちたいアイテムは、洗濯を控えることで保持できます。
色落ちやアタリを楽しみたい場合は、繰り返しのお洗濯もOK。風合いが育っていきます。
タンブラー乾燥はNG。型崩れや強いアタリの原因になりますので、お避けください。
天然繊維(コットンやリネン)は中温〜高温が可能です。
裏面からアイロンをかけるか、または当て布を使用しましょう。
シワが取れにくい場合は、霧吹きやスチームアイロンで水分を与えながら当ててください。
熱が残ったままだとたたみジワがつきやすいので、冷めてからたたむのがポイントです。
光の当たらないところで保管してください。日光や蛍光灯などの光は、色褪せや変色の原因となります。
風通しの良い場所で保管してください。湿気はカビや劣化の原因となります。ビニール袋での長期保管も避けましょう。
生地をたたんだ状態での長期保管は避けてください。強いたたみジワは取れにくくなります。また、重い物を上に置かないようご注意ください。
キャンバス生地は「厚い=バッグ」というイメージがありますが、種類により厚みの違いもあれば、加工による柔らかさの違いなどもあります。
そのためキャンバス生地は、種類によってさまざまなアイテムを作ることができます。
コート
IN50720 綿麻キャンバスダメージダイド (1/ベージュ)
サロペットパンツ
IN50248 コットンキャンバスリュードバックハーフ (15/ブルー)
トートバッグ
IN10002 11号帆布ヴィンテージ (3/カーキ、6/キャメル、20/クリーム、19/ラベンダー、18/サックス)
ジャケット
IN50748 綿麻ヘビーポプリンダメージダイド (3/カーキ)
パンツ
IN50747 コットンヘビーポプリンリュードバックハーフ (BE/ベージュ、PK/ピンク)
生地の森のキャンバス生地は、主に天然繊維(コットン・リネン・綿麻)を使用し、丈夫さと同時にやわらかさや肌あたりの良さにもこだわっています。
使い込むほどに擦れやアタリが生まれ、少しずつ手に馴染みながら、味わい深い風合いへと育っていくキャンバス生地です。
バッグはもちろん、コート・ジャケット・パンツ・スカートなどの衣類からカバー・クロスなどインテリア類まで、幅広い用途にお使いいただけます。
商品番号:IN10002
生地の厚み…厚地
厚地でしっかりとしたハリコシがあり、自然でぬくもりのある素朴な風合いが特徴。
長年使い続けることで擦れやアタリが付いて馴染み、ヴィンテージ感を育てる楽しみを味わえるキャンバス生地です。
主にバッグ・エプロンなどにおすすめ。
商品番号:IN50248
生地の厚み…中厚
厚すぎず、微細なシワ感や染めムラ感など味わいのある表情と、程よいハリと柔らかな風合いが特徴。
使い手によって少しずつ柔らかく馴染み、アタリや色落ちが出て、自分だけのユーズド感を楽しめるキャンバス生地です。
11号帆布より若干薄く柔らかいので、バッグだけでなく、コートやジャケット・パンツ・スカートなどの衣類にもおすすめ。
商品番号:IN50747
生地の厚み…普通
普通地で程よいハリ感の中に柔らかさを感じるぬくもりのある風合い。
使い始めは発色の良い生地が、着用し洗濯を繰り返すことで、徐々にアタリや擦れなどによる色落ちのエイジングを楽しめる生地です。
コットンキャンバスよりも少し薄いので、軽めなアウター・ボトムスから、巾着のような袋小物やカバー類などにもおすすめ。
手で水洗いをした後、半乾きの状態でアイロンを当てています。
(※洗濯方法により、縮率に多少の違いが生じますので、予めご了承ください。)
キャンバス生地は厚みがあり丈夫。
主にバッグやエプロンなどに使われます。
生地の森のキャンバス生地は、独自の加工法により、シワ感や染めムラ感など味わいのある表情と、張り感を持ちながら柔らかな風合いが特徴。
バッグだけでなく、コート・ジャケット・パンツ・スカートなどの衣類やカバー・クロスなどインテリア類まで、幅広い用途にお使いいただけます。
作りたいアイテムに応じて生地をお選びいただき、アイテムに合ったお取り扱いをしていただくことで、長くご愛用いただけます。
ぜひあなたのお気に入りを見つけてくださいね。