●発熱部は肌に直接当てずに、タオル・布・びわ葉などを挟んで、または着衣(薄着・パジャマ)の上から、心地良い温度に強弱で調整します。
●一ヶ所に10秒から20秒ほど時間をかけて、熱ッと感じるまで同じ位置に押し込んで当てます。
●体に押し込んで当てることで、温熱を加えながら指圧効果が得られます。ピンポイントの温熱と指圧で、冷え・コリ・痛み・つかれを緩和します。
●付属の支持ブロック(発泡ポリエチレン製)を使って自分で背中、肩、首など全身に押し込んで当てることができます。
黄帝灸の発熱部を強く押し込んで、自分で体を動かしながらやわらげたい部位に当ててゆきます。ゆっくりと手や足、腰の関節などを動かすと、自分でしか分からない痛い所が見つかります。この痛い点が冷え・コリ・痛み・つかれの原因で、今自分の体が癒やしてほしいポイントであり、当てて欲しいツボです。
最初は一回30分間位で一日2回を目途にしてください。体力がある方、体調が良いときなどは60分間を2回も可です。なお、体調が良くないとき、体力が弱い方や持病がある方など、長時間当てますとその後に身体が 疲れたり、だるく感じる(倦怠感)ことがあります。運動の後や長湯に入った後と同じように、身体の中の血流や リンパ液の流れが活発になり、血行が良くなって新陳代謝が活発におこなわれた結果です。