ランプは心まできれいにしてくれる! (コールテン さん)

ランプが空気をきれいにするとか、いい香りがして美容や健康にも左右するとかいう効能以外に、わたしにとって、そのランプをうっとり眺めているひとときこそ、とても大事な時間なのです。

「どのランプにしよう」とか「どの香りにしよう」とか考えながら火を灯して、ゆらゆらとゆれる炎のダンスをながめながら、「そろそろ吹き消そうかな・・・」と考えているとき、日常の嫌なことをすべて忘れてぼ〜っとできる貴重なひとときなのです。

朝から晩まで、子供達を叱り飛ばしてイライラしたり、人間関係に疲れているときも、ランプをながめているときだけは無心になれるのです。

毎日、我が家の寝る前の会話は、「今日はなんの香りにする?」「じゃあ、きょうはスイカズラ」「きょうはこのこがいい!」…など、さっきまでけんかしたり、叱ったりしてても、この儀式のおかげでぜったい後に引きません。

また、お姉ちゃんが試験勉強する時に、「しっかりやりなさいよ!」…と言うかわりに、
「オーシャン焚いといたからね。」…とやさしく言えたり、子供がすごく落ち込んでいたり、疲れているときは、眠りばなにアンバーを焚いて安心させてやり、寝入った頃に、明日からまた勇気をもってがんばれるように、そっとハスに替えておきます。

そんなわけで、ランプも香りも、もう我が家からは切り離せません。
ランプは空気をきれいにするだけじゃなくて、心まできれいにしてくれるようにわたしは思います。