手軽に楽しめ、アウトドアの代名詞ともいえるバーベキュー(BBQ)。心地よい季節に、あたたかな太陽の下で、仲間や家族とわいわい騒ぎながらの野外料理は、日頃の疲れも忘れさせてくれます。
とはいえ、そんなお手軽なバーベキューでも、いざやってみると一苦労。炭への着火にてこずったり、食材が真っ黒焦げになったりと苦い経験をしている方も多いはず!?
そこで、エルブレスではバーベキューを楽しむ術をど~んと紹介。バーベキューに便利なアイテムや、楽しみ方を紹介します。次の休みは、さっそくバーベキューへ出掛けよう!
バーベキューとは
スペイン語で「(肉の)丸焼き」を意味する「barbecue(バルバコア)」が英語圏に入り、「野外で肉などを調理する」ことを「beabecue(バーベキュー)」と呼ぶようになりました。他に「Bar-Be-Cue」「BBQ」と略されることもあります。
オーストラリアの都市部の公園には無料のバーベキュー施設が完備され、土日になると多くの家族連れなどで賑わいます。
当日までの準備
- 1. 計画を立てる
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バーベキュー場には、キャンプ場、公園、海浜、河畔、湖畔など様々な場所があります。
予約が必要な場所や食材の持込みを禁止している場所、器材をレンタルできる場所、指定区域が決まっている場所などさまざまです。公園の多くは直火が禁止されているため、バーベキューコンロ(気体、液体またはカセットボンベ)を使います。参加者や日程、場所、内容などを考えながらバーベキューの計画を立てましょう。
- 2. 施設を予約する
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バーベキュー場は混雑していることもあるため、参加者の日程、内容が決まったら3日~1ヶ月前には事前予約しましょう。
その際、バーベキューが可能なエリア、設備、利用料、食材・道具の販売やレンタルの有無などを確認しましょう。
- 3. 食材を準備する
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現地に到着してからの時間を有効的に使うため、そしてゴミを出さないためにも、食材の下ごしらえは出発前に済ませてクーラーボックスなどで持っていくことをおすすめします。
また、肉を1日ほどソースに漬けておくと、ちょっと差がつくバーベキューが楽しめます。
当日の持ち物
調理の基本アイテム
ワンランク上のバーベキューを楽しむ!
日射しをよけてゆったり食べよう
あると便利なアイテム
バーベキューとっておきのテクニック
- 1食材を焼くとき、鉄板や金網へのくっつきを防止!
- 充分に温めた鉄板や金網に、食用油またはお酢を塗ると焦げ付き防止になります。
- 2肉の厚さは1cm程度!
- 木炭を使うため温度調節が難しく、焦がしてしまったり、食べてみたら半生の状態だったということがよくあります。短時間で火が通りやすい1cm程度に肉を切っておくことで、中まで上手に焼くことができます。
- 3アルミホイルを使おう!
- アルミホイルに食材と調味料を入れてしばらく火を通せば、手軽に本格的な調理ができます。トウモロコシのバター醤油や鮭のムニエルなどがおすすめ。また、牛乳パックをアルミで包み金網に置くことで、焦げそうな食材の保温台としても活用できます。
- 4ダッチオーブンや燻製器を活用しよう
- 「焼く」だけの印象が強いバーベキューですが、ダッチオーブンや燻製器を使うことで何倍も楽しくなります。料理の幅が広がり、きっと話題も弾むはずです。ワンランク上のバーベキューを目指すなら、もっともおすすめしたいアイテムです。
後片付け
- 1. 鉄板や金網は洗わない
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使い終わった鉄板や金網は、スチールワイヤーブラシで汚れを落とします。その後、空焚きして汚れを燃やし尽くし、再度スチールブラシ、ペーパータオルで汚れを拭き取ります。
こびりつきがひどい場合は、自宅にて洗剤をつけたたわしで洗います。さらに食用油でシーズニングをすることが長持ちさせるコツです。
- 2. ゴミはすべて持ち帰る
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バーベキューで出たゴミは、不燃、可燃に分けて全て持ち帰るのがマナーです。
木炭は燃やし尽くすのがベストですが、グリルの中で残ってしまった場合は念入りに水をかけて鎮火し、可燃ごみとして持ち帰ります。
- 3. 食器類を自宅で洗浄
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自然環境の中で洗剤の使用は厳禁です。ペーパータオルなどで油を取り、自宅に持ち帰ってから洗いましょう。
どうしても洗いたい人は、お茶のでがらしでこすると油が落ちます。