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9月1日が「防災の日」ということは多くの方がご存知だと思います。ご自宅や職場でもさまざまな防災のための取り組みを行っているのではないでしょうか。
ところで、災害に備えて用意をした防災グッズの点検は行っていますか?
季節の変わり目である3月、6月、9月、12月の1日は「防災用品点検の日」と定められています。
この機会に災害への備えを見直してみてはいかがでしょうか?
9月1日は、1923年(大正12年)に発生した『関東大震災』を由来とし、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備する「防災の日」と制定されています。
また9月1日を含む1週間(8月30日から9月5日まで)が「防災週間」と定められています。
2011年3月11日に発生した『東日本大震災』では地震、津波や火災などにより多くの方が被害に遭われました。
その未曾有の災害の経験を風化させないため、家族や職場などで防災について話し合い、行動してもらうことを目的とし3月11日が「防災意識を育てる日」と制定されました。
災害時はコンロやストーブが原因で火災が発生してしまう場合があります。火災が発生した場合は避難する以外、個人で出来ることはあまりありません。
また、避難後に重要になってくるのが、本人確認ができる書類です。これが燃えてしまうと口座にお金が入っていてもすぐには引き出すことができません。
大切なもの(現金、身分証、登記簿謄本など)が燃えてしまわないためにも事前の準備が必要です。
デジタルメディアの保管も重要となります。
クラウドを利用したバックアップが増えてきておりますが、ネットワーク上に保管したくない情報はUSBやCD、DVDなどのデジタルメディアでの保管となります。
しかし、クラウドと異なり自己管理が大切となります。
災害というリスクから情報を守るためには火災や水害が発生した場合も想定し、管理する必要があります。
災害では家具の転倒、落下が原因のけがが代表的です。
またガラスの飛散によるけがもあります、災害時は家具とガラスによるけがが大半を占めております。
災害時のけがの例は出血、打撲、やけど、骨折などです。
自宅での備えは家具から身を守り、万が一のけがにも対処できるように備えておくことが必要となります。
避難所になった場合、底冷えする床で寝られない、自炊の設備がない、プライバシーが保てないなど様々な問題が発生します。
避難所体験として体育館で寝泊まりする機会をつくり、地域住民それぞれの立場から事前にどのような備えや配慮が必要か考えていくことが大切となります。