今や、パンやお菓子に欠かせない定番フルーツのブルーベリー。
丸くて可愛らしい形とちょっと珍しい青紫色は、トッピングにも大活躍します。
なにより、甘酸っぱくて美味しい!大人気のフルーツです。
そんなブルーベリー、実は、小さな果実には栄養がたっぷり詰まっているんです。
ブルーベリーは、アントシアニンを始めとしたポリフェノールや、食物繊維、ビタミン、ミネラル類が豊富。
特に、アントシアニンと食物繊維は含有量が多く、注目の成分です。
皮ごと食べるブルーベリーは、皮に多く含まれる栄養も逃さず摂ることが出来ます。
果物や野菜に含まれるポリフェノールの一種。
ポリフェノールは、植物が光合成する際に発生する色素や渋みなどの成分で、色が濃いものに多く含まれます。これは、紫外線を浴びることによるダメージに耐えるために合成されるものです。
中でもアントシアニンは、パソコンやスマートフォン、テレビなど目を酷使する現代人をサポートする成分として注目されています。
果物の中でも豊富に食物繊維が含まれています。その量は、同じく食物繊維が豊富と言われるバナナのなんと約3倍。
更に、それぞれが異なった役割を持っている水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれるので、バランスよく摂ることができます。
(日本食品標準成分表2015年版(七訂)より[バナナ/生]と[ブルーベリー/生]を引用して比較)
ドライ&シロップ漬け
パンやお菓子に使うのはもちろん、そのまま食べたり、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたり!
幅広い用途に使えるブルーベリー。
冷凍のブルーベリー
ブルーベリーの栄養の多くは冷凍しても失われないので、旬ではない時期にも楽しめる冷凍もオススメです!
暑い時期のおやつにそのまま食べたり、スムージーの材料にも使い勝手の良いアイテムです。
ブルーベリーはパンにもお菓子にも定番の人気フルーツ!
ママパンには、簡単で手軽なレシピから難易度の高いレシピまで色々とご用意しています。
お好みのレシピで美味しく栄養補給してくださいね。
パンのレシピ
お菓子のレシピ
ブルーベリーの歴史や摂取目安量など、豆知識はこちら
ツツジ科スノキ属に分類される果樹。北半球の各地に古くから自生していて、果実が小さな青紫色であることから、ブルーベリーと名づけられました。
日本国内のナツハゼやシャシャンボ、クロマメノキ、ウスノキなども同じスノキ属で、ブルーベリーの仲間です。
栽培品種と野生品種があり、一般的に栽培品種は大粒で甘みと酸味のバランスが良く、野生品種は小粒で酸味が強めです。
生のブルーベリーを一日に40g(20~30粒)~80g程度、アメリカでは約70gの摂取がすすめられています。
また、ドライブルーベリーの場合は10g以上、ジャムの場合は30~40gとされています。
ネイティブアメリカンの貴重な栄養源
ブルーベリーは、元々北米で自生していたものを、先住民たちが貴重な栄養源として日常的に食材にしていました。
17世紀になり、大航海時代を迎えて北米に移住したヨーロッパ人たちが食糧難に面した時に、先住民たちが野生種のブルーベリーを分け与えたことがきっかけで、移住者たちがジャムや保存食に加工したブルーベリーが世界中に普及することになります。
日本へもたらされたのは戦後
1951年(昭和26年)に、アメリカから農林省の北海道農業試験場に導入したのが最初とされています。
150種類以上の品種があり、主に野生種と栽培種の2種類に分類されます。一般的に栽培品種は大粒で甘みと酸味のバランスが良く、野生品種は小粒で酸味が強めです。
栽培種には、果実が大きく甘味が強いことと流通量や品種が多いことが特徴のハイブッシュ、果実が大きく甘みが強いことと成熟前に実がピンク色になることが特徴のラビットアイなどがあります。
野生種には、樹高が低いことと果実が小さくて甘酸っぱいことが特徴のローブッシュ、北欧で自生してることと小さな果実に強い酸味が特徴のビルベリーがあります。
少量のジャムは、電子レンジを使うと簡単で手軽です。
材料
冷凍ブルーベリー:適量
砂糖:ブルーベリーの約40%
レモン果汁:少々
耐熱容器に冷凍ブルーベリーを入れ、砂糖を振りかけます。
様子を見ながら2分~3分ほど電子レンジで加熱し、最後にレモン汁をかけて混ぜ合わせます。